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【1329】 |
メルカトル (2009年12月24日 23時06分) |
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これは 【1328】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >これは「翼ある闇」か、「占星術殺人事件」なのでしょうか? 両作とも4,5回読んでいると思います。 最近はなぜか、以前読んだ作品を再読しようとはあまり思わなくなりましたけど。 どうしてですかね、なんだか先走りする傾向にあると言いますか、毎日少しずつですが読んでいながら、次は何を読もうかなどと考えていたりします。 本来ならば、現在読んでいる作品に集中すべきなのでしょうが、つい悪い癖が出てしまって、次へ次へと進んでしまいがちです。 反省すべき点ですね。 >「私は、横溝氏のどの部分に惹かれていたのか?」を探り出すという試み、今のところ、成功していません。 横溝氏に対する考察は、私も楽しみにしていますので、また再開していただけると嬉しいです。 そこで少しでも、横溝氏の魅力について具体的にどこに惹かれるかが解明されると良いですね。 >今回は、遠藤周作「沈黙」です。(ちなみにこの作家、とてもドラマティックですよ) 確かにこの作品の概要を読ませていただいただけで、なかなか起伏に富んだストーリーではないかと想像できますね。 きっと読み応えのある作品に違いないと思えてきましたよ。 うーん、それにしても遠藤周作ですか・・・ 渋いですねえ。 ちょっと調べてみましたが、凄いですね。 名作との誉れ高い本作、一度は読む価値ありと判断致しました。 やはり純文学の話題もたまにはいいものですね。 読みたい作品に枯渇したら、是非とも読んでみたい一作となりそうです。 ご紹介いただきありがとうございました。 ではまた ^^ |
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【1328】 |
ドウコク! (2009年12月24日 22時29分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >私は余程好きな作品でも、最高でも5回までしか読んでいないと思います。 5回は凄いですね。 私は3・4回かな? もしかしたら、短いので「フランダースの犬」はもう少し読んでいるかも知れませんが。 これは「翼ある闇」か、「占星術殺人事件」なのでしょうか? ところで、横溝氏の作品に触れていく中で、 「私は、横溝氏のどの部分に惹かれていたのか?」を探り出すという試み、今のところ、成功していません。 いくつかレスを重ねる中で、少しは考えが湧いてくるかな、とも思ったのですが。 まぁ、それは今後の楽しみにとっておきます。 そこで、しばらく違う路線で。 今回は、遠藤周作「沈黙」です。(ちなみにこの作家、とてもドラマティックですよ) この作品は未読とのことで、まずは、概要から。 キリスト教禁止の始まった江戸時代初期の日本から、イエズス会でフランシスコ・ザビエルと並ぶぐらい海外布教に実績のあった、 フェレイラ神父が転んだ(=キリスト教を捨てて、仏教に改宗した)という驚くべき報告が、ローマ教会にもたらされる。 にわかには信じ難いこの報告に対し、真相解明のために、バチカンは、フェレイラ神父の弟子のロドリゴ神父を、日本へ派遣する。 「あの人に限って、そんな……。」 師の裏切りを信じたくないロドリゴ神父であったが、日本に着いた早々、奉行所に捕まってしまう……。 というものです。 ここで、ロドリゴ神父は、壮絶な拷問を覚悟しますが、同時に、激しく信仰心が燃え立ち、 「神の名に懸けて、転教を拒み、キリスト教徒のまま死んでいこう。 過去に迫害されて死んでいった聖人を見習おう。」 と、固く決意します。 そして、おそらく自分への転教を強制するために、拷問を行うであろう浜辺に着いた時、 彼は、意外なものを目にするのでした……。 続きは明日に。 本日はこれにて失礼します。 |
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【1327】 |
ドウコク! (2009年12月23日 23時26分) |
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これは 【1326】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 >それ程愛読される作品の作者ならば、誇りに思っても良いのではないかと私も思います。 横溝さん、メルカトルさんもこう言っておられます。 ぜひ誇りに思って下さい。 「次回 沈黙」の予定。 では、おやすみなさい。 |
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【1326】 |
メルカトル (2009年12月23日 23時05分) |
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これは 【1323】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >氏は、「ミステリは、2度読むべし」という考え方でした。 >1度目は、普通に犯人やトリックを自分なりに推理して楽しむ、2度目はその伏線を楽しむ、と。 なるほど、横溝氏はそういった考え方の持ち主だったのですね。 私は余程好きな作品でも、最高でも5回までしか読んでいないと思います。 やはり初読の際と比較すると、こんな伏線があったんだとか、意外に印象に残っていなかったシーンが改めて読むと面白かったり、という事はあります。 がしかし、やはり最初と比べると感動が薄れる気はしますね。 新鮮度が違うというか、再読の場合は、先が読めてしまう為、どうしてもワクワク感が薄れます。 >「ストーリーや雰囲気の読み応えなら、『八墓村』の方が勝り、数度の再読にも耐えられる作品。」 >だから、「何度も読み返されることを、勲章に思うべきだ。」と感じました。 それはドウコク!さんの率直な感想でしょうね。 正直10回も読む方の気持ちは分かりかねますが、それだけその作品を愛しておられる事は確かでしょうし、それ程愛読される作品の作者ならば、誇りに思っても良いのではないかと私も思います。 しかし、横溝氏は独自の理論からそれを否定された、それは勇気のいることだと思いますし、氏独特の矜持だったのかも知れませんね。 >これは、私だけの感想として、心にしまっておきました。 >(天気の話から、天が覗いているかも知れない、このトピ)横溝さんも、見ていてくれるかな? 見ていて下さると良いですね、そしてドウコク!さんの想いも天に届くと良いですね。 もし見て下さっているなら、今後も天国から見守って頂きたいと切に願っています。 ではまた ^^ |
