■ 9,999件の投稿があります。 |
【1239】 |
メルカトル (2009年12月03日 23時07分) |
||
これは 【1236】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >いずれも名前だけは聞いたことのある、有名な作品ですね。 勝手に社会派だとイメージしていた高木彬光氏ですが、 >確かに読んでみる価値は、充分にありますね。 高木彬光氏は勿論社会派の推理小説も書いていますが、あくまで本線は本格ミステリであると思っています。 そして氏の優れているところは、作品全体に妖気を漂わせながらも、本質は確りと本格ミステリに仕上がっている点だと思っています。 特に「神津恭介シリーズ」は長編、短編に関わらず、どれも高水準で、常に新しいトリックに挑戦し続けている姿勢は好感が持てますし、秀逸な作品が多く残されています。 >「明暗」は、夏目漱石の絶筆作品です。 ほう、ついに純文学の登場ですね。 ミステリ談義も大いにしたいですが、純文学を取り上げて語り合うのも、とても良い事だと思います。 >また、次の展開へのつなげ方も絶妙で、「次は何が起こるのだろう?」と、ついつい期待してしまうのです。 >それがたとえ、多分日常的で些細な出来ごとであろう、と予想されても。 ミステリに限らずどんなジャンルでも、次はどんな展開になるのだろうと期待感を持たせてくれる作品は、読者にとって至高の宝物ですよね。 私はそんな極上の時を過ごしたいが為に、毎日様々な作家の著作を読んでいるのかもしれません。 なかなかそんな作品には巡り合えませんけどね。 >夏目漱石の真骨頂は、この心理描写の巧みさ、期待感の持続にある、と私は思うのです。 いいですねえ、私は正直一作も読んだことがありませんが、その辺りが時代を超えて読み継がれる大きな要因の一つなのかもしれませんね。 いやー、それにしても夏目漱石ですか。 ドウコク!さんは幅広い読書経験をお持ちのようですね。 感服いたしました。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (2件) |
【1238】 |
メルカトル (2009年12月03日 23時04分) |
||
これは 【1235】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 本日は久しぶりに雨が降りましたが、それ程の冷え込みもなく、何とか凌げております。 平年より気温が高く、私としては過ごしやすい日々が続いております、ありがたい事です。 >落語の本題に入る前にちょっとした世間話の小咄などを導入部分にするそれを「まくら」というらしく、 >それと旅先での宿の「まくら」とかけたもののようです。 なるほど、それで「まくら」ですか。 落語好きには堪らない一冊なのかもしれませんね。 私のような門外漢にとっては、どんなお話しなのか想像がつきませんが、一応検討してみたいと思います。 というのも、最近あまりにミステリのカテゴリ内でのこれから読む候補作が思い浮かばないので、今後全くジャンルの違う作品にも挑戦しようかと思っているからです。 無論、ホラーやファンタジーなどのエンターテインメント作品も含めてですが。 >何かで聞いたのですが、ミステリの栄える国は「平和」なんだそうですね。 >だから、どこか、殺人事件などが他人事、絵空事のように語れるのだと。 おっしゃる通りなのかも知れませんね。 実際第二次世界大戦中は、日本でも推理小説などの出版はほとんど禁止されていたようですので、現在の日本はそういった意味では平和そのもののようですね。 >韓国は徴兵制度で何年か軍隊に入ったりする軍事国だし、人の生死がリアルなのでしょうね。 本当ですね、我々は日本に生まれてよかったのでしょうか。 それにしては毎日殺人事件など、暗い話題が多いような気もしますが。 まあ取りあえず、戦争が日常になっている国に対して失礼かもしれませんが、日本が軍事国家でなくて良かったと、少なくともそれは感謝しなければなりませんね。 ではまた ^^ |
|||
【1237】 |
ドウコク! (2009年12月03日 22時36分) |
||
これは 【1234】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、いかすみー。 「バイキング攻略法」、ご教授ありがとうございます。 それにしても、何と、これは……。 私の食べ方と、全く正反対だー! だから、私は、バイキングに対してあまり良いイメージを抱いていなかったのか。 >初回にけっして取って来ないもの。 それはご飯ものと賑やかしの炭水化物&揚げ物です。 これはもう、ご指摘の通り、オニオンリング・ソース焼きそばなどがあれば、思わず取ってしまいますね。 また、お寿司やピラフなども、最初に選ぶかも。 >まず、1回目の料理。 汁物とサラダは必ず取ります。 わはは、これは最後ですよ、私の場合。 >美味しいものは満腹になったお代わりの時に取ると、美味しさが減じられるからです。 全くその通り。 「アレ美味しかったな、また食べよう。」と思って取っても、あまり美味しくないときが、多々ありました。 うーむ、こんな攻略法があるとは。 バイキングをそれほど評価していない私は、今まで食べ方を間違っていたのかも知れないですね。 次にこんな機会があれば、ぜひ試してみたい、と思います。 |
