■ 9,999件の投稿があります。 |
【2699】 |
メルカトル (2010年06月08日 23時35分) |
||
これは 【2694】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >おや、結構、辛口の評価ですね。 『イニシエーション・ラブ』は恋愛小説として割り切って読んだとしても、不満が残るし、ましてやミステリとして捉える事はできないです。 『六番目の小夜子』はホラーともミステリともつかず、中途半端で尻すぼみの印象が払拭できません。 >おお、「あまり」ということは、言い換えると、「これ1作ではなく、他の作品にも登場する。」ということですかね。 「家」三部作の残りの二作『動く家の殺人』『白い家の殺人』と、『放浪探偵と七つの殺人』に登場します。 ちょっとアウトロー的なキャラがいい味出していると思いますね。 >以前、メルカトルさんが「本格モノに真摯に取り組んでいる」と評されていましたが、納得できるエピソードでした。 そうでしょう。 今でも第一線で活躍している歌野氏の姿を見るにつけ、ミステリに対する情熱は本物だったと感じられますね。 一時、執筆を中断していた氏ですが、再開したおかげで『葉桜の季節に君を想うということ』みたいな傑作をものにし、日本推理作家協会賞を受賞したわけで、改めて再評価されている作家の一人でしょうね。 >島田氏の、本人いわく「非常識さ」も、本当に心に残りました。 島田荘司氏という人はこわもてな割りに、本当に優しく後輩の面倒見が良い、好人物だと思います。 私はそんな島田氏を尊敬していますし、本格ミステリの復興に物凄い精力を注いだ偉大な作家の一人だと考えます。 新本格のブームも島田氏なくしてはあり得なかったかも知れません。 いずれにしても、ドウコク!さんがまた一つ新たな扉を開かれたようで、私も自分のことの様に嬉しく思います。 >なお、「キャリー」観ました。 感想は後日に。 楽しみにしています。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【2698】 |
ゴールデンゼウス (2010年06月08日 23時26分) |
||
これは 【2696】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >まあ、私のようなボンクラもいますので、一概には言えないと思いますが、ミステリ好きは読み始めからトリックを見破ってやろうとか、犯人を推理して当ててやろうなどと不遜な事を考えがちですからね。 ありますねえ。 私はTVの2時間推理などを見ると、多分この犯人は誰それと言います。 するとカミさんが何で? と聞くのですが、あえて言わず。 すると時間とともに犯人が判明。 当っているとカミさんはその理由を聞きたがりますが、私の場合は単純に何となくなのですが・・的中率は抜群ですが。 これは多分推理やミステリを読んでいると、ある意味一番犯人らしくない人が犯人だったという経験則のようなものだと思いますがね。 >それはまたとんでもない奇想ですね。 >スケールの大きさもここまでくると、笑うしかないでしょうね。 でもただ奇想天外だけではないのですよ。 この作家はかなり日本の伝奇や古事のことに詳しいというか、なんとなく納得してしまうのですよ。 だんだん思い出してきました。 この作家の炎都シリーズは結構悲惨な場面が出てくるにもかかわらず、あまり気にならないのです。 そして一番すごいのは、読後感が実に爽快で気持ちが良いのです。 だから結構なページ数の割には、かなりのスピードで読ませてしまうのです。 ネットで購入するのも便利ですが、本屋で買う利点にはもう一つあり、本の帯や裏の書評を読むことが出来るので、初めての作家でも自分に合うかどうかの判断がつきやすいということですかね。 >もしどうしてもという事であれば、少しだけでも紹介しますが。 乱歩は中学生のときに大体読みました。 これも読んでいます。 それではまた。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【2697】 |
ゴールデンゼウス (2010年06月08日 23時09分) |
||
