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【3299】 |
メルカトル (2010年10月14日 23時34分) |
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これは 【3297】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >大阪も、しょせん田舎ですよ。 東京に比べたら。 >というのを口には出しませんが、皆、理解はしているのだと思います。 田舎の人を、そんなに馬鹿にする風潮はないので。 確かに大阪の人達は、他人の心に入り込もうとする無遠慮さはあるかもしれませんが、それも人情の厚さの裏返しなのでしょうね。 京都人のように、プライドが高いわけでもなさそうですし。 大阪府民が誇りを持っているのは、たこ焼きなどの下町グルメと、阪神タイガースくらいのものかもしれませんね。 >とにかく、邦画や民放のドラマは、見ないので。 もしかしたら、ドラマは「踊る大捜査線」くらいが最後かも。 それはまた・・・まあ、私もドラマにはあまり興味はないですけど。 バラエティ番組は結構見ますよ。 >……もっと詳しく言えば、良い家柄に生まれ裕福な内部生が、一般庶民の外部生をさげすみ、外部生は内部生を羨ましがる。 しかし、それ自体がそれほど「愚行」とは言えないとは思いますけどね。 そういった聞き込みの積み重ねによって、ストーリーが成り立っているのであれば、確かに貫井氏らしい暗いトーンの展開が楽しめそうですね。 ファンにとっては、結構嬉しい作品でしょう。 >上記のような人間のイヤらしい考え方や行動を、上手く記しているので、道中は事件をあまり気にせず、引き込まれる、という感じです。 なるほど、いかなるプロットであっても、読者を引き込む力を持った文章は評価に値するでしょうね。 何と言っても、時間を忘れて夢中にさせてくれる小説を読者は求めているものですから。 ところで話は変わりますが、麻耶雄嵩氏の新刊が出ましたね。 タイトルは『隻眼の少女』です。 文芸春秋から単行本で出版され、420ページ、1995円です。 今後の事もありますので詳細は控えますが、タイトルと中身は全く異なるものらしいです。 本当に久しぶりに胸騒ぎがします。 大傑作の予感がします。 噂によると、21世紀の『翼ある闇』とも言われているようで。 また、麻耶氏のこれまでの集大成、ある意味到達点とまで評されています。 これはいくら値段が高くても、私としては文庫化されるまで待てそうにありません。 ではまた ^^ |
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【3298】 |
メルカトル (2010年10月14日 23時10分) |
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これは 【3296】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >最近は多角経営が流行っているようで、ちょくちょく行く、香川県の直島にはベネッセが経営している美術館がありますが、先日行った際は満員で入場まで1,5時間待ちでした。 ここホテルも経営してるし・・ ベネッセって、「たまごクラブ」「ひよこクラブ」のベネッセですよね。 確か、福武書店が前身だったと記憶していますが。 そのベネッセが美術館やホテルも経営しているんですか。 まるで多角経営の小規模なコンツェルンみたいですね。 >便利なネット環境から、評判を聞きつけて注文が入るのでしょうね。 竹書房文庫を在庫に置いている書店は、都会の大型店舗くらいしかないでしょうから、どうしてもネットに頼らざるを得ないんでしょうね。 だから入手し難い書籍の注文が増える訳で、意外にマイナーな作家の本がネット・ショッピングでは人気があるのかもしれませんね。 >大藪氏の本は全て読んでます。 そうですか、余程のファンでいらっしゃるようで。 私はどちらかというとハードボイルドは苦手ですが、それ程面白いのでしょうか。 >元警視庁の刑事が、ある事件でワナにはめられ、警視庁を追われて、フランスの外人部隊に傭兵として入り、数年後日本に戻ってきたところから、物語は始まります。 そう直球ド真ん中ですね(笑 ゴールデンゼウスさんは、読書の幅が広いですね。 特にファンタジーやハードボイルドがお好きなようで、私はそちら方面には疎いですが、結構有名な作家も多いと思いますので、読む本には事欠かないのではないですか。 >日本の警察では、まだプロファイリング自体がなかなか評価されていませんが、アメリカではFBIでも専門員が多数おり、日米のギャップを感じますね。 日本の警察は優秀なので、まだその必要性に気付いていない、というのが現状なのではないでしょうか。 将来的には、猟奇殺人が増えたりすれば、その重要性にも注目される時が来るのかもしれませんね。 さて『なみだ特捜班におまかせ!』ですが。 第三話は、衆人環視の砂浜で、突如現れた生首の謎に、第四話では、あるデパートのエレベーターガールの首が、「いらっしゃいませ」の言葉の直後にごろりと転がる、といった猟奇殺人の犯人像に煌子が迫ります。 そのプロファイリングや推理はご都合主義な感は否めませんが、あまり細かい点を気にしなければなかなか楽しめます。 ではまた ^^ |
