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【3469】 |
ドウコク! (2010年11月26日 22時32分) |
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これは 【3467】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >一般読者による人気投票みたいなものですか? これは失礼しました。 私、カン違いをしていました。 「本格ミステリ ベスト10 2007年度」で、当該年度は、読者の参加はありませんでした。 ただ、付録として、「1996〜2005年」のランキングがあって、そこでは大学のミステリ研究会なども、集計に含まれていました。 また、ネット投票の結果もそこでは紹介されていたので、それと混同していたようです。 >それだけの表現で事情を察しろと・・・ こちらも大変、申し訳ございません。 読めば、あの質問にはとても答えにくい、というのが分かって頂ける、としか今は言いようがありません。 本日も、道尾秀介氏「片目の猿」、というか、道尾作品とその他。 >かなりマニアックな内容のようですが、多分私は大丈夫だと思います。 >しかし、だからと言って評価できるかどうかは別問題ですね。 「向日葵の咲かない夏」、児童虐待、動物虐待など他にも不快な要素が出てきますが、 メルカトルさんの今までの書き込みを見る限り、多分、おっしゃる通り、その点は大丈夫だと思います。 ただ、トリック(作者の仕掛け)には、勝手な予想ですが、不満が残るのではないかな、少なくとも手放しでホメはしないだろうな、 と今は感じます。 あと、「背の眼」他にも感じられる、作者独特の「哀」(悲しみ、とは違う)をどう評価するかでしょう。 「骸の爪」は、コミカル・タッチも多かったので、それは抑え気味でしたが。 >しかし、決して本作を賞賛している訳ではありません、むしろ一部の短編を除いては、一線を越えてしまった危険な作品だと言っておきます。 ほう、「独白するユニバーサル横メルカトル」への評価は、そうなるわけですね。 参考になります。 なかなか冷静な分析です。 私なんて、嫌悪感のため、判断ができませんでした。 |
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【3468】 |
ゴールデンゼウス (2010年11月25日 23時38分) |
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これは 【3466】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >何度も観ましたが、私には結局何が伝えたかったのか、正確には理解できませんでした。 戦争ご起こる原因は、昔から食料の確保、あるいは資源の確保と相場が決まっています。 勿論、領土の確保はそのどちらも満たすので当然ですが。 要は反戦を前面に打ち出すのではなくて、戦争をすればどうなるか、又は当事者たちはその後どうなっていくかを、観客側に考えさせるためのフィルムだったと思っています。だからできるだけドキュメンタリーのように、淡々と映像を撮る・・・それだけの映画だったのでは・・・? >有事って昔から危惧されていますが、本当に不測の事態は起こるのでしょうか。 それは何とも言えませんが、現に隣の韓国ではいきなり砲撃されましたからね。 いつ日本にミサイルが飛んできてもおかしくないですよ。 >それはまた心強い警備員ですねえ。 >それくらいでないと、アメリカの警備会社は勤まらないということでしょうか。 警備じゃないですよ。 警備会社の傭兵部門に就職するのです。 日本のセ○ムとかとは、全然違います。 >それにしても、「ガリレオシリーズ」評判はあまり芳しくないように見受けますが、正直どうなのでしょう、簡単な感想で結構です、教えていただけませんか。 そんなにひどくはないと思いますよ。 現にTVではあれだけ人気がでて、その結果本の販売部数も大幅に伸びたわけですから。 >私は『マークスの山』しか読んでいませんので、えらそうなことは言えませんが、文章は硬質だと感じました。 >どちらかというと、作者の思い入れ云々を抜きにした、感情を抑えた文体に感じられましたね。 高村女史は、あえて女性の視点を封じているとしか思えませんね。 ストーリー、展開、どれを取っても柔らかさは感じません。 女性でもこれだけ出来るんだというところを、全面的に押し出したようですね。 Z |
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【3467】 |
メルカトル (2010年11月25日 23時07分) |