これは 【2695】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >いや、これがですね、セットでなくても「ちょっと待って下さい」なのですよ。 >王★の餃子や、コ★壱のサラダなんかは、別に注文したものでセットではありません。 >それなのに。 ええ〜、そうなんですか? 私なら即キャンセルですね。普通、一番時間のかかるものが最後で、サラダやなんかはサイドメニューで、できているはずですが。 まあ餃子はランチタイムなどは注文がなくても、多めに作ってあることもありますが。 >ほうほう、そういうキムチがあるのですね。 これはピクルスコーポレーションという会社なのですが、実に日本人に合ったキムチです。 相当旨いですよ。ご飯はもとより、焼きうどん、カレー、鍋物、その他何にでも合う。 まさに万能キムチみたいです。 私もかなりいろいろなのを食べましたが、これが圧倒的に合います。 タレが旨いんでしょうね。 普通の胡瓜、大根などをそのまま一緒に絡めると、あっという間にオイキムチ、カクテキの出来上がりです。 私の行く大手スーパーは普通は1箇所に置くのですが、そのキムチだけは4列くらいにドーンと置いてあります。 是非一度お試しあれ。 Z |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【2696】 |
メルカトル (2010年06月08日 23時05分) |
||
これは 【2693】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >そうかもしれませんね。 ミステリは最後に帰結しないといけませんから。又、ミステリ好きの読者はそういった細かい点も決して見逃しませんからね(笑 まあ、私のようなボンクラもいますので、一概には言えないと思いますが、ミステリ好きは読み始めからトリックを見破ってやろうとか、犯人を推理して当ててやろうなどと不遜な事を考えがちですからね。 私は逆に、気持ちよく騙して欲しい気持ちの方が強いので、「やられた!」と悔しがるのも快感です。 どちらもミステリの醍醐味だと思いますので、途中で真相を看破出来ても、見事に作者の策略に嵌っても、読者冥利に尽きるわけですよ。 だから楽しいんですね。 >あれですよ、まさに。 サイパンが飛んできちゃうんですよ。 皆ただただア然 島にいる住民も何がどうなっているかわからない。 突然海がなくなった。 それはまたとんでもない奇想ですね。 スケールの大きさもここまでくると、笑うしかないでしょうね。 ファンタジーだから、何が起きても許されると思いますが、それにしても島が飛ぶとは・・・何かしらの意図があっての事だとは思いますが。 恐れ入りました。 >私は大きな駅では2〜3店舗の大型書店があるので、大抵はそれで事足ります。 都会はいいですねえ、本当に羨ましいです。 ネットで検索、注文フォームに入力、メールを確認、プリントアウトして書店で照会、これだけの手間が省けるわけですから、私も都会に生まれたかったです。 特に東京は何でもありそうですし、物価が高いのさえ我慢すれば飽きないでしょうねえ。 さて本日より江戸川乱歩の短編集開始。 『芋虫』『指』に関してはドウコク!さんへのレスでも書いたように、あまりに陰惨な内容なので、書評は控えたいと思います。 ただ、私の嗜好にあった作品であることは間違いなく、楽しくはありませんが、興味深く読ませてもらいました。 『芋虫』は再読か再々読でしたが、何度読んでも名作は名作ですね。 こういう作品こそ真のホラーと呼ぶべきなのではないかと思います。 もしどうしてもという事であれば、少しだけでも紹介しますが。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【2695】 |
ドウコク! (2010年06月08日 22時56分) |
||
これは 【2691】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >セット料金になってますから、個別品目に対する値引きは難しいでしょうね。 いや、これがですね、セットでなくても「ちょっと待って下さい」なのですよ。 王★の餃子や、コ★壱のサラダなんかは、別に注文したものでセットではありません。 それなのに。 まあ、レジが別の人で、「本当に運んでないのかどうか、を確認」というのは分かりますが、 運ぶ人とレジが同じなのに、「ちょっと待って下さい」もありましたよ。 これには呆れました。 >ルノアールの女性画の笑顔がたまらなくカワイイのです。 分かりますよ。 ルノアールは、本当に優しさと明るさを感じさせますね。 それが女性に合う、と思います。 >「こうちゃんのキムチ」 ほうほう、そういうキムチがあるのですね。 私は、スーパーなどで手に入る「うまかキムチ」というのが、大好きです。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【2694】 |
