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【1519】 |
メルカトル (2010年01月26日 23時35分) |
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これは 【1514】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >ただ、私の印象としては、そこは上手く処理されていたと思います。 そうでしょうね、遠藤周作氏ほどの大作家がそのような愚を犯すとは思えませんから。 一流の作家というものは、何を書かせても、なるほどこのストーリーをそういった膨らませ方をするのかと感心させられるような小説を物すものでしょうしね。 >この頃、裏マリーは娼窟を出て、有名な詐欺師と行動を共にしています。(その人物名はもうお分かりですね、メルカトルさん。) 映画『ルパン3世』の題名にもなった超有名な詐欺師ですね。 わかりますよ。 >(実は、裏マリーは、年齢も顔立ちもさほど相違ない王妃マリーに、「なぜアンタはそんなに幸福で、アタシは不幸なの?」 このあたりの展開は乃南アサ女史の『幸福な朝食』を想起させますね。 久しぶりにこの作品を思い出しました。 >その後、両者の運命は変遷、2度目は何と、獄中にいる王妃マリーを救出する計画に裏マリーが参加 どういった経緯でそのような変遷を迎えるのか分かりませんが、確かに面白い展開ではありますね。 非常に興味をそそられます。 フィクションとノンフィクションの部分を上手く組み合わせて、物語に信憑性を与える、なるほど私の好きな某作家が得意とする手法ですね。 そういった意味ではもしかしたらこの小説は私好みの作品と言っても良いかも知れません。 本作も一応、今後読むべき候補として頭に入れておきます。 ではまた ^^ |
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【1518】 |
メルカトル (2010年01月26日 23時45分) |
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これは 【1513】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 >さてさて、いよいよ「鉄鼠の檻」を次回書店へいった時に購入しようと画策。 おお、いよいよですか、楽しみですね。 大変な大長編ですので、是非腰をすえてじっくり読まれることをお勧めします。 ではご質問の件、私なりに簡単ではありますがお答えしたいと思います。 >・導入部分は入り込みやすそうですか? いきなり犯人が登場します。 しかも「拙僧が殺めたのだ」と自ら僧侶であることを告白してしまいます。 でもご心配なく、犯人がそう簡単に分かってしまうような愚は犯していませんから。 導入部から、これから始まる長い物語に引き込まれること請け合いですね。 >・登場人物は多いですか? 主要な登場人物(容疑者)は僧侶だけで十人ほど出てきます。 しかし、それぞれの描き分けがきちんと出来ているので、誰が誰だか分からなくなるような混乱を招く心配はありません。 他にも脇を固める個性的なキャラが目白押しです。 >・女性は出ますか? ほとんど登場しません。 あえて挙げれば中禅寺敦子を除いて二人だけです。 >・ここでも宗教的な話は展開されますか? 禅問答が主体ですが、他にも仏教の薀蓄話が披露されます。 流石の京極堂も、この禅の世界に苦戦を強いられます。 >・伏線となるエピソードや別舞台でのストーリーが多めですか? 伏線にはなっていないものも含めて、サイドストーリーはふんだんに用意されています。 舞台はほぼ、箱根山中の明慧寺と旅館「仙石楼」の二箇所に絞られていますが、各エピソードごとに登場人物が見事に振り分けられていて、飽きが来ないような工夫がなされています。 以上簡単ではありますが、私見での見所などをご紹介させていただきました。 ではまた ^^ |
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【1517】 |
メルカトル (2010年01月26日 23時30分) |
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これは 【1512】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >昨日のニュースで、ミステリー作家の北森鴻という人が亡くなられたと報じていましたが、メルカトルさんはこの作家をご存知ですか? そうですか・・・ 亡くなられたのですか。 まだお若いのに、まだこれから作家として大成されていかれるであろう方が、残念な思いでいっぱいです。 私は『花の下にて春死なむ』だけしか読んでいませんが、心に染み入るような筆致で、どことなくもの悲しげで人間の弱さや温かさを描いた文章は秀逸でした。 ご冥福をお祈りいたします。 >それともう一つ。 飴村行という作家は知っていますか? 名前だけは知っています。 ジャンルはミステリではなく、ホラー作家ですね。 『粘膜人間』で第15回日本ホラー小説大賞長編賞を受賞した作家ですね。 『粘膜蜥蜴』はその受賞第一作です。 内容はよく知りませんが、とにかくグロテスクな描写やら残酷描写が特徴の、一部のコアなファンに支持されている作品のようです。 もし、グロや残酷描写が苦手であるならば、避けたほうが無難かもしれませんが、そういった描写が平気だというのであれば、読んでみるのも一興かもしれません。 とにかく内容に関してはほとんど知りませんので、あまり多くは語れませんが、異形の世界を恐る恐る覗き込みたい人向けではないかと思いますよ。 ではまた ^^ |
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【1516】 |
ドウコク! (2010年01月26日 23時20分) |