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これは 【3465】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >文藝春秋は、増刷(増版というのかな?)はしないのですかね。 そんな状態なら、もっと売れるはずなのに。 そうですよね、私も同じ意見です。 全国の書店での状況がどうなっているのかは分かりませんが、これだけネットショップからの注文が殺到しているというのに、なぜ増版しないのか不思議でなりません。 既に品切れ状態が一ヶ月近く続いているわけですが、刷れば必ず飛ぶように売れるはずなんですけどね。 >ただ、これだと「隻眼の少女」は発売されてからの日数が少ないので、読者の評価では不利でしょうね。 一般読者による人気投票みたいなものですか? それだとかなり不利ですね、読みたくても諦めている読者も多いかもしれませんし。 >うっ、これは非常にデリケートな質問ですので、すみませんがノー・コメントで。 わかりました。 それだけの表現で事情を察しろと・・・なるほど、貴重なご意見です。 >e-honで見たら、「ソロモンの犬」は、もう文庫で発売されているのですね。 私が書店で平積みされているのを見たのは、もう半年以上前だったと思います。 購入予定とのことで、またまた書評が楽しみです。 期待に違わぬ出来栄えだと良いですね。 >私は許容範囲でしたが、これに拒否反応を示す人はいると思います。 ミステリ読みにとっても好き嫌いがはっきり分かれるタイプの小説のようですから、一般の読者なら尚更そうでしょうね。 かなりマニアックな内容のようですが、多分私は大丈夫だと思います。 しかし、だからと言って評価できるかどうかは別問題ですね。 >私はグロイのが嫌なので、それだけでこの文庫を評価できない、みたいな。 >(作品としては高評価の「殺戮に至る病」も、絶対に再読することはないと思います。) 確かに両作ともグロイですね。 特に『独白する・・・』は人間の根源的な嫌悪感を、これでもかと刺激しようとする一種の魔力のようなものを感じます。 しかし、決して本作を賞賛している訳ではありません、むしろ一部の短編を除いては、一線を越えてしまった危険な作品だと言っておきます。 『殺戮にいたる病』に関しては、微妙でしょうか。 グロイのは間違いないですが、それは必要最小限に抑えているような気がします。 このグロ表現がなければ、本書は驚愕のトリックが生きてこないのではないかと考えます。 ではまた ^^ |
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【3466】 |
メルカトル (2010年11月25日 23時05分) |
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これは 【3464】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >そうかもしれません。私もどちらかというと反戦映画ではないような気がします。 やはりご覧になっていましたか。 何度も観ましたが、私には結局何が伝えたかったのか、正確には理解できませんでした。 単純にキルゴア大佐の、「ワルキューレの騎行」にのって海岸沿いの村をヘリで攻撃するシーンを楽しめば良いのかとも思いますが。 それにしてもあのシーンは映画史に残る名場面だと私は思います。 >自衛隊は役に立たない気がします。 なにせ実戦経験がないし、武器や実弾も普段は保管庫にあり、許可がないと使用できません。 んー、そうですか。 大層な訓練をしているようですが、実戦経験がないのでは確かに頼りないですね。 しかしまあ、自衛隊も何かと駆り出されては、意外と活躍しているのでやむを得ないでしょうか。 >これでどうやって有事に対処するのでしょうね? 有事って昔から危惧されていますが、本当に不測の事態は起こるのでしょうか。 確かに北朝鮮は何をしでかすか分からないだけに怖いですけど。 >今は世界中の傭兵たちは、フランスの外人部隊で訓練と経験を積んで、そこからアメリカの警備会社などに就職するのが王道のようです。 それはまた心強い警備員ですねえ。 それくらいでないと、アメリカの警備会社は勤まらないということでしょうか。 日本の警備会社とは大違いですね。 >多少はありました。 しかし、トリックを解決するために黒板や地面に公式を書くのではなく、何かの公式を書きながらトリックの解明のヒントを得るといったような感じだったと思います。 やはり原作にも類似したシーンが存在していたのですね。 それにしても、「ガリレオシリーズ」評判はあまり芳しくないように見受けますが、正直どうなのでしょう、簡単な感想で結構です、教えていただけませんか。 >確かに高村女史の「レディー・ジョーカー」を読んだときは、言われなければ女性の書いた作品とは、思えない硬さがありましたね。 私は『マークスの山』しか読んでいませんので、えらそうなことは言えませんが、文章は硬質だと感じました。 どちらかというと、作者の思い入れ云々を抜きにした、感情を抑えた文体に感じられましたね。 ではまた ^^ |