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【1325】 |
メルカトル (2009年12月23日 23時05分) |
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これは 【1322】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 >今日はメルカトルさんが未読である作家、そして今後もチョイスされぬであろう >「山村美沙」について少し書いてみます。 いや、まだ分かりませんよ。 食わず嫌いって事もありますからね、今後食指を動かされる作品が現れなければ、一度は読んでみる可能性もあると思います。 >京都の行事や、あと特定職業のウラ話等が女性視点で細かに出てくるのです。 それはころころさんらしい観点ですね。 私も自分の知らない世界の事柄が、詳らかに描写されているとそれだけで得した気分になる事があります。 その一点だけでも読んだ価値はあったなと思わせてくれる作品というのは、確かにありますからね。 >葬儀社のことはもちろん、病院やお花やさんのつながりまでが、書かれていた事。 なるほどねえ、それは結構興味深いかもしれませんね。 知られざる未知の世界は、やはり覗いてみたいものですから。 >新刊が出るのを楽しみにしていた理由はそのへんにあったのかな?と今になって思います。 新刊を楽しみに待っていたという事は、相当面白かったのでしょうね。 最近そんな体験をしていないのは、淋しい限りです。 早く「京極堂シリーズ」出ないかなー。 >よければ、そのへんのトリビアを次回書いてみたいなと思うのですが、いかがでしょうか? 是非お願いします、期待してますから。 ではまた ^^ |
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【1324】 |
ドウコク! (2009年12月23日 22時43分) |
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これは 【1322】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、いかすみー。 今日は確かに、雨のぱらつく嫌な天気でしたが、でも、湿気を含んだ空気のお蔭で、少し寒さが緩んだ、と思います。 >お味噌汁じゃだめなんですか? そうですね、ダメですね。 やはり、これだと味が濃すぎるので、濃いタレのかかったご飯を食べる時、余計にくどくなりそうです。 (試してはいないので、本当にそうなのかは分かりませんが) 濃い部分はうどんで中和し、薄い部分はダシ汁で味の底上げをする、という感じが好きなのです。 ……で、今日も迷ったあげく、結局は(多分ボンカレーであろう)カレーにしました。 でも、明日は挑戦するつもりです。 >あとは、その友達の友達が友達になり…の形ですね(^^) >それが一部の友人とはつながりが切れずにずっと続いているのです。 いやぁ、これは誠に素晴らしい。 「山本達彦」という、同じ趣味をコアにして、新たに友人関係を築いていけるとは。 さぞ、楽しくて、居心地のいい、お付き合いだと推察します。 願わくは、その音楽の嗜好とお友達との交友が、いつまでも続きますように。 |
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【1323】 |
ドウコク! (2009年12月23日 22時19分) |
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これは 【1320】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 今までに何度か触れている、横溝氏のエッセイの「八墓村」の章に、こんなのがありました。 読者からの手紙で、「『八墓村』は、もう10回ぐらい読んでいいます。 大変、面白い作品です。」 に対し、横溝氏が、 「嬉しいけれど、残念だ。」と、複雑な心境を吐露する回。 10回も読み直してもらえるなんて、作家冥利に尽きるはずなのに、なぜ? それには、横溝氏の、ミステリの読み方に対する考え方、が大いに関係があります。 氏は、「ミステリは、2度読むべし」という考え方でした。 1度目は、普通に犯人やトリックを自分なりに推理して楽しむ、2度目はその伏線を楽しむ、と。 同業者の技を吟味しようとしたのか、いかにも推理作家らしい考えですが、 これは言い換えれば、それ以上は読む価値・意味が無い、ということです。 素晴らしい作品であればあるほど、これ以上、読めば初読の感動が薄れていくので、それは避けたい、という。 これには、確かに一理あります。 私の場合、「オリエント急行殺人事件」は、一度しか読んでいません。 しかし、初読の時の感動は、今も薄れずにいます。 他の作品の追随を許さずに。 氏の場合は、「Yの悲劇」を例に挙げ、だからこそ、「八墓村」は、そこまでのレベルに達していないミステリ作品なのだ、と 落胆してしまうのです。 それを読んだ時、私は「それは違う。 あれらの作品と『八墓村』は、別の次元で語られるべきだ。」 「ストーリーや雰囲気の読み応えなら、『八墓村』の方が勝り、数度の再読にも耐えられる作品。」 だから、「何度も読み返されることを、勲章に思うべきだ。」と感じました。 今なら、ネットを通じ、作者に訴えることもできますが、当時は手紙しか連絡手段の無かった時代。(電話は番号が不明) これは、私だけの感想として、心にしまっておきました。 (天気の話から、天が覗いているかも知れない、このトピ)横溝さんも、見ていてくれるかな? |
