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【1299】 |
メルカトル (2009年12月16日 22時56分) |
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これは 【1296】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >ところで、今現在、読まれておられるのは、どんな感じの作品なのでしょうか? >良かったら、教えて下さい。 最近読んだ作品は、加納朋子の『モノレールねこ』恩田陸の『六番目の小夜子』湯本香樹実の『夏の庭』、そして現在読んでいるのが梨木香歩の『西の魔女が死んだ』です。 何故か女性作家ばかりだというのは単なる偶然です。 『モノレールねこ』と『六番目の小夜子』はミステリ的要素は若干あるものの、似て非なるものですし、『夏の庭』と『西の魔女が死んだ』に至っては、児童文学の傑作といわれている作品です。 アマゾンのレビュー数があまりに多い上に、評価が高い為つい購入してしまいました。 まあ後学の為と思って買いました、高評価になるほどと頷ける部分も勿論ありましたが、やはり私には刺激が足りない・・・ もうしばらくはこういった傾向の作品に触れる事はないと思います。 やはり私にはミステリが、体質的に合っているようです。 >従って、1ページあたりに盛り込まれる情報量(=文字数)は、実は、創元社の文庫版に比べ、少ないと思います。 >(=見た目ほど、読むのに時間がかかるわけではない) はい、それは良く分かります。 確かに1ページの情報量は、他社に比べると創元推理文庫は多いですね。 どうせなら値段は変えずに、1ページ当たりの文字数を減らして、読みやすくして欲しいと思っているのは私だけでしょうか。 >つまり、講談社・角川・新潮などで出版したとしたら、1.2倍〜1.5倍くらいのページ数に相当するのではないか、と。 まさにおっしゃる通りではないかと思いますが、それにしても例えば『幽霊の2/3』を例にとると、他社ならば400頁から450頁に相当しますよね。 それで903円は割高ではないかと思うのですが。 前に話題に上がった『邪馬台国はどこですか?』も和書にもかかわらず、316ページで693円は少々お高めの気がします。 決して偏見でものを言っている訳ではありませんので、お気に触ったらお許しください。 ではまた ^^ |
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【1298】 |
メルカトル (2009年12月16日 22時55分) |
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これは 【1295】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 >明治35〜36年ごろ日本郵船のヨーロッパ航路の食堂で出されたのがはじめだった、というものです。 ほー、そんなに古いのですか。 それにしてもそんな文献?がよく残っていましたねえ。 それとも伝聞の類なのでしょうか。 どちらにしても明治時代からカレーのお供に福神漬けを食べていたとは驚きです。 >理由は、甘さがカレーをマイルドにする事と醤油が隠し味になった事、 >野菜の歯ごたえが口直しになると言う事でナイスセレクトだったと。 理由としては至極納得の行くものですね。 確かにカレーの辛さと福神漬けの甘みが程よくミックスされ、なんともいえないコクが生まれるような気がします。 それにあの歯ごたえは、カレーそのものにはない要素ですので、単調さを緩和してくれる役割を担っているとも思えますね。 >材料には上野近郊で採れる「大根・茄子・蕪・瓜・紫蘇・蓮根・鉈豆」の7種を選び、厳しく選別。 えっ?そんなに色々入っていましたっけ。 私の食べる福神漬けは安いせいなのか、大根、茄子、紫蘇、蓮根しか入っていないです。 もともとそれだけしか入っていないものだとばかり思っていましたよ。 >その1.材料に7つの野菜が使われているのを縁起の良い七福神にちなんでつけられた。 なるほどねえ、そう言われるとそうなんだと納得してしまいますね。 いやー、福神漬けも奥が深いです、吃驚ですよ。 >白菜のピクルスも好きですが、ラッキョは苦手だな〜…(^^;) ラッキョウは甘酸っぱいのがカレーには合いますね。 私はピクルスよりはラッキョウのほうがカレーには合う気がします。 でも酸味の強く甘くないものはNGですけどね。 >メルカトルさん、マヨカレー、私もこんどやってみますね。 あまり多く入れずに少量をかき混ぜながら食すと、味がマイルドになってまた違った味わいを楽しめますよ。 ではまた ^^ |
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【1297】 |