|||
【1236】 |
ドウコク! (2009年12月03日 22時18分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >デビュー作の『刺青殺人事件』や代表作『人形はなぜ殺される』『能面殺人事件』『わが一高時代の犯罪』 いずれも名前だけは聞いたことのある、有名な作品ですね。 勝手に社会派だとイメージしていた高木彬光氏ですが、 確かに読んでみる価値は、充分にありますね。 さて、前半と後半で作者の違う「死仮面」の場合、(内容にではなく、)その作者の違いに対して読後感は、 「ガッカリ」でした。 でも、「ガッカリ」どころではなく、怒りさえ覚えた作品があります。 それが、「続・明暗」です。 「明暗」は、夏目漱石の絶筆作品です。 大まかな内容は、夫が自分以外に心を寄せる女性がいるかもしれないと疑念を抱く妻と、 その夫とのギクシャクした関係、が中心です。 別に不倫や、大事件などが起こるわけではありません。 夫婦が会話をしていると、決まって最後には妻が、「だから貴方には、他に好きな人がいるのよ。」となり、 夫が「またか。」となる、至って退屈そのもの。 ところが、これが漱石の手にかかると、変貌するのです。 「○○は、〜〜と思った。 でも、××と思わぬわけでもない。 そう思ってしまうのは、結局は△△だからだ……。」 のような、精密で的確な心理描写が随所に繰り広げられ、その洞察に思わず唸らされます。 また、次の展開へのつなげ方も絶妙で、「次は何が起こるのだろう?」と、ついつい期待してしまうのです。 それがたとえ、多分日常的で些細な出来ごとであろう、と予想されても。 夏目漱石の真骨頂は、この心理描写の巧みさ、期待感の持続にある、と私は思うのです。 だから、作者の死により途中で終わってはいますが、それが十分に感じられる「明暗」を私は高く評価しています。 しかし、その完結編と銘打たれ、別の作者から成る「続・明暗」は……。 以下、明日に続けます。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【1235】 |
ころころ (2009年12月03日 14時57分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
・メルカトルさん。 出張レポは別トピに書きましたので、そちらをご覧いただければ幸いです。 ここでは、それ以外のこぼれ話しをば。 「まくら」ホテルの部屋で寝る前に少しばかり読みすすめました。 熊楠さんがすすめてくださったのは、そもそも私が出張の道中読むのに良いものは? という問いからでしたよね。 これ小三治さんの海外旅行記です。 海外公演やプライベートの海外旅行の事を高座で話したものを集めて本にしたもののようです。 落語の本題に入る前にちょっとした世間話の小咄などを導入部分にするそれを「まくら」というらしく、 それと旅先での宿の「まくら」とかけたもののようです。 とらえ違いをしているかも知れないので落語の好きな熊楠さんが補足して下さると良いのですが。(笑) アメリカ編をひとつ読み終えましたが、英語の通じないことや、 変なタクシーに乗ってヤバかったり ホテルのオートロックの部屋から閉め出されたりの体験記を 面白可笑しく落語口調で展開しています。 話し変わってあちらのテレビを見て思ったのですが、 韓国には、ミステリやサスペンスドラマが少ないように思うのです。 宮廷ものとかは、策略や陰謀めいたものがありますが、ミステリとは違うし。 何かで聞いたのですが、ミステリの栄える国は「平和」なんだそうですね。 だから、どこか、殺人事件などが他人事、絵空事のように語れるのだと。 韓国は徴兵制度で何年か軍隊に入ったりする軍事国だし、人の生死がリアルなのでしょうね。 私がかってにそう思うだけでミステリも探せばあるのでしょうけど。 では、また(^^)ノ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【1234】 |
ころころ (2009年12月03日 14時57分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
お部屋の皆様、こんにちは。 出張中はとても良い天気だったのに帰国しての翌日がもう雨とは。(笑) 雨になると冷えますしね。メルカトルさんもつらく無いですか? ・ドウコク!さん。 バイキング攻略法ですが、まず基本的にはこの攻略は焼肉食べ放題とかの 専門メニューのとこではなくて、私の言うのはホテルのビュッフェ形式のものです。 そう、和洋中〜エスニックまでとりどりの料理を選ぶアレ。 まず、1回目の料理。 汁物とサラダは必ず取ります。これは肉や油物の消化を抑えてくれる効果があるため。 そして、そのお店が力を入れてるオリジナルメニューは最初に押さえます。 なぜなら、美味しいものは満腹になったお代わりの時に取ると、美味しさが減じられるからです。 しかし、取る量は少しずつにします。それがおいしかったらまた、お代わりの時に取れば良いからです。 例えばローストビーフだけうんと取って来るとそのうち口が飽きるし、 それだけで満腹してしまうと、他の料理が満遍なく食べられない可能性があります。 そして、初回にけっして取って来ないもの。 