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【3297】 |
ドウコク! (2010年10月14日 22時31分) |
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これは 【3295】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >大阪人からは、どこの田舎者?と思われていたみたいですけど。 大阪も、しょせん田舎ですよ。 東京に比べたら。 というのを口には出しませんが、皆、理解はしているのだと思います。 田舎の人を、そんなに馬鹿にする風潮はないので。 >これを機に名前くらい覚えておいて下さい。 了解しました。 新垣結衣、記憶にとどめておきます。 とにかく、邦画や民放のドラマは、見ないので。 もしかしたら、ドラマは「踊る大捜査線」くらいが最後かも。 貫井徳郎氏「愚行録」、つづき。 >お薦め うーん、お勧めと言えるのでしょうか。 確かに「道中は読ませる」と感じますが。 では、「愚行」っていうのが具体的にどんなものか、記してみますね。 惨殺された若夫婦の過去・大学時代から現在に至るまでを、学友や同僚が語るのですが。 例えば、合コンにおける、それに臨むスタンスと戦略。 例えば、ある東京の大学で、同じ学校内でも存在する、(付属から入った)内部生と、(受験して入った)外部生との相克。 ……もっと詳しく言えば、良い家柄に生まれ裕福な内部生が、一般庶民の外部生をさげすみ、外部生は内部生を羨ましがる。 とまあ、凄惨な事件とは一転してごく普通の過去のように思えるのですが、 上記のような人間のイヤらしい考え方や行動を、上手く記しているので、道中は事件をあまり気にせず、引き込まれる、という感じです。 これらが、昨日に記した「ちょっとした」汚さ、です。 |
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【3296】 |
ゴールデンゼウス (2010年10月14日 01時59分) |
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これは 【3294】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >一般的にはお堅いイメージがありそうですので、せめて大手といわれる出版社には、堅実な営業を求めたいものです。 最近は多角経営が流行っているようで、ちょくちょく行く、香川県の直島にはベネッセが経営している美術館がありますが、先日行った際は満員で入場まで1,5時間待ちでした。 ここホテルも経営してるし・・ >失礼ながら、世の中物好きな人が結構いるものですね、私もその一人ですが。 便利なネット環境から、評判を聞きつけて注文が入るのでしょうね。 >なるほど、私は全く知らない作家さんですが、これはハードボイルドの直球ど真ん中って感じでしょうか。 >大藪春彦氏も読まれるんですね。 大藪氏の本は全て読んでます。 古くは松田優作が主演した、「蘇る金狼」や草刈正雄が主演した「汚れた英雄」等、数え上げたらキリがないくらいあります。 この作家はまだ若いのですが、この傭兵代理店はシリーズ化されており、現在6冊ほど出ています。 元警視庁の刑事が、ある事件でワナにはめられ、警視庁を追われて、フランスの外人部隊に傭兵として入り、数年後日本に戻ってきたところから、物語は始まります。 そう直球ド真ん中ですね(笑 >今回はサイコ・セラピスト波田煌子が、過去の猟奇犯罪の案件をプロファイリングして、意外な犯人を指摘していくというものです。 日本の警察では、まだプロファイリング自体がなかなか評価されていませんが、アメリカではFBIでも専門員が多数おり、日米のギャップを感じますね。 Z |
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【3295】 |
メルカトル (2010年10月13日 23時12分) |
