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【3018】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年08月13日 23時24分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >多分そうなんでしょうけど、何しろかなり昔なので、今更前作の内容を確認するのは大変です。 そうでしょうね。 30年も前となると、余程印象に残っている作品でも大部分忘れているかもしれませんね。 まあ、これを期に前作を読み返してみるのも面白いかもしれませんが。 >でも読者の感情はこの際、どうせもいいかなという風にも感じられます。 読者を念頭に置くのではなく、自分の書きたい事を書く、そこに信念を感じますね。 余程の自信がなければ出来ない事だと思います、山田正紀氏もいつの間にか大作家の仲間入りを果たしたようで、嬉しいようなそうでもないような、複雑な心境です。 >これらが最後にどのようにまとまるかが、作者の腕の見せ所といったところでしょうか。 これぞSFといったストーリー展開を見せていますね。 しかし、それら一見バラバラに見える物語を収束させるのが作家の仕事ですから、期待しても良いのではないでしょうか。 >なるほど、グリム童話も大人向けの解釈で話題になりましたが、それの日本版というわけですね。 そうですね、しかし、すべてが作者のオリジナルではないようなのがやや残念ではあります。 さて本日より歌野晶午氏の『舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵』を開始しました。 刑事である叔父の歳三(としみ)と姪のひとみが主人公の連作短編集です。 タイトルと違い、小学5年生のひとみちゃんはダンスも探偵もほとんどしません。 歳三とひとみちゃんの日常のふれあいは描かれますが、もっぱらゲームや休みの日のお出かけなどを通しての描写となっています。 ではなぜ、このタイトルなのか、それはひとみちゃんの何気ない一言がヒントとなって刑事の歳三が事件を解決させるからなのです。 柔らかいタッチのゆるいミステリです、でも結構面白いですよ。 ではまた ^^ |
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【3020】 |
ゴールデンゼウス (2010年08月14日 00時04分) |
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これは 【3018】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >30年も前となると、余程印象に残っている作品でも大部分忘れているかもしれませんね。 >まあ、これを期に前作を読み返してみるのも面白いかもしれませんが。 そうですね。これが終わったら新作はちょっとお休みして、前作を読み返してみるのも確かに一考ですね。 >読者を念頭に置くのではなく、自分の書きたい事を書く、そこに信念を感じますね。 >余程の自信がなければ出来ない事だと思います、山田正紀氏もいつの間にか大作家の仲間入りを果たしたようで、嬉しいようなそうでもないような、複雑な心境です。 そう、まさに作家の信念でしょうね。 確かに文章には迷いがないというか、力強いですね。 >そうですね、しかし、すべてが作者のオリジナルではないようなのがやや残念ではあります。 ということは、以前に書かれていたとか、聞いたことがあるという意味でしょうか? >ではなぜ、このタイトルなのか、それはひとみちゃんの何気ない一言がヒントとなって刑事の歳三が事件を解決させるからなのです。 > >柔らかいタッチのゆるいミステリです、でも結構面白いですよ。 なるほど、ソフトランディングですね。 たまには骨休めとしていいかもしれませんね。 Z |
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