ドウコク! (2010年06月08日 22時30分) |
||
これは 【2692】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >上記ニ作(「イニシエーション・ラブ」、「六番目の小夜子」)は正直、期待を裏切ってくれました。 おや、結構、辛口の評価ですね。 私の場合、2作品とも作品の評価は、正確には下せません。 別のジャンルだと思って読んだわけですから。 ただ、ジャンルを錯覚させるような紹介文などに不満がある、という感じですね。 歌野晶午氏「長い家の殺人」、つづき。 >しかし探偵役の信濃譲二がその後あまり活躍していないのは残念ですね。 おお、「あまり」ということは、言い換えると、「これ1作ではなく、他の作品にも登場する。」ということですかね。 いずれにしても、あのキャラクターはなかなか味がある、と私は感じました。 麻薬をしつつギターを鳴らしながら、別の事件も解決してもらいたいものです。 さて、本作の解説に当たる島田荘司「薦」なのですが。 これを読んで、歌野氏、島田氏、とても好きになりました。 単なる情熱だけ(実績などなく)で島田氏を訪問し、いきなり「推理小説の書き方を教えてくれ。」と言ってみたり、 トリックを見破られたとのことで、半泣きになりながら泥酔した、歌野氏。 以前、メルカトルさんが「本格モノに真摯に取り組んでいる」と評されていましたが、納得できるエピソードでした。 また、いきなりの訪問でのずうずうしい頼みに、本当に基礎の段階・原稿用紙の使い方などからを教えてあげた 島田氏の、本人いわく「非常識さ」も、本当に心に残りました。 本作、本編だけでも充分に評価出来ますが、この「薦」の存在もあって、私にはとても印象深い作品となりそうです。 なお、「キャリー」観ました。 感想は後日に。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【2693】 |
ゴールデンゼウス (2010年06月07日 23時27分) |
||
これは 【2689】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >ホラーなら小難しいトリックも必要ないですし、細かい伏線などもそれ程重要視されない、そんな気安さがホラーを隆盛させている要因でしょうかね。 そうかもしれませんね。 ミステリは最後に帰結しないといけませんから。又、ミステリ好きの読者はそういった細かい点も決して見逃しませんからね(笑 >その出来事とは一体どのようなものなのでしょう、ネタバレになりそうなら回答は無用ですが、気になりますね。 聞きたいでしょ、聞きたいですよね。 これはミステリではないので、ネタばれにはならないということで、こっそり教えます。 物語は京都の大惨事から10ヶ月後になりますが、政府は妖怪なるものを決して認めないのです。そしてあろうことか、唯一の証拠となる写真やビデオを破壊してしまいます。 そこにですが、サイパン島で謎の古代文字が発見されます。 これは京都でも発見されていました。 サイパン島、私は10回くらい行ってます。 サイパン島が海から浮かび上がって、東京上空にやってきます。 エエ〜。 沢田研二のTOKIOという歌がありましたね。 ♪ 空を飛ぶ〜、スーパーシティーが舞い上がる あれですよ、まさに。 サイパンが飛んできちゃうんですよ。 皆ただただア然 島にいる住民も何がどうなっているかわからない。 突然海がなくなった。 日本で見ている人。あのでかいの何だろ? みんな意味がわからない。読んでる私も意味わかんね〜。 イヤ〜お見事。 でも決して不真面目だから不快になるといったことはないし・・・ ど〜すんだろ、これ? とこんな感じです。 >しかし、e-hon加盟店だとネットで注文し、書店を指定すれば2、3日で届きますから、便利には違いないですね。 私は大きな駅では2〜3店舗の大型書店があるので、大抵はそれで事足ります。 >まあ、他の2編が予想以上に出来が良かったのでよしとしましょう。 そうですか、それならばまんざら悪くはありませんね。 それではまた。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【2692】 |
メルカトル (2010年06月07日 23時27分) |
||
