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【6374】 | RE:眼球綺譚 ドウコク (2012年09月06日 22時27分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >楽しみでもあるのですが、偶然書店で自分が欲しい本を見つけた時のほうがなんか嬉しいですよ。 分かります。 特にこれといって買う当てのない時に、たまたま見つけたときなど、嬉しいものです。 そういえば、「怪しい来客簿」はそれとは違いますが、他の本を買ってレジから出口へ向かう途中で偶然、 見つけたのでした。 で、レジに逆戻り。(笑) >単行本のコーナーなんかはじっくり見てみたいですね。 単行本は、文庫と同じ階です。 ここももちろん、たくさんの本がありました。 ただ、売れ筋の人(東野圭吾や道尾秀介など)の本が多く揃っていて、 文庫ほど多くの種類があるわけではないように思えました。 「隻眼の少女」は無かったですし。 さて、綾辻行人氏「眼球綺譚」。 >ミステリですから、説明のつかないミステリアスな部分が残される余地があっても良いのではないかと、私なんかは思いますけどね。 はい、そういう意味では、「水車館の殺人」のラストなど、合理的でない部分が最後に残って、 何とも言えない余韻を出していたと思います。 なお、「由伊」の件は不満とかではなく、 普段読んでいるのとは違うジャンルの作品で、私がとまどった、という内容ですので。 ところで、今日はもう一つ残念な点を。(これも、不満などではありません。) それは、内容が「映像に向いていないのでは?」です。 正確には、「映画の原作にはなれても、TVでの映像化は無理だろう。」 「=忠実に再現するとエゲツナサ過ぎるか、逆に見た目にインパクトに欠けるか。」 と感じたのです。 「再生」などは、冒頭のシーン、映画ならOKだろうけど、TVではちょっと放送しにくいでしょう。 一方、「人形」などは映像的に物足りないだろうし。 やはり、ホラーなどは、映像化された方が有利、だと思いますので。 |
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【6375】 |
メルカトル (2012年09月06日 23時40分) |
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これは 【6374】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >特にこれといって買う当てのない時に、たまたま見つけたときなど、嬉しいものです。 そうですよね、その意味では特に新刊コーナーに期待ですね。 何気なく書店に寄る時は、とりあえずまず新刊をじっくり見て回ります。 ちょっとだけ胸がときめく瞬間でもあります。 たまにノベルズで読んだミステリが間を置かずに文庫化されていた時は、やはりちょっと口惜しいですが。 >ただ、売れ筋の人(東野圭吾や道尾秀介など)の本が多く揃っていて、 >文庫ほど多くの種類があるわけではないように思えました。 そうでしょうね、すべての単行本が揃っている訳ではありませんので、あってもよさそうなのがなかったりもするはずです。 しかし、どこも東野圭吾氏は強いですね。 ひとつのコーナーを独占している書店もあるくらいですから。 >なお、「由伊」の件は不満とかではなく、 >普段読んでいるのとは違うジャンルの作品で、私がとまどった、という内容ですので。 たまにはそういった、作者の遊び心に付き合ってあげるのも読者の務めだと思います。 ドウコクさんも、決して不満に感じたわけではなかったようで、一安心です。 特に、ホラーやファンタジーのような小説は、多少の「遊び」があっても悪くないでしょうね。 無論、小説自体の雰囲気を壊さない程度、という条件は付くと思いますが。 >それは、内容が「映像に向いていないのでは?」です。 綾辻氏の作品は叙述トリックが多用されている為、映像化には向いていない作品が多いですよね。 だから、例えば知名度から言えば、『十角館の殺人』なんかは映像化されても全然おかしくないはずですが、そんな話を聞いた事もないというのは、例のトリック故でしょう。 だからこそ、ミステリとして貴重な作品だと思いますし、ミステリ史上に残る名作なのだとも思いますね。 どう考えてもこの作品は映像化できないですからね。 一方『眼球綺譚』は無理すれば映像化も可能でしょうが、見た目グロすぎてどうかというものもありますね。 おっしゃるように『再生』などは、CGで表現は可能でしょうが、それを放映するには無理がありそうです。 >やはり、ホラーなどは、映像化された方が有利、だと思いますので。 その意味では『Another』が映画化されたのは、画期的な事件だったのではないかと思いますけどね。 あ、でも原作は読んでいませんが。 ではまた ^^ |
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