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【1322】 |
ころころ (2009年12月23日 19時31分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
お部屋の皆様こんばんは(^^) 今日はちょっぴり雨のぱらつく、嫌な天気です。 ・ドウコク!さん。 な○卯の海鮮かき揚げ丼そんなに良かったんですか? 会社の側に1軒あるのでいつでも試せるのですが、 私はそれよりもそこの10個300円のカラアゲが気になっちゃってます(^^;) ああ、私のクイシンボ(笑) >「食い過ぎたー」って。 それで、いつも「うどんを付けるかどうか」で結構、悩んでから食券を買っています。 お味噌汁じゃだめなんですか? >ところで、この広い地域の「ファン同士」って、ころころさんの以前からのお友達? >それとも、コンサートに通ってから出来たお友達でしょうか。 >後者なら、とても凄いことだと、個人的に思います。 きっかけは二つありまして、以前もう少し「彼の君」がよくメディアにも出ていたころ ファンクラブクリスマスツアーというのが信州でありました。 それに参加した時に、同じ宿泊部屋になった者同士で仲良くなったパターン。 もうひとつはファンクラブに入っていた時(今はやめました)会報に文通コーナーがあり それに載っている人にお手紙を書いて仲良くなったパターンです。 あとは、その友達の友達が友達になり…の形ですね(^^) それが一部の友人とはつながりが切れずにずっと続いているのです。 ・メルカトルさん 今日はメルカトルさんが未読である作家、そして今後もチョイスされぬであろう 「山村美沙」について少し書いてみます。 私がこの女史の作品にのめり込んだのは、もちろん、シリーズでキャラが確立していたことと、 読みやすさからというものがありました。電車通勤にはお手ごろだったからですね。 他の作家さんでも、取材をしていろんな背景を細かに描くと思うのですが、 京都の行事や、あと特定職業のウラ話等が女性視点で細かに出てくるのです。 私が「へぇぇぇ〜」と思ったのは「赤い霊柩車シリーズ」 葬儀社のことはもちろん、病院やお花やさんのつながりまでが、書かれていた事。 これ、すごく興味深くて面白かったのです。 そんな風に、トリックそのものはやや枯渇して行った感はありましたけど、 新刊が出るのを楽しみにしていた理由はそのへんにあったのかな?と今になって思います。 病院や花屋さんのウラ話は直接トリックのネタバレには繋がりませんので、 よければ、そのへんのトリビアを次回書いてみたいなと思うのですが、いかがでしょうか? ではまた(^^)ノ |
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【1321】 |
ドウコク! (2009年12月23日 00時03分) |
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これは 【1320】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 >私も興味がありますし、大いに今後の参考にさせていただきますので。 では、「八墓村」の後に、それらに行きます。(でも、まだ、横溝編の本来の目的を、私は達成できていないのですが。) 間に、「誰彼」が入るとは思いますが。 明日も「八墓村」で、主に作者のこぼれ話で行こうと思います。 では、おやすみなさい。 |
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【1320】 |
メルカトル (2009年12月22日 23時04分) |
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これは 【1318】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >昨日は失礼しました。 とんでもないですよー。 誰しも都合の悪い時はありますからね、毎日投稿していただいているドウコク!さんに対して、私が何か言える立場ではありませんよ。 >どちらにお住まいなのでしょう。 中部地方の何処かです、後はご想像にお任せします。 別に隠すほどのものでもないですが、何となく・・・ご理解いただけると幸いです。 >この構図に従って、殺人が次々と繰り返される、というのは、 >(原作を知らない人にとっては)とても分かりやすくて、ゾクゾクすると思います。 確かに動機が分からないだけに、観ていてもなぜこんなにも殺されるのか?と素朴な疑問が湧いてきました。 >それに、要蔵の死蝋も、合うと思います。 映像的にはそれ程ショッキングなシーンとはなっていませんでしたが、死蝋自体はかなり良く出来ていたと思います。 それよりも何よりも、落ち武者の因縁話と、要蔵の殺戮シーン、鍾乳洞の道行きがあまりに印象に残っていて、本筋のほうが返って霞む形になってしまっていたのは皮肉としか言いようがありません。 それだけ、それらのシーンが強烈だったわけで、それ故映画版自体の評価を落とす事にはならないとは思いますが。 >遠藤周作 「沈黙」 「マリー・アントワネット」 「イエスの生涯」 >夏目漱石 「こころ」 申し訳ありません。 小学生の頃からミステリ一本槍で、純文学はほとんど読んでいないんですよ。 というわけで、全て未読です。 あ、勿論本トピで前述の作品をご紹介していただけるのであれば、大歓迎ですよ。 私も興味がありますし、大いに今後の参考にさせていただきますので。 ではまた ^^ |
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