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【2428】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年05月03日 22時57分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >でも最近は原作を大幅に変えてしまうこともよくあるので・・・? それもそうですね。 かなり脚色してドラマ化したとは考えられますね。 本日読み終えましたが、どれも『世にも奇妙な物語』の原作として最適な短編集だったと思います。 >予想→返金 この図式が出来上がった瞬間に趣味ではなくなります。 それは私も同じ意見です。 パチンコや麻雀に限らず、金銭のやり取りが実際行われている場合は、趣味とは呼べないと思うんですよね。 やはりそれはギャンブルでしかあり得ないと。 まあ、骨董などはたとえ売買が成立したとしても、儲ける為に収集しているわけではないので、これは立派な趣味と言えると思いますけどね。 >何故なら悪臭の原因は床下の猫ではなく、息子の死骸だったから・・・とかでしょうか? かなりいいところを突いていますよ。 確かに悪臭のもとは猫の死骸ではありせん、リフォームも異臭を誤魔化す為の隠蔽工作に過ぎません。 物語は、異臭の正体とは何か、息子からの電話は果たして本物か、その電話とリフォーム業者の営業マンとの関係は?と言ったプロットを中心に進んでいきます。 さて本作の最終話は、実在の洋画家石田黙氏の家を訪ねた女のホラー・サスペンスです。 これはボーナストラックと言う事で、はっきり言って付け足しのような作品で、ミステリではありません。 本日より久しぶりに乙一氏の『夏と花火と私の死体』を開始しました。 これは駄犬さんの投稿を受けて、久々に乙一氏も良いかなと思いまして。 感想はおいおい書いていくつもりです。 ではまた ^^ |
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【2431】 | ![]() |
ゴールデンゼウス (2010年05月03日 23時26分) |
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これは 【2428】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >本日読み終えましたが、どれも『世にも奇妙な物語』の原作として最適な短編集だったと思います。 なるほど。ミステリというよりも、ワンダーランドとかパラレル・ユバーサルの世界ですね。 >まあ、骨董などはたとえ売買が成立したとしても、儲ける為に収集しているわけではないので、これは立派な趣味と言えると思いますけどね。 私は若干意見が違います。骨董の世界では本当の収集家というのは、常に買うのみだと思います。 いかなる理由があっても売りません。売り買いするのはあくまでもそれを生業としている人たちです。 そしてマニアは決してコレクションは他人には見せません。 それを自慢するのは本当のマニアではないのではと思っています。 >確かに悪臭のもとは猫の死骸ではありせん >物語は、異臭の正体とは何か、息子からの電話は果たして本物か、その電話とリフォーム業者の営業マンとの関係は?と言ったプロットを中心に進んでいきます。 そうですか。これは小説の中ではありふれた構成ですね。いわゆる「木を隠すなら森の中」という言い伝えの変形ですね。 あと最近では法律上の解釈を逆手に取った手法が多い気がします。 わざとすぐにバレるような簡単な犯罪を犯して捕まり、刑事訴訟法上の一時不再理の原則を利用したものとか。 小手先のテクニックが悪いわけではありませんが、もっとがっぷり四つに組む本格小説であれば、私はミステリに限らずその作家を応援したいですね。 それではまた。 |
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