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【5319】 |
ドウコク (2011年11月06日 22時44分) |
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これは 【5317】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >ジャガイモと玉ねぎの味噌汁は、赤も白も食べた事がありますが、私は好きですね。 おお、この組み合わせ=ジャガイモ+玉ねぎ を他に食べている方がいるとは。 いや実はね、そんなに奇想天外でも無く普通にありそうなのに、今までヨソで見たことがないので、不思議だったのですよ。 >他は、大根の短冊切り、大根葉、里芋なんかが好きです、いずれも赤だしとの相性は良いですね。 むおお、これも美味そうな具ですねー。 猛烈に食べたくなってきました。(笑) 今、パッとそれのインスタントなど頭に浮かびませんので、食べるなら、いずれ自分で作らねば。 >松任谷由美がライヴァル視しているのが中島みゆきだという発言から、中島みゆきのほうも意識しだしたようです。 ほほーう、更に意外意外です。 松任谷由美の方から、とは。 彼女なら、トレンディーの方に重きを置いて、年代的には桑田や小田和正なんかを意識しそうな気がしたものですから。 でも、やはり同じ女性、という立場なら、納得できるかも。 沼田まほかる氏「彼女がその名を知らない鳥たち」、つづき。 >それにしては、国枝のくだりが相当きわどいですが。 まあ、ここは、この部分がエグければエグいほど、黒崎への純粋な想い(精神的なプラトニック性)が強調される効果があるのでは。 ……と同時に、黒崎のヒドさも。 >私としては、もう少しミステリ的要素を期待していたのですが、その点は少々残念です。 おお、ここはまったく全面的に同意ですが、 >色々考えさせられますし。 こちらでは、意見が分かれました。 確かに、本作で色々と感じる人は多いとは思いますが(=それだけの深さはある)、私の場合、残ったのは一つ。 嫌悪、のみでした。 ですが本作、逆に大幅なプラス評価をする人がいてもおかしくはないと思いますし、 その意味でも賛否両論の異色作だ、と思っています。 ところで、鯨統一郎氏「新・日本の七不思議」は読まれましたか? すみません、答えを聞く前にフライング気味に記すと、私にとってはまさに「衝撃の始まり方」でしたよ。 |
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【5318】 |
みなぞう★ (2011年11月06日 21時47分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
お部屋のみなさん、こんばんは。 ご無沙汰してしまいました。 読書の秋だというのに、『姑獲鳥の夏』を一ヶ月以上も前に開いてから、半分しか読み終えてませんでした。読書スイッチが完全に切れてしまったみたいです・・・。(笑) 昨日になって、やっと落ち着いて読書できる気分になったので読み始め、昨日で残りの半分を一気読みできてしまいました。 ということで、『姑獲鳥の夏』の感想です。 まず、『魍魎の匣』を先に読んでしまったので、読む順番が逆転しましたが、こういう読み方もありですね。(^^) 初めの数ページを読んで、馴染みのメンバーが登場してくると、懐かしい知人の過去の活躍を見れるようでワクワクしました。 内容については、なんというか、とても複雑に込み入った特殊な事情を巧みに繋ぎ合わせてるなぁ、と思いました。一つ一つをとると、かなり珍しいことではあっても、どこかで聞いたことがあるような内容ですが、組み合わせようによっては、こんなにも新鮮に感じ、惹きつけられる作品になるんだな、と感心。これは全ての京極作品にてついていえることなのかもしれませんね。 説得力があり、本の世界に引き込まれました。 どの点も素直に納得できましたし、(恐ろしいけれども)自分を同じ状況に置いて想像することもできました。 『魍魎の匣』同様、本当に、この作家の作り出す世界に魅了されます。 これで私も遂に、京極氏のファンになりました。ゆとりが出来たら、他の作品も絶対に読もうという気になりました。(^^) ただ、一つだけ突っ込みたいところがあります。 これは、ネタバレになるかなぁ・・・。もしそうでしたら後で消しますのでこれに返信しないでおいてください。 それは、藤牧の一番初めの「人違い」です。あそこで人違いしていいんでしょうか?(^_^;) そこまで好きだったと言うのなら、いくら似てても気付くべきだし、女性としては、どうしても気付いて欲しいものです。 そうは言っても、頭のいい人に限って、意外なところが疎いってこともありますから、まあ、ありえると言えば、有り得ますが・・。 最後の修羅場のシーンで、私は泣けました。男性の方はどうなのでしょうか。女性なら、たとえ体験したことがなくても、ググっとくるシーンだと思いました。 以上。 メルカトルさんとドウコクさんへの横レスですが、 >>今のパートナーには不満だらけなのに別れない、その一方で手ひどい仕打ちを受けた男への未練、 >>こちらの方がよほど謎、ミステリですよ。 >その理由が明かされていれば、小説としてもっと完成度が上がるでしょうし、気分ももっとスッキリするのでは?と思いますけどね。 もしかすると、女性が読めば、はっきり書かれてなくても察するようなことなのかもしれません。読んでないのに推測だけして良いでしょうか? 一般的(?)に、不満があるのに別れない理由として考えられるのは、 ・金銭的理由(長期的に考えて) ・夫や恋人が居ないステータスを恥と感じる ・なにかしらの負い目がある ・単純に、独りだと、怖い。(女性の一人暮らしを狙う悪人は居る)または、独りになったらなったで、淋しい。(自分勝手ではありますが) こんなので如何でしょうか。え、全然ちがいます?(^_^;) やっぱり読まないとわかりませんよねぇ、失礼しました。 ☆ すいーとぽてとさん お元気ですか? 以前ご紹介いただいた「Door]、tsutayaで探してもらったのですが、もう置いてなかったようです。残ー念。いい作品は置いておいて欲しいですよね。 さて、『姑獲鳥の夏』がとても面白くて、次に何か読みたい気分になってますが、暫くはゆったりペースで進めていこうと思ってまーす。 ではでは。 |
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【5317】 |
メルカトル (2011年11月05日 23時36分) |
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これは 【5316】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >ジャガイモは短冊切りくらいの大きさ、玉ねぎは薄切りで。 これが麦みそによく合う。 いえ、この組み合わせは私は赤だしにも白みそにも合うと思います。 ジャガイモと玉ねぎの味噌汁は、赤も白も食べた事がありますが、私は好きですね。 特に玉ねぎはほのかな甘みが出て、みそとの相性も抜群だと思います。 他は、大根の短冊切り、大根葉、里芋なんかが好きです、いずれも赤だしとの相性は良いですね。 >これはまた、意外な。 中島みゆきがそう思っているのでしょうか。 松任谷由美がライヴァル視しているのが中島みゆきだという発言から、中島みゆきのほうも意識しだしたようです。 >まったくタイプの違う二人、何を競い合っているのでしょうね。 おそらく、売り上げうんぬんよりは、どちらがより良い曲を作るか、ではないでしょうか。 二人ともそれ程歌が上手いわけではありませんので、それを競ってはいないと思いますし。 まあ、二人は同世代なので、そういった事情もあるのではないかと思います。 >もしかしたら、あくまでミステリアスな存在にしておきたい、という作者の狙いかも。 陣冶との生活があまりに生々しいので、黒崎に関してはなんとなくベールに包んでおこう、という狙いがあったのかもしれませんね。 それにしては、国枝のくだりが相当きわどいですが。 >ミステリっぽい部分もある(ドロドロの)恋愛小説、といった感じかな。 まさにおっしゃる通り、他に表現のしようがありませんね。 私としては、もう少しミステリ的要素を期待していたのですが、その点は少々残念です。 >今のパートナーには不満だらけなのに別れない、その一方で手ひどい仕打ちを受けた男への未練、 >こちらの方がよほど謎、ミステリですよ。 その理由が明かされていれば、小説としてもっと完成度が上がるでしょうし、気分ももっとスッキリするのでは?と思いますけどね。 それは読者の想像に任せる、と言うか、想像の余地を残しておこうという作者の意図かもしれませんが。 >こういうのがお好きな方には、ぜひお勧めの一作だと感じました。 読後もしばらく、モヤモヤした余韻に浸りたい方には格好の小説なのかもしれませんね。 色々考えさせられますし。 ではまた ^^ |
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【5316】 |
ドウコク (2011年11月05日 22時31分) |
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これは 【5315】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >ああ、でも大体味噌汁の具はそんなものですね。 豆腐とワカメ、味噌汁の具としては最もオーソドックスで、よく合いますね。 ところで、私の場合、これは母の味噌汁限定になりますが、ジャガイモと玉ねぎ(それとワカメ)が一番好きです。 ジャガイモは短冊切りくらいの大きさ、玉ねぎは薄切りで。 これが麦みそによく合う。 この組み合わせは、家以外では食堂やインスタントも含め見たことがないので、変わっているとは思いますけど。 >ちなみに、中島みゆきのライヴァルは松任谷由美らしいですね。 これはまた、意外な。 中島みゆきがそう思っているのでしょうか。 まったくタイプの違う二人、何を競い合っているのでしょうね。 どちらが良い曲を作るかなのか、あるいはベタに売り上げ枚数? 