これは 【2686】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >あやうく「イニシエーション・ラブ」の二の舞になるところでした。 >あるいは、「六番目の小夜子」かな? これはてっきりホラーだと思って購入したのに。 上記ニ作は正直、期待を裏切ってくれました。 それはミステリだと思って読んだのに全く別物だった、といったものではなく、作品の出来自体に?を抱いてしまったのです。 『イニシエーション・ラブ』は二度読みすれば納得出来るのかもしれないですし、『六番目の小夜子』は前半だけなら間違いなく面白かったのですから、贅沢を言えばキリがないですがね。 しかし、朱川湊人氏の『わくらば日記』だけは、ミステリやホラーの枠を超えて、いわゆる泣ける傑作だと思います。 機会があれば是非読んでいただきたいですね。 >私は単純に、「練り込まれているな。」と感じました。(言い換えれば、私が作者の罠に見事にハマった、かな。) 確かに私もその罠に嵌ったクチですので、偉そうな事は言えないですね。 トリックに関してはまさに「コロンブスの卵」と言ったところでしょうか。 意外な盲点を突かれた、単純なトリックだけに「やられた」感が強いのかもしれませんね。 >ただ、小説として、「人間が描けていない。」とかの指摘なら、その辺は私には分かりません。 ミステリですからね、キャラ重視の時代の作品でもないですし、その点は問題ないのではないかと思います。 しかし探偵役の信濃譲二がその後あまり活躍していないのは残念ですね。 >追記:「キャリー」(特別編)借りました。 でも、“193分”とあって、ビックリ。 今日は無理かも。 私が所有しているのも特別編ですが、本編だけなら約1時間30分位のものですからご安心下さい。 中弛みすることなく、丁度良い程度にコンパクトに纏められていると思いますよ。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【2691】 |
ゴールデンゼウス (2010年06月07日 23時04分) |
||
これは 【2687】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >だいたい、指摘しても、すぐには「返金します」とはならないですよ。 「ちょっと待って下さい」になります。 そうですね。セット料金になってますから、個別品目に対する値引きは難しいでしょうね。 しかし、超無精者というか・・には笑いました。 ドウコクさんらしいですね。 >“大阪のみ”という、「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢」が、今から楽しみです。 いいなあ〜。私はルノアールの肖像画の中では、イレーヌ嬢とジャンヌ・サマリーの肖像が一番好きなんです。 ルノアールの女性画の笑顔がたまらなくカワイイのです。 私は「こうちゃんのキムチ」に完全にはまっちゃいました(笑 Z |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【2690】 |
メルカトル (2010年06月07日 23時01分) |
||
これは 【2685】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 >柴田よしき作品の場合は私はあまり裏切られませんので、 >きっとまた感動できるストーリーになっていると信じたいですね(^^) そうですね、そしていつの日か文庫化されて感想を交換できる時が来るとよいですね。 >では、これまでのように、「何で本線と違うそこにこだわるねん?」 >ってスタイルのままでもいいですか?(笑) そりゃそうでしょう。 読み方、感じ方は十人十色、どこに重点を置いて読み進めるかは個人の自由ですから。 要はいかに自分が共感できる部分を沢山見つけられるかがポイントとなるのではないでしょうか。 私もメインよりサイドストーリーの方が印象に残っている作品が結構ありますよ、そんなものだと思います。 >逆にパソコンや携帯ならではの案などもあったりしますが、 >やはりトリックそのものには魅力を感じにくくなってるように思います。 そうですか、私などはいまだにトリックに拘りを持っているのですが、そういった考え方の方が主流となっているかもしれませんね。 >だからこそ私的にはサイドストーリーや人間ドラマなどの部分を >クローズアップして見てしまうのかもしれませんね。 その姿勢こそが、現代的といえるミステリの読み方なのかもしれません。 いまだにトリックやプロットに思い入れを持っている私は、時代に逆行しているのでしょうかね。 少し考えさせられます。 >「シーセッド・ヒーセッド」残り1/3ほどになりました。 いいペースですね、また感想お待ちしていますよ。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD