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【2689】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年06月07日 22時56分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >そうでしょうね。 すべての作家がみなうまく納めることが出来るとは限りませんらね。 どうしても回収できずに、強引に解決に結び付けてしまったり、謎を謎のまま残してしまったり、色々な例がありそうですね。 特にミステリの場合、謎が過不足なく解明されている事が前提となっているので、その辺り文芸作品に比べてハードルが高くなっているのかもしれませんね。 だからなかなかミステリ作家が育たない、その分ホラーが近年幅を利かせている気がしないでもないです。 ホラーなら小難しいトリックも必要ないですし、細かい伏線などもそれ程重要視されない、そんな気安さがホラーを隆盛させている要因でしょうかね。 >ここで、政府を仰天させて認めざるをえない出来事が起こります。 むむ、これは展開が読み難いですね。 その出来事とは一体どのようなものなのでしょう、ネタバレになりそうなら回答は無用ですが、気になりますね。 >ここで私の柴田よしきという作家の認識が決まりました。 破天荒でムチャクチャ! 面白い。 分からないものですね、あの『ふたたびの虹』の作者がそのような破天荒な作品を上梓しているとは。 幅広い作風には素直に脱帽します。 >なるほど、そうやって探しているのですか。 私は基本的に本屋で探すしかしたことがないのですが、地理的にすぐに行けない人のためには良いかもしれませんね。 田舎ですので大型書店が近隣にないんですよ。 ですから、ネットの力を借りて検索したり、取り寄せてもらったりするしかないのです。 しかし、e-hon加盟店だとネットで注文し、書店を指定すれば2、3日で届きますから、便利には違いないですね。 結構入手困難な小説でも手に入りやすいですよ。 さて『トンコ』に同時収録の『黙契』。 何の前触れもなく自殺した専門学校生の妹の謎を追う兄。 しかし、兄妹愛は描かれているものの、今ひとつ踏み込んで描写されていない為、印象が薄かったのが残念でした。 まあ、他の2編が予想以上に出来が良かったのでよしとしましょう。 明日からは、江戸川乱歩の短編集に入ります。 ではまた ^^ |
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【2693】 |
ゴールデンゼウス (2010年06月07日 23時27分) |
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これは 【2689】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >ホラーなら小難しいトリックも必要ないですし、細かい伏線などもそれ程重要視されない、そんな気安さがホラーを隆盛させている要因でしょうかね。 そうかもしれませんね。 ミステリは最後に帰結しないといけませんから。又、ミステリ好きの読者はそういった細かい点も決して見逃しませんからね(笑 >その出来事とは一体どのようなものなのでしょう、ネタバレになりそうなら回答は無用ですが、気になりますね。 聞きたいでしょ、聞きたいですよね。 これはミステリではないので、ネタばれにはならないということで、こっそり教えます。 物語は京都の大惨事から10ヶ月後になりますが、政府は妖怪なるものを決して認めないのです。そしてあろうことか、唯一の証拠となる写真やビデオを破壊してしまいます。 そこにですが、サイパン島で謎の古代文字が発見されます。 これは京都でも発見されていました。 サイパン島、私は10回くらい行ってます。 サイパン島が海から浮かび上がって、東京上空にやってきます。 エエ〜。 沢田研二のTOKIOという歌がありましたね。 ♪ 空を飛ぶ〜、スーパーシティーが舞い上がる あれですよ、まさに。 サイパンが飛んできちゃうんですよ。 皆ただただア然 島にいる住民も何がどうなっているかわからない。 突然海がなくなった。 日本で見ている人。あのでかいの何だろ? みんな意味がわからない。読んでる私も意味わかんね〜。 イヤ〜お見事。 でも決して不真面目だから不快になるといったことはないし・・・ ど〜すんだろ、これ? とこんな感じです。 >しかし、e-hon加盟店だとネットで注文し、書店を指定すれば2、3日で届きますから、便利には違いないですね。 私は大きな駅では2〜3店舗の大型書店があるので、大抵はそれで事足ります。 >まあ、他の2編が予想以上に出来が良かったのでよしとしましょう。 そうですか、それならばまんざら悪くはありませんね。 それではまた。 |
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