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【6486】 | RE:再読 メルカトル (2012年10月19日 23時37分) |
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ドウコクさん、こんばんは。 >私が「匂う」と言っても、他の人には匂わないことがよくあります。 そうなのですか、そういう人も中にはいるんですね。 私はどう考えても普通の嗅覚しか持っていないと思いますので、その感覚は分かりません。 しかし、鋭い嗅覚を持っていたとしても、あまり得するようなことは少ない気がしますが、その点いかがですか。 >で、こんな私なのですけど、これが不思議なことに、タバコの匂いには鈍感なんですよ。 >これは、喫煙者に共通する弱点なんでしょうけど。 毎日煙草を吸っていると、匂いに鈍感になるのも分かる気がします。 私も喫煙をやめてから、匂いに敏感になったのだと思いますから。 いずれにしても、煙草の匂いはあまりいいものではないのは間違いないですね。 吸っている本人は満足でしょうが、周りの人は意外と迷惑しているかもしれませんよ。 >キンモクセイやラベンダーなど、花の香りで本当は良い香りのはずなのに。 そうですよね、トイレの芳香剤、もう少し何とかならないものでしょうか。 香水なんかはすごく良い香りがする時がありますので、トイレの芳香剤はもっと開発の余地がありそうですね。 >今、目の前で、講談社文庫の館シリーズが、左から「十角館〜」でスタートして、ずらりと並んでいます。 私の本棚にも同じ様に「館シリーズ」が並んでいます、ノベルズですけどね。 他にも「百鬼夜行シリーズ」も同様に並べてありますよ。 >こうなると、再読の次元の話ではなくて、コレクションの域の話になるのかも知れません。 まさしくおっしゃる通りです。 別に再読する気はなくてもいいんです、取り敢えず全て揃って並んでいれば、それで満足です。 やはりコレクターとしての血が騒ぐんでしょうかね。 >それでも再読を決意させるような作品は、ミステリの本質以外に、 >独特の世界観などの、特殊な要素があるのだと思います。 なるほど、犯人もトリックも分かっていて、尚再読したくなるような作品は、ミステリとしての魅力が並大抵ではない、ということですね。 しかしまあ、ミステリと言えども文学であるのは間違いないですから、読み返したくなる作品も中にはありますよ。 例えば、京極作品などはその独特の世界観に浸りたくなる時がありますからねえ。 ミステリを再読するのも決して無駄ではないと思いますよ、新たな発見もあったりしますしね。 >これも、名作の一つの条件ではないか、と。 そうかも知れませんね、実際好きなミステリはほとんど二度三度と読んでいますから。 ではまた ^^ |
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【6487】 |
ドウコク (2012年10月20日 22時11分) |
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これは 【6486】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >しかし、鋭い嗅覚を持っていたとしても、あまり得するようなことは少ない気がしますが、その点いかがですか。 はい、特に私の場合は、記したように異臭にだけ敏感なだけので、良い点はないです。 他の人が気にならない匂いにでも、イヤな思いを抱いてしまうのが、損。 例えば、人混みの中でも、香水などの良い香り以上に加齢臭などに敏感なので、あまり人の多いところには行きたくない、という。 >吸っている本人は満足でしょうが、周りの人は意外と迷惑しているかもしれませんよ。 ふふ、上の通り他人の匂いには文句を付けているけど、他ならぬ自分が喫煙で異臭をまき散らしているのも、 大いなる矛盾。 お互いさまと割り切るしかないでしょう。 >そうですよね、トイレの芳香剤、もう少し何とかならないものでしょうか。 まあ、、元の匂いがアレで強烈なので。 さすがに難しいと思います。 さて、再読について。 >別に再読する気はなくてもいいんです、取り敢えず全て揃って並んでいれば、それで満足です。 これも分かりますねー。 ズラリと並んでいる様を眺めるのは、まさに壮観で気持ちが良い。 >なるほど、犯人もトリックも分かっていて、尚再読したくなるような作品は、ミステリとしての魅力が並大抵ではない、ということですね。 これに関して、前に書いたかも知れないですが、横溝氏の「八墓村」の話。 ファンレターで、「『八墓村』は、もう十何回も読んでいます。」という内容に、横溝氏は良い気がしなかったそうです。 というのは、 「ミステリは、意外性を味わうために1回、伏線を味わうために1回の、計2回読むのが理想だが、それ以上は読む必要が無い。」 という持論が氏にあったため、 「十何回も読まれているということは、『八墓村』で自分の凝らしたミステリ的趣向が、軽視されているのかも?」 と感じたからだそうです。 でも、このことに関する限り、横溝氏は「純粋な読者」としての立場を、忘れていると思うのです。 読む側からすると、ミステリは犯人の意外性やトリックの奇抜性だけではない、 世界観や筆者の筆運びにも魅力を感じるものである、ということを。 その意味で、「八墓村」は幾度もの再読に耐えうる名作ですよ、と横溝氏に言ってあげたい気がします。 |
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