最近は、松任谷由美が目立ちませんが。 沼田まほかる氏「彼女がその名を知らない鳥たち」、つづき。 >うーん、黒崎に関しては余り多くを語られていないせいか、なぜ彼に対してそれ程執着心を持っているのかは、はっきりしない点があります。 言われてみれば、その通りです。 確かにあまりイメージしにくいです。 もしかしたら、あくまでミステリアスな存在にしておきたい、という作者の狙いかも。 その意味で、「敢えてぼかしている」の見方は正しいと思います。 >いわゆる恋愛小説とは一線を画してはいますが、一応その範疇に収まる作品だと思います。 ミステリっぽい部分もある(ドロドロの)恋愛小説、といった感じかな。 それにしても、私にとっては、十和子の女心、 今のパートナーには不満だらけなのに別れない、その一方で手ひどい仕打ちを受けた男への未練、 こちらの方がよほど謎、ミステリですよ。 しかも、このトリック(?)は未だ明かされないまま。(笑) こういうのがお好きな方には、ぜひお勧めの一作だと感じました。 |
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【5315】 |
メルカトル (2011年11月04日 23時12分) |
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これは 【5314】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >メルカトル家では、豆腐とわかめの具が多いのでしょうか。 そうですね、切るだけだから簡単に出来ますし。 ああ、でも大体味噌汁の具はそんなものですね。 >「世情」、「悪女」、「時代」、「空と君とのあいだに」、「浅い眠り」、など。 ここに挙がっている曲だけでも、さすがに名曲ばかりですね。 他の歌手に提供している曲も結構多いですし、その中にもヒット曲はたくさんありますよ。 ちなみに、中島みゆきのライヴァルは松任谷由美らしいですね。 >2、3聞いたアルバムの曲も、ほとんど覚えていません。 だから、隠れた名曲とかは知らないのです。 私も『私の声が聞こえますか』以外のアルバムは聴いたことがありません。 ベストだけですね。 ですから、私も有名どころしか知りません。 >同時に、あれほど手ひどい仕打ちを受けた昔の男のことをいつまでも忘れられない、という部分にも。 うーん、黒崎に関しては余り多くを語られていないせいか、なぜ彼に対してそれ程執着心を持っているのかは、はっきりしない点があります。 ですから、いくら同じ女性でも黒崎に対する執着心は理解できないのではないかと思うのです。 敢えてその部分はぼかしてある気もしますけど。 >ですが、後から冷静になって考えてみると、ミステリ的にはそんなに良い仕掛けではなかった気がします。 そうですね・・・まあ、注意深く読み進めればある程度予想できたかもしれませんし、驚愕というほどではありませんでしたね。 それと、本作はミステリとは言えないのではないでしょうか。 いわゆる恋愛小説とは一線を画してはいますが、一応その範疇に収まる作品だと思います。 その点が、私には最も不満な点でしたね。 まあしかし、読み応えはありましたし、読んで後悔するということはなかったです。 その意味では、それなりに満足できたと言っても良いのかなと考えています。 ではまた ^^ |
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【5314】 |
ドウコク (2011年11月04日 22時29分) |
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これは 【5313】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >それに、赤だしはそれ自体の味が強いため、豆腐とかわかめとか、味のついていない具が最適ですね。 まことに。 あぶらあげも実によく合うと思います。 また、その一方で、大きめに切ったネギなど味の強いものにもピッタリくるとも。 メルカトル家では、豆腐とわかめの具が多いのでしょうか。 ああ、こういう話をしていたら、今度は逆に白みその味噌汁が飲みたくなってきました。(笑) これは猫マンマにせず、普通に上品に。 >ほぉ、そうなのですか、ドウコクさん、意外と言っては失礼ですが、中島みゆきの隠れファンだったりしますか? いえ、そんなに聴いたことはないですよ。 正確には、有名な曲のファン、かな。 「世情」、「悪女」、「時代」、「空と君とのあいだに」、「浅い眠り」、など。 2、3聞いたアルバムの曲も、ほとんど覚えていません。 だから、隠れた名曲とかは知らないのです。 さて、沼田まほかる氏「彼女がその名を知らない鳥たち」、つづき。 >しかし、疎ましいと思いながら、別れられない腐れ縁のようなものを感じます。 この辺も、女性読者なら共感できる部分があるのでは、と思うのです。 同時に、あれほど手ひどい仕打ちを受けた昔の男のことをいつまでも忘れられない、という部分にも。 いずれも、男の私には、全く分かりませんでしたが。 同じ感覚とまでは行かなくとも、少なくとも女性なら、理解できるのではないでしょうか。 >私もね、挫折するほどではありませんでしたが、期待したほどではなかったなと、少々残念に思ったのは事実です。 実はですね、私の場合、驚き度は正直「殺人鬼フジコの衝動」よりも上でした。 ですが、後から冷静になって考えてみると、ミステリ的にはそんなに良い仕掛けではなかった気がします。 >それは女性のタイプにもよるのではないでしょうか。 なるほど、言われてみれば、作中の十和子の姉のようなタイプの人には、向かないかも。 同様に、上に挙げた私の感想、「女性なら共感できる」も、やはりタイプによるかも知れません。 |
