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【4522】 | RE:作者不詳 ドウコク (2011年06月01日 22時38分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >高層マンションなどは高い階が人気があるのは、眺めが良いだけではなく、そういった理由もあるのかもしれませんね。 あと、1階や2階に比べ、防犯や騒音の面で上の階の方が人気が高いようです。(不動産屋さん談) でも、地震とかを考えたら、すぐには避難できないので、そこはちょっと怖いです。 >そうなのですか、実は私は一度も観た事がないのです。 えー、見る必要は無いと思います。(笑) >続編を書かないのであれば、あのようなまるでプロローグのような終わらせ方は止めて欲しかった気もします。 そうですね。 いかにも、すぐに続きがあるような印象だったのですが。 まあ、でも、そこに至るまでは、独特の雰囲気と驚愕のトリックで、とても良い作品だったと思います。 三津田信三氏「作者不詳」、つづき。 >記憶力が昔に比べてかなり衰えているのは間違いなさそうです。 いや、まったく、これは私も困りモノですよ。 加えて、(何事につけても)新たに頭に入って来にくい。 AKB48なんて、何度読み方を調べたことか。(笑) さて、本日は、本作への(というか、三津田氏に関しての)私なりの核心的なツッコミ。 それは、他の作家の書いた二転三転するストーリーは、「えっ、そうだったの?」と素直に驚けて、 また、その内容も、「何がどう引っ繰り返ったのか」、とても印象的なのですが。 例えば、「翼ある闇」とか。 でも、三津田氏の場合は、二転三転しても、ただ単に「話が混乱しているだけ」のような気がします。 作中作「子喰鬼縁起」がまさにそれで、結局、何が真相だったのか、どこがポイントだったのか、私には分かりませんでした。 更に、本作の結末の時点でも、「また、やっている……。」(ここは驚く箇所なのに)と、半ば呆れて、最後は流し読みしてしまったので、 本当はどうだったのか、よく分かっていません。 (いわば、最後まで読んだのに、挫折したのと等しい。) 恐らく、他の作家の作品なら、両方とも、少なくとも直近の部分だけでも読み直すなどの努力はするでしょうが、 本作では、それを放棄してしまいました。 もちろん、そんな感想を抱かずに、氏の手腕を認める方のほうが多いとは思います。 でも、私には……。 こうなったら、もはや相性の問題でしょうね。 |
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【4525】 |
メルカトル (2011年06月01日 23時27分) |
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これは 【4522】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >あと、1階や2階に比べ、防犯や騒音の面で上の階の方が人気が高いようです。(不動産屋さん談) なるほど、セキュリティーのしっかりしたマンションでも、やはり空き巣などの犯罪は起こるものなのでしょうね。 また都会では騒音の問題も、見過ごす事はできません。 そう考えると、1階より2階と上の階の方が人気になるのも頷けますね。 確かに地震は上階になるほど揺れが激しいと思いますけど。 非常時にも逃げ遅れる可能性が高いですしね。 >えー、見る必要は無いと思います。(笑) 途中から観ても何がなんだか分からないでしょうからね。 >そうですね。 いかにも、すぐに続きがあるような印象だったのですが。 そうですよね、私はノベルズが刊行されてすぐ読みましたが、当時は期待に胸を膨らませていたのですが。 結局、待てども待てども続編は出ませんでした。 >まあ、でも、そこに至るまでは、独特の雰囲気と驚愕のトリックで、とても良い作品だったと思います。 そうですね、動機の面では弱いかなと思いましたが、単純明快で、しかも驚きのトリックは納得です。 時代を感じさせるドロドロした雰囲気も秀逸でしたしね。 >加えて、(何事につけても)新たに頭に入って来にくい。 AKB48なんて、何度読み方を調べたことか。(笑) ハハ、すみません、思わず笑ってしまいました。 私は最近やっと、AKB48のメンバーの何人かは顔と名前が一致するようになりました。 それにしても遅すぎますよね、時代に完全に乗り遅れています。 >でも、三津田氏の場合は、二転三転しても、ただ単に「話が混乱しているだけ」のような気がします。 確かにそれは言えているかも知れませんね。 私が『ホラー作家の棲む家』を途中で挫折したように、本作でもそうした読者が混乱を招くようなややこしい作風になってしまっているのでしょうか。 >作中作「子喰鬼縁起」がまさにそれで、結局、何が真相だったのか、どこがポイントだったのか、私には分かりませんでした。 それが三津田氏の持ち味とも言えるかも知れませんが、どこか茫洋として掴みどころのなさが読者の不評を買ってしまっているとも言えるようですね。 >本当はどうだったのか、よく分かっていません。 >(いわば、最後まで読んだのに、挫折したのと等しい。) そうですか、やはりそこかしこに潜む割り切れなさが、ドウコクさんには耐えられなかったみたいですね。 畢竟ミステリである限り、いくらホラー色が濃くても最低限ミステリとしての流儀は守って欲しかった、と言う事でしょうか。 >もちろん、そんな感想を抱かずに、氏の手腕を認める方のほうが多いとは思います。 >でも、私には……。 こうなったら、もはや相性の問題でしょうね。 私は、本作の雰囲気と言うか作風と、それぞれの作中作が結構気に入っての高評価だったのだと思いますが、ドウコクさんのような感想を持たれた方も結構多いのかもしれませんね。 確かに相性の悪さもあるのかも。 私は最近の作品にそれを感じます、特に読みづらさですね。 『首無の如き祟るもの』は確かに傑作だとは思いますが、文体が私には合いませんでした。 もしもっと私にとって読みやすい作家がこれを書いたのなら、絶賛しますけど、そこまで褒める気になれないのはやはり相性の悪さなのかも知れませんね。 ではまた ^^ |
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