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【3008】 | RE:夏の葬列 メルカトル (2010年08月11日 23時25分) |
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ドウコク!さん、こんばんは。 >近いうちに、毎日は訪問できなくなる(新たに読んだときだけ、になる)かも知れませんので、その辺は、なにとぞご理解を。 そうですか・・・それは残念ですが仕方ありませんね。 いずれはその時が来ると覚悟はしていましたが、実際そうおっしゃられると辛いものがありますね。 >「防御率の低い、探偵」と評されているのを、読んだことがあります。 これには、思わず笑ってしまいました。 登場が早ければ早いほど、そのそしりを受けるのが探偵の宿命とも言えるので、そのように評価されるのもまた已む無し、でしょうね。 しかし、金田一耕助はなんと言われようと日本が誇る名探偵の一人であるのは間違いないですからねえ。 >他の作品も、同社の文庫で置いてありましたので。 そうですか、良心的な書店ですね(私にとっては)。 私の知る書店で、光文社刊の高木氏の作品を並べてある店はありません。 全体的に文庫のスペースが狭いのは気のせいではないと思います。 やはり近年、ミステリは勿論、文芸作品の売れ行きも落ちてきているのかもしれませんね。 >似たような感覚としては、「こころ」、「慟哭」、「容疑者Xの献身」、などです。 そうですか、読後感は切ない?或いはつらい、という感じなのでしょうか。 読んでみたい気もします、とても気になりますね。 ではまた ^^ |
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【3011】 |
ドウコク! (2010年08月12日 22時39分) |
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これは 【3008】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 訪問に関しては、何かネタが浮かんだとき(ミステリではないでしょうけど)などに、 ウダ話をさせてもらいたいとは、思っています。 その時は、どうかよろしく、と前もってお願いしておきますね。 >私の知る書店で、光文社刊の高木氏の作品を並べてある店はありません。 あ、これは例の大書店だからですよ。 さすがに近所の本屋では無い、と思います。(ちゃんと探したわけではないですけど。) ところで、この出版社って、角川文庫と何かつながりでもあるのですかね。 (例えば、元角川の社員が、以前の社長のゴタゴタの際に、独立して作ったとか。) 他の作家や、作品を見ても、以前に角川文庫に収録されていたのが多いような気がします。 山川方夫氏「夏の葬列」、つづき。 >読後感は切ない?或いはつらい、という感じなのでしょうか。 「つらい」、だと思います。 どーんと落ち込みそうな。 概要は、以下の通り。 暑い夏のある日、(数字は多分ですが)10数年ぶりに、苦い思い出のある、少年時に疎開した町にやってきた主人公。 今、改めて記憶が甦る。 その日も暑かった。 少年は、空襲に遭遇してしまった。 その際、自分をかばってくれようと駆け寄ってきた年上の少女を、思わず突き飛ばして、米軍機の前にさらしてしまう。 場所は、畑の中。 少女の来ている服の白さが、格好の標的になるかも知れない恐怖に、「お姉さん、こっちに来ないで。」と。 目をつぶった背後で、敵機の機銃掃射が、人間を撃ち抜いた音。 振り返れずに帰宅した少年は、少女の生死を知らぬまま、疎開先を後にすることになる。 「俺は一人の人間を、死に至らしめたのかも知れない。」と、いつも悩んでいた主人公。 そんな彼の前に、一群の葬列がやってくる。 その葬列こそ、彼を更なるどん底に突き落とす使者であった……。 と、こんな感じです。 記憶がもはや曖昧なので、不正確な部分や、 上手く簡潔にまとめられなかったので、ネタバレっぽく、かなり詳細に書いてしまったことは、お許しを。 |
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