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【5313】 |
メルカトル (2011年11月03日 23時20分) |
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これは 【5312】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >しじみです。 赤だし、貝の具は合いますね。 しじみですか、インスタントにしては凝った具ですね。 赤だしにしじみは合いますよ、あさりもいいですけど。 それに、赤だしはそれ自体の味が強いため、豆腐とかわかめとか、味のついていない具が最適ですね。 >私は赤だしの美味しさを、「ひるげ」で知りました。 これでも充分に美味い。 「ひるげ」も確かに美味しいですが、やはりインスタントっぽさは拭えないですかね。 しかしあのクセのなさは、普段赤だしを食べない人にも十分馴染める味に仕上がっているのではないかと思います。 >ちなみに、その辺りのアルバム「臨月」や「寒水魚」はレンタルして、テープに録った記憶があります。 ほぉ、そうなのですか、ドウコクさん、意外と言っては失礼ですが、中島みゆきの隠れファンだったりしますか? 私は何年か前にベストアルバムを借りて、PCに取り込んだ程度ですね。 さすがに名曲が目白押しです。 >また、その嫌がる点も(男の視点からすると、)そんな細かいことでいちいち、とウンザリ。 男からすると、そんなに嫌いなら別れればいいのに、という気にはなりますね。 しかし、疎ましいと思いながら、別れられない腐れ縁のようなものを感じます。 >実際、陣治がシチューのエビを食べる様子に十和子が苛立つシーンで、いったんは挫折したのです。 私もね、挫折するほどではありませんでしたが、期待したほどではなかったなと、少々残念に思ったのは事実です。 アマゾンでの評価があまりに高かったので、一体どんな世界を見せてくれるのかと、期待に胸を膨らませていたのですが。 まあ、ドロドロした愛憎劇は願ってもない内容だと思っていましたが、ちょっとだけ想像と違ったかな、といったところですね。 >その毒気にあてられたため、私などは読み進めるのが辛いほどでした。 そうですね、中身が濃密なだけに、なかなかサクサクと読めるような小説ではないですから、その辺りじれったさのようなものを感じずにいられないですよね。 >しかし、だからこそ、女性にはお勧めだと思うのです。 それは女性のタイプにもよるのではないでしょうか。 ひたすら嫌悪感を覚える人も中にはいるでしょうし、深く共感できる人もいるでしょう。 ただ、ラストは切ない余韻を残す、なかなか印象深いシーンだったと思います。 このラストシーンは良かったんじゃないでしょうか。 ではまた ^^ |
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【5312】 |
ドウコク (2011年11月03日 22時31分) |
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これは 【5311】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >ちなみに、具はなんだったのでしょうか。 しじみです。 赤だし、貝の具は合いますね。 ところで、その高いのを買ったのは偶然で、ホントは「ひるげ」を買うつもりでしたが無かったもので。 私は赤だしの美味しさを、「ひるげ」で知りました。 これでも充分に美味い。 >そうですか、私が中島みゆきを聴くようになったのは、『悪女』辺りからだと思います。 これも、当時としてはアレンジが素晴らしい、いわゆる「ニュー・ミュージック」らしい名曲ですよね。 ちなみに、その辺りのアルバム「臨月」や「寒水魚」はレンタルして、テープに録った記憶があります。 >そうですね、確かに一抹の不安はありますね。 まあ、交通の便が良い(駅近くでオフィス街も近く)ので、その辺は他の書店よりも有利でしょうが。 さて、沼田まほかる氏「彼女がその名を知らない鳥たち」。 >それも、退廃的な人間模様という点では、近年まれに見る傑作かもしれませんね。 おお、これは完全に意見が分かれました。 私はその部分で、かなり消耗したので。 