返信元の記事 | |||
【740】 | RE:黒死館 メルカトル (2009年08月22日 23時24分) |
||
ドウコク!さん、こんばんは。 >私の本意は、「そのこと」 はその前の 「メルカトルさんを 『衒学的』 と褒めようとしたこと」 です。 >それが“ミス”です。 今はそれをしなくて良かった、ということです。 大丈夫ですよ、おっしゃる意味は分かっているつもりですから。 >ですから、この作品には、きっと「何か」 あると思います。 何かあるんでしょうね。 私にはそれが何か分かりかねますが、例えば、著者自身の哲学、或いは信念かもしれません。 本作は間違いなくミステリなのに、横溢するぺダントリーが主役に躍り出て、推理小説の部分が脇役になってしまっている辺りは、今時の読者にとっては批判の的になることでしょう。 しかしながら作者にとってはそんな瑣末なことなど関係なく、奇書と呼ばれる読み物を敢えて創作するという信念に裏打ちされた物語が『黒死館』なのだと思います。 つまり、あらゆる批判や中傷を覚悟の上で、ぺダントリーに徹したのではないかと。 >戦地へ、これだけを携帯していった人の話がありました。 おそらく、一、二回読んだだけでは理解できなかった慙愧の念から、たとえ戦地ででも必ず「読了」してやろうという信念からの行動ではなかったのでしょうか。 >それだけ、気にはなるのですが、まだ再読したことはありません。 だって、する気が起きないしー。 私も一回読んだ後、二度と読むことはないだろうと思いました。 物語の内容についてはほとんど忘れていますので、それについて語ることは私には出来ません。 申し訳ないです。 ではまた ^^ |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【741】 |
ドウコク! (2009年08月22日 23時39分) |
||
これは 【740】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 >しかしながら作者にとってはそんな瑣末なことなど関係なく、奇書と呼ばれる読み物を敢えて創作するという信念に裏打ちされた物語が『黒死館』なのだ なるほど、作者の信念、ですか。 本来なら、それは読者を意識する必要のある(それが作者の義務だと思う) 作者にとって、全面に押し出してはならない、と思うですが、 それ(=作者の信念)が、メチャクチャ強ければ、読者は降参するしかない、のだと判断しました。 よって、読みにくさも納得してあげようかな、って。 今から、「犬と私の10の約束」 を見るつもりです。 それから、思いっきり泣く予定です。 ハンカチ、用意しています。 では、おやすみなさい。 |
|||
© P-WORLD