ドウコク! (2009年12月16日 22時31分) |
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これは 【1295】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、いかすみー。 おぉ、アイコンがまた、変わっているー! これは、ワンピースですよね? スゲー。 >本日はカレーの親友、福神漬についてのお話。 なんと、「福神漬」とは、7種の野菜を醤油漬けしたものだったですか! 知りませんでした。 これはトリビアですね〜。 あのお漬物は、多分、カレーにしか合わないと、個人的に思います。 というか、カレーでのみ絶大な力を発揮する、 カレーの香辛料の面々を、影から上手く演出する、素晴らしい役割を果たしている、と。 考案者の“野田清右衛門氏”、には敬意を払いたいですね。 >ちなみに私は赤くなってるやつより黄色い福神漬が好きです。 これは、個人的には、 「ボンカレー」など和風の香りのするものには、「赤い」やつ、 「ココ壱」など洋風の香りのするものには、「黄色い」やつ、 が合う、と思っています。 まぁ、私の意見が合っているかどうかは置いといて、とにかく明日、カレーを食べることだけは、私の中で決定しましたよ。 |
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【1296】 |
ドウコク! (2009年12月16日 22時06分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >正直ミステリ関係以外は、ほとんど文芸作品だと考えていると思っていただければ間違いないと思います。 なるほどー。 このご指摘こそ、言い得て妙かも知れません。 言われてみれば、「ミステリ」というのは、文字作品として、ある種、特別なような気がします。 文学、という言葉はあまり合いませんね。 でも、歴史モノ・ファンタジー・SFなどは、「文学」と呼んでも差し支えないようにも思います。 ところで、今現在、読まれておられるのは、どんな感じの作品なのでしょうか? 良かったら、教えて下さい。 >蛇足ですが、創元社の文庫版って、他の出版社に比べて割高な気がしませんか? >ページ数のわりに値段が結構張る印象が強いのですが。 これに関しては、昨日、ちょっと気になることがあったので、手元の、司馬遼太郎作・「関ヶ原」のある章を調べていた時、 少し、浮かんだ考えがあります。 それは、 「創元社の文庫版は、情報量が多いから、どうしても値段が張ってしまうのではないか?」 です。 前述の、司馬遼太郎作・「関ヶ原」は、上・中・下の3巻あり、とてもボリュームがあるのですが、 でも、文字は大きめで行間は広く、更に会話が多く、その度に改行され、また説明に要する地の文でも頻繁に改行します。 従って、1ページあたりに盛り込まれる情報量(=文字数)は、実は、創元社の文庫版に比べ、少ないと思います。 (=見た目ほど、読むのに時間がかかるわけではない) 一方、創元社の文庫版、例えば昨日まで私が挙げていた「幽霊の2/3」は、行間が狭く、また地の文でもあまり改行せず、 結構、続きますので、1ページあたりにかなりの情報量があります。 それに限らず、外国作品にはその傾向が強いのではないか、そして創元社の文庫版は、 外国作品中心(オンリーかも? その辺は曖昧でスミマセン)なので、そうなってしまう、と思います。 「幽霊の2/3」、300ページほどです。 この厚さは自分の経験上、1日かければ読めると判断したのですが、 日曜の私のレスでは、「まだ、読めていません。」と誤算の書き込みとなりましたよね。 これも、その辺りに原因があるのではないかと、思っています。 つまり、講談社・角川・新潮などで出版したとしたら、1.2倍〜1.5倍くらいのページ数に相当するのではないか、と。 だから、割高になるのも、やむなし、と思っています。 長くなりましたので、今日はこのへんで。 |
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【1295】 |
ころころ (2009年12月16日 18時16分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