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【3465】 |
ドウコク! (2010年11月25日 22時32分) |
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これは 【3463】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >今やネット上では、ほぼ古本でしか入手できない希少本になっていますからね。 文藝春秋は、増刷(増版というのかな?)はしないのですかね。 そんな状態なら、もっと売れるはずなのに。 >購入されたら是非、感想をお願いしますよ。 「本格ミステリ ベスト10」、2007年度版では、12月10日発売となっていました。 時期が変わらないなら、もうすぐです。 ただ、これだと「隻眼の少女」は発売されてからの日数が少ないので、読者の評価では不利でしょうね。 >導入部では、まるで『姑獲鳥の夏』を想起させる薀蓄が披露されるようですが、京極氏を意識している部分は感じられませんか? うっ、これは非常にデリケートな質問ですので、すみませんがノー・コメントで。 以前、チラッと書いたかも知れないですが。 (と、こう書くこと自体が、既に答えなんですけど。) 道尾秀介氏「片目の猿」、つづき、というか、今日は道尾作品。 >『向日葵の咲かない夏』の評価が割れているようなので、ちょっと敬遠したいとの思いから、だったら『ソロモンの犬』はどうだろう e-honで見たら、「ソロモンの犬」は、もう文庫で発売されているのですね。 私は一応、今のところ、いずれ買うつもりです。 あくまで、裏表紙を見て、ですが。 で、「向日葵の咲かない夏」の“評価が割れている”について。 これは分かる気がします。 トリック(というか作者の仕掛け)もそうですが、 何より、作品のテーマというか、世界観が人によっては、拒否反応を示しそう。 何かね、“イヤらしい”(スケベという意味ではない)んですよ。 私の感覚では。 怨恨・憎悪、金銭への強欲、といったようなストレートな悪意、というのとは違って、そこまでヒドくはないけど不快に感じる、みたいな。 私は許容範囲でしたが、これに拒否反応を示す人はいると思います。 ちょうど、「独白するユニバーサル横メルカトル」の文庫本で、メルカトルさんは許容範囲だから、冷静に分析をできるが、 私はグロイのが嫌なので、それだけでこの文庫を評価できない、みたいな。 (作品としては高評価の「殺戮に至る病」も、絶対に再読することはないと思います。) |
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【3464】 |
ゴールデンゼウス (2010年11月25日 00時04分) |
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これは 【3462】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >『地獄の黙示録』はベトナム戦争を描いていますが、決して反戦映画ではないですね。 >むしろ、元来人間とは好戦的な生き物ではないか、という疑問を投げかけているような気がしてなりません。 そうかもしれません。私もどちらかというと反戦映画ではないような気がします。 >日本の場合は一応、自衛隊という存在がありますから。 >この職業が国家公務員というのは、ちょっと疑問に思いますが。 >つまり言い難いですが、国税の無駄遣いしすぎのような・・・。 自衛隊は役に立たない気がします。 なにせ実戦経験がないし、武器や実弾も普段は保管庫にあり、許可がないと使用できません。 つまり日本海側で有事があったとしても、それぞれの基地には実弾はないのですよ。 これでどうやって有事に対処するのでしょうね? >傭兵と割り切ってしまえば、職業軍人として働くしかないわけですからね。 >実際、自ら好んで傭兵になった人も多いと思いますし。 今は世界中の傭兵たちは、フランスの外人部隊で訓練と経験を積んで、そこからアメリカの警備会社などに就職するのが王道のようです。 >原作ではあのようなシーンはないのでは?と思いますが。 多少はありました。 しかし、トリックを解決するために黒板や地面に公式を書くのではなく、何かの公式を書きながらトリックの解明のヒントを得るといったような感じだったと思います。 >勢いと、ある種の情熱が伝わってくる感覚でしょうか、なんとなく分かる気もしますよ。 >たまにそういった作品に出会う事もありますね、文章に勢いがあって、思わず引き込まれてしまうような。 そんな感じです。 あまりストーリーを練るというより、思いついた感情をそのまま文章に乗せるという手法かもしれません。 >高村薫女史は、さほど女性らしさを感じさせない文体だと思います(逆に男っぽい)が、加納朋子女史は逆に女性らしい柔らかいタッチですね。 確かに高村女史の「レディー・ジョーカー」を読んだときは、言われなければ女性の書いた作品とは、思えない硬さがありましたね。 Z |