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これは 【3292】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >ふーむ、伝染したんですよ、多分。 あの独特のアクセントやイントネーションが無意識のうちに。 >それが残っていたのでしょうね。 そうですね、自覚はありましたが、そこまで染まっているとはやはり恐るべし関西弁って感じですね。 大阪人からは、どこの田舎者?と思われていたみたいですけど。 >うう、ゴメンナサイ、新垣結衣って知りません。 ええっ!?そうなのですか。 今や映画にドラマに大活躍の若手女優ですよ。 邦画やドラマをあまり観ないのでしたら、ご存じなくても仕方ないですね。 これを機に名前くらい覚えておいて下さい。 あ、別に私が彼女のファンとかという訳ではありませんが。 >でも、「若き日」ですね、年齢的にはもうダメでしょう。 気が強そうで、アクションもこなせそうな彼女ならピッタリな気がしますが、年齢的には確かに無理がありますね。 >「ドロドロ」とまでは行きませんが、ダークはダークです。 変、というかイヤらしい人は結構、登場しますよ。 やはり「らしさ」は随所に表れているようですね。 それでこそ貫井氏の本領発揮、でしょう。 >社会派ではないです。 展開の仕方が、宮部氏の「理由」に似ている感じはしましたが。 お恥ずかしいですが、『理由』も読んでいない為、明確には分かりかねますが、イメージとしては一応頭の中で描いています。 ドウコク!さんのお薦めとあれば、今後の候補として頭に入れておきますよ。 ではまた ^^ |
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【3294】 |
メルカトル (2010年10月13日 23時10分) |
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これは 【3291】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >でも出版業界は硬派であってほしかったな。 そうですね。 一般的にはお堅いイメージがありそうですので、せめて大手といわれる出版社には、堅実な営業を求めたいものです。 >今日本屋でちょと探したけどなかった。 一瞬取り寄せも考えたんですが、他に目についた本があったので、先にそちらを買いました。 現在、e-honでも「お取り寄せに」なっています。 確か一週間くらい前からだったと思いますが。 失礼ながら、世の中物好きな人が結構いるものですね、私もその一人ですが。 私が「お気に入り」に登録してから、病院の怪談シリーズの第一弾『怪医』と第二弾の『怪癒』はかなり頻繁に注文が入っているせいか、入荷と「お取り寄せ」状態を繰り返しています。 最新作の第三弾『怪痾』は在庫が沢山あるみたいで、在庫が切れたのを見た事はありませんが。 >渡辺裕之氏の「傭兵代理店」です。後ろの説明文を読んだら、なんとなく大藪春彦を連想したもんですから、ちょっと懐かしくなって・・・ なるほど、私は全く知らない作家さんですが、これはハードボイルドの直球ど真ん中って感じでしょうか。 大藪春彦氏も読まれるんですね。 さて本日より鯨統一郎氏の『なみだ特捜班におまかせ!』を開始しました。 以前ご紹介した『なみだ研究所をよろしく!』の続編です。 今回はサイコ・セラピスト波田煌子が、過去の猟奇犯罪の案件をプロファイリングして、意外な犯人を指摘していくというものです。 第一話では、全裸の女性死体のある部分に薔薇の花を二本刺してあったという殺人事件。 第二話は、冷蔵庫の一番上の冷凍室に頭部、冷蔵室に胴体、一番下の野菜入れに足を突っ込まれた上、冷蔵庫にガムテープで目張りしてあるという、猟奇殺人。 これらの猟奇殺人の犯人像に、相変わらずの天然ボケをかましながら、波田煌子が迫っていくという、連作短編集です。 日常の謎を扱った前作も結構面白かったですが、本作は猟奇殺人特有の生々しさは微塵も感じさせず、相変わらずのんびりとマイペースで、周囲からは「こいつ大丈夫か?」と思わせながら、鮮やかに難事件を解決していく煌子のギャップが楽しめます。 ではまた ^^ |
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【3293】 |
ドウコク! (2010年10月13日 22時17分) |
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これは 【3290】 に対する返信です。 | |||
鍋談義、お付き合い頂いて、ありがとうございます。 まだまだ食べる予定なので、報告する内容があれば、また報告しますね。 取り敢えず、今は満足感がまだ残っているので、しばらくの間は、する予定は無いですけど。 |
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【3292】 |
ドウコク! (2010年10月13日 22時01分) |