お部屋の皆様、こんばんは。 ひきつづき「美味しいカレーが食べたい」本よりご紹介します♪(しつこい?(笑)) 本日はカレーの親友、福神漬についてのお話。 かいつまんで要点のみ書いてみます。 福神漬がカレーに添えられるようになった諸説の中から有力な説。 明治35〜36年ごろ日本郵船のヨーロッパ航路の食堂で出されたのがはじめだった、というものです。 最初、客船内で東南アジア等でカレーに添えられるチャツネの代わりに ピクルスを添えたが、酸味が日本人の好みに合わず不評。 そこで福神漬に切り替えた所これが大好評。 理由は、甘さがカレーをマイルドにする事と醤油が隠し味になった事、 野菜の歯ごたえが口直しになると言う事でナイスセレクトだったと。 このときから福神漬がカレーの相棒となったそうです。 福神漬のルーツは東京上野の300年以上続く老舗「酒悦」15代目、 野田清右衛門氏によって発明されたもの。 清右衛門氏は、それまで塩漬けしかなかった漬け物を醤油漬けでつくろうと考え、試行錯誤が10年。 材料には上野近郊で採れる「大根・茄子・蕪・瓜・紫蘇・蓮根・鉈豆」の7種を選び、厳しく選別。 醤油も特別あつらえの3種類を使用。 そして明治10年頃に福神漬は完成したそうです。 「福神漬」の名前の由来。 その1.材料に7つの野菜が使われているのを縁起の良い七福神にちなんでつけられた。 その2.福神漬は大変美味で他にご飯のおかずが要らない。なので知らず知らずの内にお金が貯まる。 こんなに縁起の良い漬け物には福の神も一緒につけてあるに違いない! ということから福神付け=福神漬となったという説。 ちなみに私は赤くなってるやつより黄色い福神漬が好きです。 白菜のピクルスも好きですが、ラッキョは苦手だな〜…(^^;) メルカトルさん、マヨカレー、私もこんどやってみますね。 では、また(^^)ノ |
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【1294】 |
ドウコク! (2009年12月15日 23時44分) |
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これは 【1293】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 >それ程簡単に偉大な先人達には追いつけない、ということでしょうか。 はい、これが本作への私の率直な感想です。 でも、(不満を挙げた後でなんですが)本作を、かの名作に、「これこれ、こういう理由で勝る」という方がおられても、 不思議ではない、と思います。(つまり、私としては、決定的に劣っていると感じているわけではない、という意味) 「次回 女王蜂」の予定。(変えるかもしれません) では、おやすみなさい。 |
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【1293】 |
メルカトル (2009年12月15日 23時07分) |
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これは 【1292】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >メルカトルさんの言われる、文芸作品とは、現代の芥川賞作品などを指しておられるのでしょうか? 私はミステリ、SF、ホラー、時代小説などのジャンルがはっきりしている小説以外は全て文芸作品の括りで捉えています。 ですから別に芥川賞を目指しているような作品のみをそう呼ぶべきだと思ってはいません。 正直ミステリ関係以外は、ほとんど文芸作品だと考えていると思っていただければ間違いないと思います。 >そういった意味で、私は肩すかしを食らった気分でした。 確かに作品とタイトルから想像すると、カー辺りを髣髴とさせる作風なのかと思ってしまいますよね。 最初に『幽霊の2/3』と聞いたとき、少なくとも私にはそう思えました。 或いはホラーの要素が強い作品なのかと・・・ >つまり、復刊するということは、一度は読者から忘れ去られたわけで、逆に言うと、忘れられなかったクリスティ、カー、 >クイーン、ヴァン・ダインらの有名作品には、及ばない。 なるほど、言い得て妙ですね。 それ程簡単に偉大な先人達には追いつけない、ということでしょうか。 そうですよね、一度は絶版になった作品の復刻版ですから、何処かに忘れ去られる要素があったであろう事は想像に難くないですね。 そうでなければ何年にも亘って、重版が続いていたはずですから。 ただ、それでも十分に楽しめたのであれば、読んで損なし、とは言えるのでしょうね。 蛇足ですが、創元社の文庫版って、他の出版社に比べて割高な気がしませんか? ページ数のわりに値段が結構張る印象が強いのですが。 ではまた ^^ |
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【1292】 |
ドウコク! (2009年12月15日 22時36分) |
