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【2729】 | RE:キャリー メルカトル (2010年06月11日 23時31分) |
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ドウコク!さん、こんばんは。 >島田氏も、なかなか作風に幅がありそうですね。 本流は「御手洗シリーズ」と「吉敷シリーズ」だと思いますが、実際の事件を扱った『秋好事件』『三浦和義事件』もあり、かなり幅は広いです。 本格ミステリあり、社会派あり、それらを融合した作品あり、ユーモアミステリありと様々なジャンルを上手くこなしていると思います。 >私は、「ホラー映画のお約束」みたいなもの、と特に気にはなりませんでしたが。 そうですか、私は初めて観た時、思わず飛び上がりそうになりました。 まだ若かった頃ですから、ホラー映画にもあまり慣れていなかったせいもあるでしょうけど。 >確かに、幸福感を感じたのは事実でしょうが、やはり、それが無ければ、あそこまでの絶望感は味あわなかった、と思いますので。 結局仕組まれた罠に弄ばれた上での幸福感であり、それはいわば偽りだったわけですから、あまりに過酷な仕打ちだったですね。 それがあの惨劇を生む事になるのですが、そこに至るまでのサスペンスフルな描写は見事の一語に尽きると思います。 >ですが、それらは極力抑えられていて、まさにメルカトルさんのおっしゃる「青春学園モノ」でも充分に通用する、という感じです。 そうですね、比重的には青春物のほうがウエイトが高いかもしれません。 それはそれで、楽しめたわけですし、そちらのほうの評価も世間的には高いような気もします。 >今なら、映画が始まってすぐに超能力がバンバン使われ、その結果、残虐なシーンがあり、 >また、ラストに行くまでにも、何回かそんなシーンが出てきそうな気がします。 その点は確かにそうかもしれませんが、原作に忠実に描かれていたのではないでしょうか。 しかし、じわじわとクライマックスに向かっていく本作の撮り方も悪くはないと感じますね。 ではまた ^^ |
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【2731】 |
ドウコク! (2010年06月12日 22時32分) |
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これは 【2729】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >『三浦和義事件』もあり、かなり幅は広いです。 こ、これは。 島田氏、こんなのも手掛けているのですね。 とても興味深いタイトルです。 「キャリー」、つづき。 >私は初めて観た時、思わず飛び上がりそうになりました。 なるほど、これは私もあまりホラー映画を見ていない時期なら、こうなったかも知れないですね。 かなり前から、「最後にもう一度」みたいなのがあるように思います。 ところで、こういうの、もしかしたら「キャリー」が走りかも知れないですよ。 別の作品の紹介で、「まるでキャリーのようなラスト」などという文言を、2・3回見た記憶がありますので。 >そこに至るまでのサスペンスフルな描写は見事の一語に尽きると思います。 ここです。 ここも、ご報告したかったのです。 観てはいなかったけれど本作品、概要は何となく知っていたにも関わらず、 それでもクライマックス前に感じた、あの緊張感。 まさにお見事。 バケツがプルプル揺れているところなんか、もうドキドキでしたよ。 この辺は、監督の上手さなのでしょうね。 「殺しのドレス」も、内容はほとんど覚えていませんが、最後はドキドキし、そして「アッ」といった記憶があります。 惜しむらくは、2泊3日で借りたことです。 本編の長さから考えて、オマケの映像も充実していそうだったのですが、新作と一緒に借りたので2泊3日となり、 結局は見ないまま、返却しました。 |
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