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これは 【3289】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >それが地元に帰還した途端、「あなた関西の出身ですか?」みたいなことを言われたりして、 >自分が一体どこの言葉を話しているのか混乱しましたね。 ふーむ、伝染したんですよ、多分。 あの独特のアクセントやイントネーションが無意識のうちに。 それが残っていたのでしょうね。 >昨日のレスから色々考えてみましたが、桜川東子には新垣結衣なんかどうでしょう。 >早乙女静香は、若き日の江角マキコかなと。 うう、ゴメンナサイ、新垣結衣って知りません。 オヤジなもんで。 「若き日の江角マキコ」は、ぴったりかな。 確かに、気が強そう。 でも、「若き日」ですね、年齢的にはもうダメでしょう。 さて、貫井徳郎氏「愚行録」、つづき。 >貫井氏独特のドロドロ感は健在なのでしょうか。 「ドロドロ」とまでは行きませんが、ダークはダークです。 変、というかイヤらしい人は結構、登場しますよ。 >それとも、貫井氏の新たな魅力を発見できる作品なのですかね。 これはね、残念ながら、私は発見できませんでした。 良く言えば、貫井氏らしいって感じでしょうか。 >なんだか本格ミステリというより、社会派みたいなイメージですが、その辺りは如何でしょう。 社会派ではないです。 展開の仕方が、宮部氏の「理由」に似ている感じはしましたが。 人間の持つ「ちょっとした」汚さ(凄まじい悪意、とかではない)を、次々と積み重ねる、みたいな。 そういう意味での「愚行」だと思います。 |
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【3291】 |
ゴールデンゼウス (2010年10月12日 23時51分) |
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これは 【3287】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >今や出版業界の品格も何もあったものではないですね。 >まあ、売り上げ至上主義ってのは分かりますけど。 >出版社も格式の高い文芸作品ばかり出版している訳ではありませんので、品格を問うこと自体間違っているのかもしれませんね。 でも出版業界は硬派であってほしかったな。 >あくまで実話に基づいた怪談ですので、その辺りを理解した上で読まれるのであれば、楽しめるとは思います。 >とにかく、最終話は圧巻ですね。 今日本屋でちょと探したけどなかった。 一瞬取り寄せも考えたんですが、他に目についた本があったので、先にそちらを買いました。 渡辺裕之氏の「傭兵代理店」です。後ろの説明文を読んだら、なんとなく大藪春彦を連想したもんですから、ちょっと懐かしくなって・・・ >さて本日『怪痾』読み終わりました。 >つまり、小説で何が起ころうが対岸の火事で済ませられるのが普通ですが、この最終話は、読者自身に己の死に対する認識を改めさせる衝撃の事実を突きつける、恐ろしいお話ではあります。 いろいろな本があるものですね。 Z |
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【3290】 |
メルカトル (2010年10月12日 23時42分) |
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これは 【3288】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、再びこんばんは。 >おお、メルカトルさん、鍋物にもご見識があるとは! 見識などとんでもないです。 ただ、様々なメディアで聞きかじった、ほんのちっぽけな知識でしかありませんから。 >それを勘定に入れても、私は本当に満足でしたよ。 これからの季節は(なかなか涼しくなりませんが)、ますます鍋物が美味しい時期ですから、色々な鍋を楽しめそうですね。 またご自身で工夫して、是非色々挑戦してみてください。 >なるほど、これは有意義なご指摘ですね。 確かに私は、ハサミも入れず、水に入れただけでした。 そうすれば、熱湯に最初に入れるだけで、昆布の旨み成分であるグルタミン酸が染み出してきますので、手間要らずです。 >いくら火を入れても、冷えたスープに使いみちはあるのかな?と判断し、結局は、捨てました。 それは間違いなのかな〜? まあ、締めの雑炊やうどんなどの為には必需品だと思いますが、他には使い道がありそうにもないですので、捨てても特に問題はないと思いますが。 >これは、ホントに「キムチ鍋」に合いそう! 頭に入れておきますね。 実際に試されたら、また報告してくださいね、お待ちしております。 >コチラの一方的な偏見、お許し下さいね。 いえいえ、そんな風には思っていませんので、どうかご心配なく。 食べ物の話題には、また乗らせていただきますので、書き込みたくなったらいつでもご遠慮なくどうぞ。 ではまた ^^ |
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