それはご飯ものと賑やかしの炭水化物&揚げ物です。 フライドポテト・オニオンリング・ソース焼きそばはタブーです。 なぜなら、なにもそこで食べなくても良いものだからです。 そして、こいつらが満腹促進の原因を担うからです。 さて、美味しいものを少量ずつ食べたらお代わりを。 この時は初回見た時に切らしてて無かった料理が新たに追加されて出ている場合があります。 こういうもののために初回で胃を満たす事をしない方が良いのです。 それらを取り、初回で美味しかったと思うものをまた取り、少しご飯ものを取ります。 寿司やカレーなどです。 (私はカレーをルーだけ持って来たりしますが。) 3度目。 これはデザート。 最初からテーブルにデザートを置くのはタブー。 空調で乾いてしまったり冷たいものがぬくくなるからです。 コーヒーやジュースなどで、フルーツやスイーツを頂きます。 はい。満腹&満足。 これが私の基本の攻略法です♪ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【1233】 |
ドウコク! (2009年12月02日 23時45分) |
||
これは 【1232】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 >ところで、安吾氏は『不連続殺人事件』で第2回日本探偵作家クラブ賞を受賞していますが、この時最後まで候補作として争ったのが、 >奇しくも横溝氏の『獄門島』と高木氏の『刺青殺人事件』だったそうです。 こ、これは! 今から考えれば、凄い争いですね。 明日は、横溝氏から少し脱線して、そして、明後日かその次に、また横溝作品に戻ろうと思うのですが。(そう、うまく行くかな?) では、おやすみなさい。 |
|||
【1232】 |
メルカトル (2009年12月02日 23時14分) |
||
これは 【1229】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >ということは、メルカトルさんは、キング氏も読んでおられるのですね。 いえいえ、申し訳ないですが、私も読んだ事ありません。 誤解を招くような書き方をしてしまい、すみませんでした。 もっぱら映画、というかDVDでしか観ていないですので、ドウコク!さんのほうがお詳しいのではないでしょうか。 私は『キャリー』『シャイニング』『ミザリー』を観ましたが、正直『シャイニング』だけは、訳が分かりませんでした。 『キャリー』は青春映画としてもホラーとしても、素晴らしい出来だったと思います。 ドウコク!さんはご覧になっておられないようですが、これはお薦めですよ、デビュー作ですしね。 >角川版発行時に、「原稿が紛失していたため」だそうですが、後から見つかって発表されたみたいですよ。 そうなのですか、それは是非読んでみたいですね。 ただ、おっしゃるような経緯で書かれたのならば、期待はずれに終わる可能性が高そうです。 それにしても、なんだか微妙なお話ですね。 >私も気にはなっていましたが、映画化された「白昼の死角」を読んで、(それは良い出来だと思ったのですが、) >「私の求めるモノとは違うかな。」と思い、他は読んでいません。 私も映画化されたということで『白昼の死角』は読みましたが、はっきり言って高木氏の他の作品とは全く趣を異にします。 デビュー作の『刺青殺人事件』や代表作『人形はなぜ殺される』『能面殺人事件』『わが一高時代の犯罪』などはどれも水準以上の出来で、一度読んでみる価値はあると思いますよ。 私は横溝氏も勿論好きですが、高木氏の方が作品数的には圧倒的に多く読んでいます。 特に密室を扱った作品が多く、作風は横溝氏ほどオカルティックな雰囲気はありませんが、それだけ本格推理小説よりに傾いている感じです。 余談ですが『刺青殺人事件』は横溝氏をして、「やられた」と言わしめたほどの名作ですよ。 ただ今読んでみると所謂「古臭さ」は感じるかもしれませんがね。 >それにしても、坂口安吾氏も凄いですね。 坂口安吾氏は少年時代から、推理小説の愛読者だったそうです。 ですから、いずれ自分も書いてみたいとの思いは強かったのではないでしょうかねえ。 ところで、安吾氏は『不連続殺人事件』で第2回日本探偵作家クラブ賞を受賞していますが、この時最後まで候補作として争ったのが、奇しくも横溝氏の『獄門島』と高木氏の『刺青殺人事件』だったそうです。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【1231】 |
メルカトル (2009年12月02日 23時09分) |
||
これは 【1228】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 お帰りなさい。 ご無事でのご生還、何よりのお土産です。 出張はいかがだったでしょうか。 なかなか自由な時間が取れなかったようですが、少しは楽しまれましたか? ではまた ^^ |
|||
【1230】 |
ドウコク! (2009年12月02日 22時18分) |
||
これは 【1228】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、いかすみー。 お帰りなさい。 御無事でなにより。 またの登場を楽しみにしています。 |
|||
© P-WORLD