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【3463】 |
メルカトル (2010年11月24日 23時08分) |
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これは 【3461】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >入手できてラッキーな件、同意です。 遠出した甲斐がありました。 後1〜2週間ほど遅れていたら、ヤバかったかも。 まさにおっしゃる通りだと思います。 今やネット上では、ほぼ古本でしか入手できない希少本になっていますからね。 お互いラッキーでしたね。 私が購入した店舗でも、既に姿を消していますし、よくぞ私が買うまで売れずに残っていてくれたと思いますよ。 >そこでの評が楽しみ。 インタビューとか載っていないかなー。 果たして何位に食い込んでいるのか? 巷の噂では上位予想が多いようですよ、当然でしょうね。 購入されたら是非、感想をお願いしますよ。 それによって、私も購入を考えます。 >これは確かに、おっしゃる通り。 上下だと高いし、心霊に関してウンチクを語る場面があったりして、無駄に感じられる部分も。 導入部では、まるで『姑獲鳥の夏』を想起させる薀蓄が披露されるようですが、京極氏を意識している部分は感じられませんか? >もし将来、新装版などが出るとしたら、短く改訂する可能性もあると思います。 その際は是非とも一冊に纏めて、改訂版を出して欲しいですね。 値段も出来れば抑え目でお願いしたいものです。 >でも、エンターテインメントとして読むなら、充分に価値はあると思います。 やはり、この人は、文章が上手いと感じます。 エンターテインメントの件は未読なので何とも言いようがないですが、文章が巧なのは同意します。 特に『骸の爪』の序盤や、『ラットマン』の全編を通しての語り口は、堂に入っていると思います。 作品の出来不出来は別にして、ストーリーテリングの腕は確かですね。 >ところで、【3455】の「ソロモンの犬」というのは、メルカトルさんが「読みたい」という意味ですよね。 『向日葵の咲かない夏』の評価が割れているようなので、ちょっと敬遠したいとの思いから、だったら『ソロモンの犬』はどうだろう、といった興味を抱いての書き込みです。 取りあえず、読んでみたいミステリの中には入っていますよ。 ではまた ^^ |
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【3462】 |
メルカトル (2010年11月24日 23時08分) |
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これは 【3460】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >まさにそれですね。 勿論、私にもどういったものか頭では理解できますが、本当のところはわかりませんけどね。 『地獄の黙示録』はベトナム戦争を描いていますが、決して反戦映画ではないですね。 むしろ、元来人間とは好戦的な生き物ではないか、という疑問を投げかけているような気がしてなりません。 カーツ大佐は、ベトナム戦争よりも更に闇の奥に行ってしまったわけですが。 >それでアメリカでは、大手の警備会社の特殊部門が傭兵代理店の仕事を実際に行っているそうです。 そうですか、日本ではおよそ考えられませんね。 日本の場合は一応、自衛隊という存在がありますから。 この職業が国家公務員というのは、ちょっと疑問に思いますが。 つまり言い難いですが、国税の無駄遣いしすぎのような・・・。 >フランスは全兵士が傭兵ですしね。 むしろ、その方が合理的かもしれませんね。 傭兵と割り切ってしまえば、職業軍人として働くしかないわけですからね。 実際、自ら好んで傭兵になった人も多いと思いますし。 >しかし、TVでは助教授の役なので、大袈裟な数式を書いたりしてただけで、あれは一種のパフォーマンスですよ。 確かにミステリを読む人間なら分かると思いますが、あんな数式を羅列しただけで、トリックが見抜けるはずがありません。 原作を読んでいないので何とも言えませんが、あのようなシーンはドラマを盛り上げる為の一種のサービスカットとしか思えません。 原作ではあのようなシーンはないのでは?と思いますが。 >そうですね。 多分それほど時間をかけずに書き上げている感じです。 勢いと、ある種の情熱が伝わってくる感覚でしょうか、なんとなく分かる気もしますよ。 たまにそういった作品に出会う事もありますね、文章に勢いがあって、思わず引き込まれてしまうような。 >なるほど、高村女史と反対ですか・・何となくわかるような気がします。 高村薫女史は、さほど女性らしさを感じさせない文体だと思います(逆に男っぽい)が、加納朋子女史は逆に女性らしい柔らかいタッチですね。 登場人物のほとんどが女性や少女だというのも、らしさを感じませます。 ではまた ^^ |
