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【6379】 | RE:眼球綺譚 メルカトル (2012年09月08日 23時32分) |
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ドウコクさん、こんばんは。 >「麻耶氏が現在、『隻眼の少女2』を執筆中、来年の夏には刊行か?」みたいなのを知らせてくれるような、 >サイトや雑誌みたいなのがあるのかな?、とか思っていたので、お尋ねしたのでした。 過去の作品をジャンル別にまとめた評論みたいなものや、戦後ミステリのベスト100とか、そうしたガイド・ブックはこれまで結構沢山世に出たようですが、今後出版されそうな作品を網羅したような種類のガイド・ブックは今はないんじゃないでしょうか。 例えば、『ミステリーズ』とか『メフィスト』などのミステリ雑誌なんかに、情報として載っている場合はあるでしょうけど。 サイトは探せばあるかもしれませんね。 これは要チェックですね、今後見つかれば本トピに載せますので、しばらく時間をいただきたいと思います。 >京極氏は、大人気作家だとばかり思っていましたので。 以前のように「百鬼夜行シリーズ」をコンスタントに刊行していれば、もっと人気を維持できているはずなんですけどね。 最後に発売されてからもう何年になりますか、版権が文藝春秋に移行されたのもありますが、間が開きすぎましたね。 なんと言っても京極人気を支えているのは「百鬼夜行シリーズ」ですから、それが途切れてしまっているのは大きいですよ。 せめて1年か2年に1冊のペースは守って欲しいと思っているのは私だけではないはずです。 >その辺は、危うい点でしょう。 売れセンを狙って、強引に変えてしまうかも。 映像化されたものまでアメリカンになってしまっては、原作の良さが損なわれる可能性が大きいですよね。 やはり日本の土壌や文化を踏まえた上で、映画化なりドラマ化なりしていただきたいものです。 >「蒼林堂古書店へようこそ」やその他の文献を読む限りでは、本当に凄かったようで、そういう風になってほしいものです。 今では例えばノベルズの話題の新刊、例えば『奇面館の殺人』が刊行されても、かなりぞんざいな扱いを受けています。 ですが昔は、例えば法月綸太郎氏の『誰彼』が発売になった時など、平積みで書店もちゃんとポップを掲げて、鳴り物入りって感じでしたよ。 私が覚えているポップの謳い文句は「法月綸太郎は新作が最高傑作!」みたいものだったですね。 あの頃はまだまだ新本格が持て囃されていた時代ですから、ほとんど無名の作家でさえ、講談社辺りからノベルズが出ようものなら、それこそ大々的に売り出されていましたよ。 あの頃は本当によかったです、古き良き時代でした。 ではまた ^^ |
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【6381】 |
ドウコク (2012年09月09日 22時03分) |
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これは 【6379】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >今後出版されそうな作品を網羅したような種類のガイド・ブックは今はないんじゃないでしょうか。 なるほど。 ということは、例えば麻耶氏が現在は何を書いているとかは、リアルタイムでは分からないということですね。 書き下ろしの作品などは、出版される時になって初めて分かる、と。 >「百鬼夜行シリーズ」 むはは、すみません、今までに何度かこちらで目にした言葉だったのですが、よく分かっていずに、 さっき調べて、やっと分かりました。 「姑獲鳥の夏」や「魍魎の匣」などのことだったのですね。 しかも、読みが「ひゃっきやぎょう」。 てっきり「ひゃっきやこう」と思っていました。 さて、綾辻行人氏「眼球綺譚」。 >やはり日本の土壌や文化を踏まえた上で、映画化なりドラマ化なりしていただきたいものです。 ハリウッド版の「リング」、ストーリーなどは忠実に再現していましたが、 細部では、やはりアメリカ風にアレンジされていました。 ま、その辺は仕方ないでしょう。 >ですが昔は、例えば法月綸太郎氏の『誰彼』が発売になった時など、平積みで書店もちゃんとポップを掲げて、鳴り物入りって感じでしたよ。 私の中では傑作の評価ですが、 でも失礼ながら、一般の人がこぞって読む内容では無い気がします。 それなのに、その大盛況。 まさに、古き良き時代、ですね。 せめて、「Another」や「悪の教典」の映画化などに伴って、(我々が期待する分野とは少し違いますが、) この手のジャンルや作家に、注目が集まってほしいものです。 |
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