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【2549】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年05月20日 23時21分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >確かに嗜好にマッチしているというのはあるかもしれません。 ただ、作品自体の雰囲気はちょっと違うような気がしますが。 そうですか、まあそれぞれの作家独自の文体やらストーリーテリングがあるでしょうから。 それに男女ではやはり、筆運びに微妙な違いが現れる気もしますしね。 >ただ作品のスケールは大きい物が多いのは確かですね。(笑 北森鴻氏の『狐闇』が話題になった時にも思いましたが、スケールの大きい作品がお好みのようですね。 ファンタジー、SF、ミステリなどのジャンルを超えて様々な作品に挑戦する姿勢は見習うべきだと思います。 ただ、私にはどうしてもいまだにミステリに対する拘りがありますので、様々な作品に挑戦しつつも、未読のミステリも貪欲に読み続けるつもりです。 >若い女性の心理描写とか感性を非常に上手に表現しているように感じました。 全くおっしゃる通りだと思います。 この作品では、主人公二人の女子高生の心理状態が手に取るように分かります。 というか、読者によく伝わるように描かれているんですね。 『ストロベリーナイト』や『ジウ』などの警察小説でも、主人公は女性だし、本来女性を描くのが得意な作家なのかもしれませんね。 >さて、LDですが、ますます深い奈落の底が口をあけて待ってました。 蟻地獄のような底にまた一人犠牲者がでてしまい、一体誰が終止符を打つのか、物語自体の収束があるのだろうか? と不安になってきました。 大丈夫でしょう。 高村女史の事ですから、最後の最後でアッといわせる結末が待っているのではないでしょうか。 これだけの大作ですから、全て収束させなければ嘘でしょう、納得のいくラストが待っている事を願っています。 湊かなえ女史の『告白』ですが、第二章の途中まで進みました。 ぎっしりと詰まった、ほぼ行間のない文体に最初は戸惑いましたが、すぐにその世界観に引き込まれることになりました。 内容に関しては、また明日にでも途中経過などを書かせていただきます。 ではまた ^^ |
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【2552】 |
ゴールデンゼウス (2010年05月21日 00時04分) |
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これは 【2549】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >そうですか、まあそれぞれの作家独自の文体やらストーリーテリングがあるでしょうから。 >それに男女ではやはり、筆運びに微妙な違いが現れる気もしますしね。 そうですね。 確かにその通りかもしれません。 >ファンタジー、SF、ミステリなどのジャンルを超えて様々な作品に挑戦する姿勢は見習うべきだと思います。 ハハハ。私のは単なる悪食です。 本ならば比較的何でもOKというか・・・ >ただ、私にはどうしてもいまだにミステリに対する拘りがありますので・・・ 素朴な質問を一つ。 この拘りとは具体的にいうと何なのでしょうか? >『ストロベリーナイト』や『ジウ』などの警察小説でも、主人公は女性だし、本来女性を描くのが得意な作家なのかもしれませんね。 私が不思議に思ったのは、元来小説家は男性は男の視点で書き、女性は女の視点で書くことが多かったと思います。 だから、たまに男性が女性を主人公にした小説を書く場合、どうしても男性的な女性になってしまうことが多かったと思ってました。 でもこの作家は、かなり女性心理に詳しいというか、 気持ち的に女性に近いのかなと思ったのです。 ゲイバーに行ったことあります? まさにゲイのような感じがします。 ちなみに、ゲイ、ホモ、オカマはまったく人種的に違うのですが、その定義というか違いがわかりますか? LDは今週末には読み終わりそうです。 それではまた。 |
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