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【4607】 | RE:i (アイ) 鏡に消えた殺人者 メルカトル (2011年06月13日 23時05分) |
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ドウコクさん、こんばんは。 >それに頼っている家庭は、厳しいモノがあると思います。 やはり、これはあまり節約できる類のモノではないので。 そうですねえ、クーラーに身体が慣れてしまうと、僅かな時間でもクーラーを止めるとすごく暑く感じますからね。 せいぜい、温度設定を高めにするとか、扇風機を併用して少しでもクーラーの稼働時間を短縮するとか、でしょうね。 あまり我慢しすぎて熱中症にでもなったら大変ですし。 >ノーネクタイや半袖を認めれば、それだけで冷房代はかなり削減できそうだし。 夏場の男性の恰好は、かなりムダ。 もう既にクール・ビズを始めているところもありますし、もうノーネクタイでも容認する風潮は十分広まっていると思います。 これを実施するだけでも、相当な節電になるはずですから、是非とも積極的に取り入れていただきたいですね。 >仮に、この夏に電力不足で、停電が各地で起こったとしても、そう簡単に原発回帰にはならないだろうし。 原発の地元住民、各自治体、県の承認を得なければ再開は難しいでしょうからね。 しかし、現状では原発はどう考えても必要不可欠な電力資源ですから、地元の方も日本全体のことを考えて理解を示してほしいと思います。 まあ、これは私個人の勝手な想いですが。 >それに、火力に代替させるとしたら、今度は二酸化炭素排出が問題になりそう。 それにプラスして、電力会社の大幅な赤字決算も気になります。 このままでは、電気料金の大幅な値上げにも繋がりかねません。 >本作への好感触は、昨日の「作者の気概」以外にも、読みやすさ、というのを私は感じました。 今邑女史の作品の特徴の一つに、読みやすさが挙げられると思います。 かなりの長編でも、全く気にならない、苦痛を感じない、とても平易な表現法を用いていて好感が持てますね。 過去に8作ほど読みましたが、全ての作品にそう感じましたので、それは氏の持ち味であり、美点ではないかと思います。 しかし、決して内容が薄いとか、そういう訳ではないので、その意味でも安心して読み進められます。 >そうですね、正確には、「麻耶氏や法月氏から感じるような、“硬質さ”の正反対」とでもいうのか。 実に分かりやすい文章ですので、ミステリを読み慣れていない一般の読者にも勧めやすいですね。 おっしゃるように、女性らしい柔らかさも感じられますし、サクサク読めるのは素晴らしい事だと思います。 >ただ、これは裏返すと不満にもつながってくる点で、その意味では、全面的に「好感触」とまでには行きません。 もしかして、女史の読みやすく忘れやすい、という二大特徴の事をおっしゃっているのでしょうか。 残念ながら、女史の作品は読みやすさを引き換えに、忘れやすい面も併せ持ってしまっているようです。 それだけインパクトに欠けるのでしょうかねえ。 上手く書けませんが、女史の作品は必ずラストに一捻り加えてあって、その点は評価しています。 しかし、なぜかすぐに忘れてしまうような気がしてなりません。 ではまた ^^ |
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【4610】 |
ドウコク (2011年06月14日 22時35分) |
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これは 【4607】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >そうですねえ、クーラーに身体が慣れてしまうと、僅かな時間でもクーラーを止めるとすごく暑く感じますからね。 なかなか、クーラーの場合は、「止める」とは行かないでしょうから。 家庭の場合は、難しいと思います。 ただ、公共の場合、温度設定を高めにすることで、かなりの節電効果が見込めるのでは?、と思います。 例えば、鉄道。 駅や列車内。 ラッシュ時は仕方ないとして、それ以外は少々の汗も我慢しなければ。 そして、パチ屋。(笑) 確か、去年は「冷房で殺されそう」みたいな話を書きましたが、今年は今のところ、大丈夫ですけど。 >このままでは、電気料金の大幅な値上げにも繋がりかねません。 これはもう、仕方がないでしょう。 実際、そこまで最早われわれは追い詰められてしまっている、と思います。 その意味で、あれほどヒドイと思われた阪神大震災より、今回の方が更に深刻なのではないでしょうか。 それにしても、電力会社管区内では最大の電力消費地である、某府知事の節電への非協力的発言は、気になります。 まあ、彼の言っている内容も分からないでもないですが、この夏は、「まず節電」だと思います。 さて、今邑彩氏「i(アイ) 鏡に消えた殺人者」について。 >もしかして、女史の読みやすく忘れやすい、という二大特徴の事をおっしゃっているのでしょうか。 > ( 中 略 ) >それだけインパクトに欠けるのでしょうかねえ。 今邑氏にそんな特徴があったとは知らなかったのですが、私が感じたのは、「忘れやすい」というよりも、 「インパクトに欠ける」の方が、近いと思います。 今作のホラー的側面、怨念の部分を、もっとドロドロに強調することもできたのではないか?、と思います。 記述の、技術的な話でいうと、途中で「発端」の話の後日談みたいなものを、挿入するとか。 あるいは横溝氏なら、親子3代くらいに渡って、因縁話を展開させたかも。(笑) しかし、その部分が弱いと感じられるため、ホラー的側面でもあまり恐くない、 ひいては、「犯人が、鏡の中から出現したとしか思えない」の部分に、説得力が薄かったような感じがします。 つまり、現実的な判断をする警察でさえ、それを信じざるを得ないという状況には、遠かったかな、と。 この辺が、前回に記した、「柔らかな筆致に感じ、読みやすかった」の感想の、マイナス面ですね。 |
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