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【2649】 | RE:続 怪奇小説 ドウコク! (2010年06月02日 22時32分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 今日もホールで凍死しそうになりました。(以前のとは別のところ。) 夏場なら分かるのですが(暑い中を歩いてきたお客さんが、中に入った瞬間、気持ち良いだろう)、 まだ、そこまで暑くないのに。 爬虫類のように日向ぼっこして体を温めてから、の繰り返しでした。 冷房代が無駄だと思います。 新首相には、この辺も取り締まってほしいな。 >私はいつも更新時に配布される、免許証入れ?に大事にしまっています。 これは地域差なのか、それともそういう時代なのか、今回、私は貰っていません。 >この作品は「和歌山カレー事件」以前に著されていますので、読んでみれば分かりますが、そういった実際の事件を >モチーフにしたようには感じられません。 >しかし、怖いですよ、『黒い家』は。 了解しました。 もしかしたら、和歌山の事件の犯人の方が、この作品を見て、保険金詐欺の参考にしたのかも知れないですね。 作品、お勧めということで、インプットしておきます。 >『芋虫』(江戸川乱歩) おお、これは意見が分かれましたね。 メルカトルさんは、「奥が深い人間ドラマ」というところまで読みとられたようですが、 私は素直に、衝撃と恐れを抱きました。 「交通事故などで、もし、こんな風になってしまったら、どうしよう?」 また、「眼」のアノ部分にも、とても驚いた記憶があります。 そして、軽く「ううっ」と声を漏らしたことも。 「ドラマ」という意味では、戦争の悲惨さを感じた、かな。 とにかく、インパクトは絶大。 まあ、私の場合、大多数の人が感じる読後感と、多分、同じだと思います。 それにしても、そう考えると、この作品も「怪奇小説」として一級品、だとは思いますね。 |
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【2653】 |
メルカトル (2010年06月02日 23時43分) |
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これは 【2649】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >今日もホールで凍死しそうになりました。(以前のとは別のところ。) 最近ではパチンコ店も空調に気を使っているものと思っていましたが、相変わらずのようですね。 私も真夏に半袖に上着という、妙な格好で打っていました。 >作品、お勧めということで、インプットしておきます。 途中まではサスペンスの効いたミステリと呼んでも差し支えないような、そんなホラー小説です。 面白いのは間違いないですが、思わず目を覆いたくなるようなシーンもありますので、少しだけ覚悟が必要です。 とにかく一番怖いのは怪物でも幽霊でもなく、ごく普通に存在する人間なのだという一種の教訓を含んだ、最近の作品にしては珍しいいかにもホラーらしいホラー小説だと思いましたね。 >「ドラマ」という意味では、戦争の悲惨さを感じた、かな。 それも当然のご意見だと思います。 しかし、乱歩自身はこの作品は反戦小説ではないと言い切っています。 つまり、グロテスクの極限を描きたかったのだということらしいのですが、私には悲しい人間の性が感じ取られました。 これは乱歩の短編の代表作ではないかと、密かに思っています。 最近のホラーにはこのようなドラマ性を孕んだ名作は見当たらない気がします。 ではまた ^^ |
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