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【2876】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年07月10日 23時31分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >しかし、競馬には常に携わっていると、賭けることと別の興味がまったく同時に確立されてしまい、簡単には抜けられなくなります。 賭ける事とは別の興味、ですか。 それが競馬に深入りする者の宿命みたいなものでしょうか。 やっぱり私のような門外漢には理解しがたいようですね。 >この辺から自分のスタイルが出来上がり、他人の意見には耳を傾けません。 まあ、それはなんとなく分からないでもない気もしますが。 確かに競馬に精通している人が、他人の予想に従って賭けるなどと言うのはあまり聞いたことがありませんね。 >具体的な実在の会社の名前もバンバンでてくるので、非常にリアリティー溢れる作品のようです。 ほう、そうですか、それは珍しいですね。 普通、実名の会社などは伏字扱いされる事が多い、というかほとんどの場合実名は使用されないはずですが。 ゴールデンゼウスさんの書評次第では、私も読んでみたい気もします。 いずれにしても満足のいく出来だと良いですね。 >ほう、これもなかなか興味をそそられる内容のようですね。 もう読み終わったのですか? 中編ですので、昨日読み終えました。 ちょっとこれまで経験した事のないような、叙情溢れる透明感のある文体で描かれています。 しかし、無駄のない表現は非常に説得力があります。 新人離れした文章力だと思いました。 本日は『夜市』と同時収録の『風の古道』を読み終えました。 これは、「風の古道」と呼ばれる普通の人間には決して入る事のできない道に少年二人が迷い込み、そこでの奇妙な体験を描いています。 主人公の「私」と友人のカズキが道中で知り合った青年レンとともに旅をするのだが、途中でカズキがコモリという男に拳銃で撃たれて死んでしまう。 だが「風の古道」には死人を蘇らせる寺があるという。 二人はその寺に向かうのだが・・・。 といったストーリーで、これまたホラーとは一線を画する内容で、どちらかというと文芸に近い作品のように感じました。 なかなか新人離れした、ストーリーテラーぶりを発揮していますよ。 ではまた ^^ |
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【2878】 |
ゴールデンゼウス (2010年07月11日 00時06分) |
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これは 【2876】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >賭ける事とは別の興味、ですか。 >それが競馬に深入りする者の宿命みたいなものでしょうか。 パソゲームでRPGをやったことありますか? あれってやっているうちに偶然発見するようなことがたくさんありますよね? あれとよく似た感じです。 ちょっとしたことに気付くと、それを注意してるとあちこちにでてくる。 しばらくそれを追って、今度はまた別なことが浮上してきて、いつの間にか時間が大分経過していくうちに、かなりの精通になってしまい、どっぷりはまってしまう。 こんな感じですかね。 >普通、実名の会社などは伏字扱いされる事が多い、というかほとんどの場合実名は使用されないはずですが。 ええそうですね。 伏字かちょこっと文字が変更されているかどちらかですね。 でもしっかり書かれています。 当然相手に了解をとってあるのでしょうが・・・。 ネット上でのことから殺人事件が起きて、それを主人公の女性が犯人を追い詰めていきますが、この犯人、実に卑劣な奴なんです。 ターゲットを決めて、パソでやり取りするわけですが、一人4役でターゲットを追い詰めていきます。 ハンドルネームを変えて4人になりすますのです。 しかし、主人公はあることから、この4人が同一人物であることを見抜きます。 これから佳境に入っていきますが、どこにでもこういった卑劣な奴はいるもんですね。 ネット社会の闇の一面も書かれていて、興味深いですよ。 我々も気をつけないと、近くにいる場合がありますからね。 >ちょっとこれまで経験した事のないような、叙情溢れる透明感のある文体で描かれています。 >しかし、無駄のない表現は非常に説得力があります。 >新人離れした文章力だと思いました。 それはますます興味がでてきました。 次はこれにします。(笑 Z |
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