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これは 【1511】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 私の近隣でも等価はありますが、等価では打ちません。 理由は純粋に回らないからです。 回らないと嫌です。 (この際、期待値など考慮せず。 等価19回/千円と35個交換22回/千円なら、等価が上ですが、私なら35個を選びます。) ですから、以前に記した数字は、いずれも35個交換でのものです。 → なので、勝ち額はそんなに凄いわけではありません。 >牙狼の魔戒中は一度倒した敵には負けない これは正確には、素体ホラー以外、です。 素体ホラーは倒しても、何度でも出てくる可能性があります。 (=つまり、2度め以降での負けもアリ。) また、(素体を除く)一度「倒した敵」は、スペシャル・エンディング(=SPED)までは出ませんよ。 SPED以降に出現すれば、最強のメシアであろうが何であろうが、出現しただけで勝利が確定します。 ただし、「倒した」場合のみです。 最終Rでのカオル復活は、別です。(SPED前にまた出ても、負ける可能性アリ。) あと、熊と素体、私も「そんな奴らの攻撃を食らっても、倒れるなよ。」って思います。 まして、負けなど論外ですね。 |
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【1515】 |
ドウコク! (2010年01月26日 22時56分) |
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これは 【1513】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、いかすみー。 一つ、注釈を。 私は、ミステリの中でも、本当に有名な作品か、あるいはかなり有名な作家しか読んでおりません。 ですから、ミステリ愛好家としては、本当にひよこレベルですよ。 ぴよぴよ。(飴村行氏も初めて聞きました。) 一周年、ホントにめでたくて凄いことですね。 その際は、またアレをお願いしたいです。 ところで、今夜はおでんと冷奴です。 目的はもちろん、ゆず胡椒ですよ。 今から食べる予定です。 むふふ。 |
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【1514】 |
ドウコク! (2010年01月26日 22時39分) |
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これは 【1510】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 分かりました。 次は「月の扉」で行きますね。 なお、私は『扉は閉ざされたまま』は、読んでいません。 >余程上手く二人の人生模様を対比させなくては、言葉は悪いですが陳腐な印象を受ける事になってしまう可能性が高い気がします。 なるほど。 「陳腐」と言えばそうかもしれません。 ただ、私の印象としては、そこは上手く処理されていたと思います。 それに、後半、マリー・アントワネット(以下、王妃マリー)と裏の主人公(以下、裏マリー)の人生が、2度交錯する場面が出てきます。 (この部分、ストーリー的に結構、重要な部分なのですが、本作はミステリでは無いので、記しますね。) 1度めは、首飾り事件です。 ここで裏マリーは、王妃マリーの偽物を上手く演じることで詐欺に成功する、という設定です。 この頃、裏マリーは娼窟を出て、有名な詐欺師と行動を共にしています。(その人物名はもうお分かりですね、メルカトルさん。) 注:首飾り事件を御存じない方へ……これは実際に起きた事件で、王妃マリーの名を騙った何者かが超高価な首飾りを、 代金を払わずに手に入れるのですが、結局は犯人が捕まり、王妃マリーは何の関係も無いことが判明します。 でも、これにより国民に「あの女ならやりそうなことだ。」と怒りを誘い、革命の気分を盛り上げることに一役買いました。 世間に広がる王妃マリーへの反感を肌で感じ、裏マリーは「ざまあみろ」と得意になるのです。 (実は、裏マリーは、年齢も顔立ちもさほど相違ない王妃マリーに、「なぜアンタはそんなに幸福で、アタシは不幸なの?」 と恨みを抱いているのです。 実際、王妃マリーはそんなに幸福ではなかったのですが。) その後、両者の運命は変遷、2度目は何と、獄中にいる王妃マリーを救出する計画に裏マリーが参加し、 そこで両者の初めての対面、となるのです。 どうですか。 上手くフィクションを交えていると思いませんか。 続きは明日に。 ところで、ゴールデンゼウスさんのご報告で北森鴻さんの訃報を知りました。 「香菜里屋」シリーズ、もう読めないのが残念です。 ご冥福をお祈りしたいと思います。 |
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【1513】 |
ころころ (2010年01月26日 21時26分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
お部屋の皆様こんばんは。 少し御無沙汰してる間にとてもレスが進んでいてビックリとともに 賑わっているのがとても嬉しいです。 遡るのが深いので、最近のに簡単にレスでご容赦(^^;) ●G・ゼウスさん メルカトルさんへの横レスですが… 北森鴻さんについてはこのトピの 711と923〜に少し触れています。(頑張って過去レス探した(笑)) 飴村行さんについては、お名前が上がった記憶がないので、ここでは話題にした事がないと思います。 でも、メルカトルさんやドウコク!さんは読んでらっしゃるかもしれないですね。 バリについてのいろいろなお話、とても楽しく読ませて頂きました。ありがとうございます(^^) ●ドウコク!さん。 チューブ入りの柚子胡椒、ありましたでしょ?(^^) 最近私は野菜炒めでもちょこっと混ぜてみたりしています。 基本的には、鶏肉と豚肉が相性いいです。牛肉は・・・イマイチかも。 冷や奴・湯豆腐・厚揚げの炊き合わせとか、豆腐料理にもよく合いますよ。 いろいろとお試しあれ♪ ●メルカトルさん。 気付けばとうに【1500】レスを突破していたんですね。 あと1ヵ月弱でトピ1周年♪ 私には過ぎた博識で楽しいお仲間さん達とのお話が出来て、とても感謝してます。 さてさて、いよいよ「鉄鼠の檻」を次回書店へいった時に購入しようと画策。 で、メルカトルさんに軽く質問してもいいでしょうか? ・導入部分は入り込みやすそうですか? ・登場人物は多いですか? ・女性は出ますか? ・ここでも宗教的な話は展開されますか? ・伏線となるエピソードや別舞台でのストーリーが多めですか? よろしくお願い致します。 本日は深夜のお仕事です。頑張って参ります♪ では、また(^^)ノ |