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【3461】 |
ドウコク! (2010年11月24日 22時35分) |
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これは 【3459】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >取り立てて愚痴をこぼした覚えはありませんよ。 やや、これは失礼しました。 入手できてラッキーな件、同意です。 遠出した甲斐がありました。 後1〜2週間ほど遅れていたら、ヤバかったかも。 >ミステリ作家としてこんな作品を描きたかった、という羨望の眼差しを向ける作家も多いかと想像します おおっ、そこまで言うか。(笑) 今年版の「本格ミステリ ベスト10」は買うつもりです。(2007年以来。) そこでの評が楽しみ。 インタビューとか載っていないかなー。 >『背の眼』にも勿論興味は持っているのですが、上下巻というのがどうにも。 >わざわざ分けなくても、と思ったりしています。 これは確かに、おっしゃる通り。 上下だと高いし、心霊に関してウンチクを語る場面があったりして、無駄に感じられる部分も。 ただ、デビュー作ということもあり、構成などに慣れてなくて、また力み過ぎて長くなった、のかも知れないです。 もし将来、新装版などが出るとしたら、短く改訂する可能性もあると思います。 >私も出来るだけ遠慮なく批判や、反対意見を述べているつもりです。 ぜひ、よろしくお願いします。 道尾秀介氏「片目の猿」、つづき。 >一読の価値ありとまでは言えないニュアンスですか。 そうですね、「ミステリ」にこだわるのなら、敢えて読むまでもないかな。 でも、エンターテインメントとして読むなら、充分に価値はあると思います。 やはり、この人は、文章が上手いと感じます。 それに、どこか「哀切」を感じさせる作風も、私は好きです。 それは本作にも感じました。 当然、「背の眼」、「骸の爪」、「シャドウ」、「向日葵の咲かない夏」にも。 ところで、【3455】の「ソロモンの犬」というのは、メルカトルさんが「読みたい」という意味ですよね。 |
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【3460】 |
ゴールデンゼウス (2010年11月24日 00時14分) |
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これは 【3458】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >逆効果になる、というか、本物のストレスになってしまうケースも十分考えられます。 >あまりにも自分を追いつめてしまうと、プレッシャーがストレスとなって、心身ともに悪影響を及ぼす可能性はあると思います。 > そうでしょうね。 >映画『地獄の黙示録』で、ウィラード中尉がこんな台詞を吐いていますね。 >「ジャングルにいる時は、いつも故郷に帰りたいと思っていたが、故郷に帰ってみたら、ジャングルが恋しくなった」 >みたいな。 まさにそれですね。 勿論、私にもどういったものか頭では理解できますが、本当のところはわかりませんけどね。 >ベトナム戦争を描いた映画の中には、そうした元兵士の姿を捉えたものが結構ありましたね。 >私は中でも『ローリング・サンダー』が印象に残っています。 そうですか。結局あの戦争でアメリカは多くの自国民を、ある意味犠牲者にしてしまいました。 それでアメリカでは、大手の警備会社の特殊部門が傭兵代理店の仕事を実際に行っているそうです。 フランスは全兵士が傭兵ですしね。 >しかし、逆に理系以外の人にとってはトリックに関して「ふーん」程度の感想しか持てない作品も結構あるようですね。 >例えば他の『ガリレオ』シリーズなどですが。 ガリレオは本よりもTVで火がついた典型ですね。 しかし、TVでは助教授の役なので、大袈裟な数式を書いたりしてただけで、あれは一種のパフォーマンスですよ。 >なかなか気合が入っていますね。 >いかにも作家の脂が乗っている時期の作品という印象を受けます。 そうですね。 多分それほど時間をかけずに書き上げている感じです。 >ハードなアクション物と正反対のスタンスを取っている作家の一人です、例えば高村薫女史などとは好対照でしょうかね。 なるほど、高村女史と反対ですか・・何となくわかるような気がします。 Z |
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