私も、人間関係がドロドロというのには興味を持つ方なのですが、本作の場合、 序盤は、ひたすら一個人(陣治)に対し、執拗に十和子が嫌悪感を示し続けるばかりの展開なので、 「そんなにイヤなら、さっさと別れろや!」と、反感を禁じ得ませんでした。 また、その嫌がる点も(男の視点からすると、)そんな細かいことでいちいち、とウンザリ。 実際、陣治がシチューのエビを食べる様子に十和子が苛立つシーンで、いったんは挫折したのです。 (結局、最後まで読みましたけど。) あそこまでの嫌悪感の描写は、まさに女性作家だからこそのリアリティーだと思います。 男には書けない。 その毒気にあてられたため、私などは読み進めるのが辛いほどでした。 しかし、だからこそ、女性にはお勧めだと思うのです。 そのリアリティーのために、「ある、ある」と感じる部分が結構あるのではないかと。 |
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【5311】 |
メルカトル (2011年11月02日 23時25分) |
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これは 【5309】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >まあ、こちらは本場ではないので、美味く作るノウハウみたいなのが無かったのかも知れないですね。 これは想像ですが、安いみそを使っていたせいだと思いますね。 定食一つで200円未満の世界ですから、それも致し方ないですけど。 それでも毎日のように食べていましたから、慣れましたけどね。 >何と東京の築地のお寿司屋さんの味、とのこと。 それは本格的ですね、インスタントでも、それだけのいい素材だと美味しいんでしょうねえ。 ちなみに、具はなんだったのでしょうか。 >いかんせん変な先入観があったので、私が中島みゆきを正当に評価できるまでには、「空と君のあいだに」までかかってしまいました。 そうですか、私が中島みゆきを聴くようになったのは、『悪女』辺りからだと思います。 それまではドウコクさん同様、ちょっと暗いイメージを持っていましたので、敬遠していました。 でも食わず嫌いはやはりよくないですね。 どんな音楽でも一度は聴いてみない事には、本当の良さは分からないものだと思い知らされたミュージシャンです。 >ただ、出版不況の現在、以前ほどの規模で再開して、採算がちゃんととれるのかなぁ、という外野の変な心配はありますが。 そうですね、確かに一抹の不安はありますね。 ですが、大型書店も必要としている人がいるわけですから、雑誌なども含めてそれなりの需要があると信じたいですね。 >「メルカトルさん(というか男性)にはお勧めできない。 しかし、女性には一読の価値が充分にアリ、かな。」 うーむ、このドロドロ具合は好きな人には堪らないことでしょう。 著者が女性ですので、女性の心理描写はさすがだと思いますし、これだけ人間像を明確に作り上げる手腕は大いに評価できますね。 それと久しぶりに本格的な人間ドラマを読ませてもらった気がします。 それも、退廃的な人間模様という点では、近年まれに見る傑作かもしれませんね。 ミステリ的要素は薄くとも、これだけ濃厚な内容であれば、その部分だけでも評価せざるを得ないですね。 ではまた ^^ |
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この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【5310】 |
ドウコク (2011年11月02日 23時15分) |
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これは 【5307】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、いかすみー。 いやあ、おっしゃる通り最近、中途半端な気候ですな。 秋は秋なんだろうけど、(感覚として)涼しいと思えば寒くなったり、寒いと思えば涼しい(というか少し暑い)程度ですんだり。 着る服を統一できずに、日々こまっています。(笑) >秋刀魚 この秋は、フライパン焼きばかりでしたが、充分に堪能できました。 やはり美味い。 ただ、さすがに最近は「1匹売り」が(売り切れるのが早いのか)無くなってきたので、もうシーズン終了かな、と思っています。 >駅直結の京阪モールビルの7Fに大きな書店があるので、行きやすいですよ(^^) おお、これは有益な情報ありがとうございます。 来年以降のメイン書店(? 笑)の有力候補として、年明け早々にでも。 >・ヤマトの話 どうやら、沖田艦長もデスラーも出てこなさそうなので、残念ながら私には無関係です。 打つこともないでしょう。 >「ソロモンの犬」道尾秀介 未読です。 確か、メルカトルさんの噂話から判断して、私の読みたい系統の本ではなかったような気がするので。 ま、その一方で、「道尾氏なら読もうかな。」という気で、記憶にはとどめていますが。 |
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