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【1512】 |
ゴールデンゼウス (2010年01月26日 18時12分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 昨日のニュースで、ミステリー作家の北森鴻という人が亡くなられたと報じていましたが、メルカトルさんはこの作家をご存知ですか? 48歳とまだ若いのにねえ。 それともう一つ。 飴村行という作家は知っていますか? こちらは今日の朝日新聞に「粘膜トカゲ」(これもうまく変換できません)というミステリーとして紹介されていたので、もしメルカトルさんがおすすめなら読んでみようと思っています。 もし読んでいたら本のタイトルと内容を簡単の教えていただけると助かります。 |
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【1511】 |
ゴールデンゼウス (2010年01月26日 17時59分) |
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これは 【1509】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 牙狼で65回、85,000発強ですか。 それは凄いですね。 そちらのMHは等価ですか? 昨日は夕方からMHに出陣。私は平日はせいぜい2時間くらいしか打ちません。土日は朝からドップリですが・・・(笑 4円を5000円、1円を2000円(煙草交換専用)で、すぐに牙狼へ。 回転は18回/1K とMHにしてはまあまあですが、何も起こりません。 5000円は20分でなくなり、保留3個の消化を待っていると、金シャンGARO、ライター出るなと声はださずに念じていると、無事に擬似連。 3回でオープニング予告はなく、とりあえず追加で1000円投入。 EV完成で金魚と念じるも、何とレギュレイス。 がっかりでカード引き抜きはずれを待つと、エフェクト虹。嬉しかったです。 セグは普段見ないのですが、魔戒セグで6連。9000発でした。 今回ちょっと変わった現象で、6連のうち最初の3回がEV完成。4連目は素体ホラーの★2個。5連目にまた続けて素体ホラー★2個。 牙狼の魔戒中は一度倒した敵には負けないと掲示板で読んだことがあったので、当然余裕をかましていると、先制くらい危機回避もせず2Rのボタンもスカ。 しかし、最後でカオル救済。ちょっと焦りました。 そして6連目は森の熊さん、★2個でちょっとイヤな予感がしたのですが、予感通り。 熊さんに負けたのでバラゴ抜け即ヤメ。 しかし、素体ホラーと熊さんに負けると、何か釈然としないものを感じます。 フン |
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【1510】 |
メルカトル (2010年01月25日 23時07分) |
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これは 【1507】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >石持浅海氏はどうなのでしょう? 『扉は閉ざされたまま』は読みました。 それ以降あまり興味が湧かずに、結局他の作品には手を出さず仕舞いで今日に至っています。 ですから、個人的に合っているかどうかと問われると、?マークをつけざるを得ないですかね。 評判が良かっただけに期待していたのですが、その期待はやや裏切られた感があったので。 >もし、未読でしたら、次回は「月の扉」で行こうと思うのですが。 是非お願いしたいですね。 石持氏に対する見識を改める良い機会かもしれませんし、まだ一冊読んだきりではどうにもこの作家を判断するには早急すぎる気もしますから。 >ラストの切なさを味わいたいのなら、「背の眼」、途中の筆運びの冴えを味わいたいのなら、「骸の爪」、だと思います。 なるほど、分かりました。 その辺り、よく考えてから結論を出したいと思いますので、しばしお待ちを。 >遠藤氏は、物語を盛り上げるために、マリー・アントワネットと同年代、そして、容姿の似ている女性を、裏の主人公として配置し、 >この二人の人生の変遷を交互に書き分けることで、よりドラマティックな雰囲気を醸し出します。 うーむ、ありがちな趣向と言えばそれまでですが、この手法は私としては迎合したいプロットではありますね。 しかし、余程上手く二人の人生模様を対比させなくては、言葉は悪いですが陳腐な印象を受ける事になってしまう可能性が高い気がします。 その点、筆達者であろう著者の事ですから大丈夫だとは思いますが、ドウコク!さんの評価は如何だったでしょうか。 >この辺の設定、筆致には、この物語の世界に私は、本当に惹き込まれざるを得ませんでした。 二人の主人公のどちらかに感情移入できれば、本作としては大成功といったところでしょうか。 おそらく作者の狙いもその辺りにあるのではないかという気がしますし、上手く嵌ればこれ程効果的な設定もないでしょうからね。 ではまた ^^ |
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