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これは 【1290】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 前回、挙げた作家の作品は、もう20年以上、昔に読んだものです。 ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」なんか、ミステリですよ。 兄弟たちの父親が殺されて、犯人は誰か?、という。 ただ、映像向きではないですね。 観念的ですし。 でも、文字だと、かなりの迫力があります。 長いですけれど。 メルカトルさんの言われる、文芸作品とは、現代の芥川賞作品などを指しておられるのでしょうか? 川上さんとか。 さて、「幽霊の2/3」の不満点。 これは、二点あります。 まず、一点目。 それは、タイトルに対してです。 やはり、「幽霊」とあるので、どうしてもソッチ系の雰囲気を持つ作品を連想していました。 しかし、これはあくまでも、「幽霊の2/3」というゲームのことであり、オカルティズムとは、関係ありません。 そういった意味で、私は肩すかしを食らった気分でした。 まぁ、読む前に、勝手に作品に先入観を持ったのが悪いのですけど。 次に二点目。 これについてはですね……。 ネタバレではないですし、書いてもいいのですが、 かつてある作品で、書くだけでも期待感を削いでしまうような記述を、私がしてしまったので、それに対する反省から、 敢えて書かないことにします。 思わせぶりで、申し訳ないです。 ただ、これは、私にとっての不満点であり、メルカトルさんにとっては、あまり不満に感じないのではないか、 ということだけは記しておきます。 いずれにしても、私にとっては、 「充分、楽しめた(=読んだ価値はあった)が、“辛辣な評価”をすれば、本作は『復刊リクエスト 1位』でしかない。 つまり、復刊するということは、一度は読者から忘れ去られたわけで、逆に言うと、忘れられなかったクリスティ、カー、 クイーン、ヴァン・ダインらの有名作品には、及ばない。」 です。 比較の対象が悪いと言えばそれまでですが、私が以前に挙げたベスト5には適わない、と思いますよ。 |
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【1291】 |
ドウコク! (2009年12月14日 23時42分) |
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これは 【1290】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 横レスですが、 >カレーにマヨネーズ意外と合いますよ。 うお〜、こ、これは! こんな組み合わせ、今まで考えてもいませんでした。 今度、試してみます。 明日も、「幽霊の2/3」。 では、おやすみなさい。 |
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【1290】 |
メルカトル (2009年12月14日 22時54分) |
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これは 【1287】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >私も、できたら夏目漱石や太宰治や遠藤周作、他に外国でジッドやドストエフスキーなど、読み直したいものです。 おおっ!これは凄い文豪ばかりではありませんか。 ドウコク!さんは、文学青年なのですね、少し前までほとんどミステリばかり読んでおられる方だと思っていましたので、ちょっと吃驚しました。 >きっと、感性が擦り切れてしまって、刺激的なものしか受け付けなくなったのでしょう。 なんとなく分かる気がします。 文芸作品やファンタジーを読んでいても、何処かにミステリ的要素はないのかと目を皿のようにして探している自分がいます。 そして何のオチもないと気付くと、ちょっとだけがっかりしたりします。 やはり刺激が足りない・・・ そして泣けると評判の作品で泣けなかった時は、凄く損をした気分になります。 己の感性が鈍ってきているせいもあるんでしょうけどね。 >これは単純に、読み過ぎてしまったのではないでしょうか。 読むに値すると言われている作品を。 そうなのでしょうね、残念ですが。 だからこそお気に入りの作家陣の新作が読みたいのですが、なかなか出版されなくて・・・ 辛い状況が続いております。 >魅力としては、「次々に明らかとなる新事実」「訳者が、なるべく現代的な訳を心がけている」です。 うーん、これだけ読むとなかなか魅力的なシチュエーションではないかと思うのですが。 しかし絶対大丈夫と太鼓判を押すわけにはいかないとの事ですので、読むべきかどうかは明日以降のドウコク!さんの書評で決めたいと思います。 翻訳物と言えば、まだ『火刑法廷』を読んでいませんので、いずれにしてもそちらを優先させようと思っています。 ではまた ^^ |
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