返信元の記事 | |||
【9342】 | RE:ラノベの話 メルカトル (2016年10月12日 22時32分) |
||
mixtraさん、こんばんは。 ラノベ愛がよく伝わってくる文章でした。 この際ですから、前々から気になっていたことをお尋ねしますが、果たしてラノベの定義とはどういったものとお考えなのでしょうか。 全く素朴な疑問なんですが、ラノベと一括りされた小説群が特定のレーベルから発売されていますが、それらの共通点とは一体何なのだろうと。 普通の小説とどう違うのかなと。 出来ればでいいので、或いは簡単な答えでも勿論構いませんので、ご教示願えればと思います。 > 1〜5巻、読んで下さい!!(爆) やはりそうでしょうね。内容的にミステリ要素の強そうな4、5巻だけというわけにはいかないものかと思いましたが、無理でしたか。 > 但、です。『西尾維新山』は現在進行形で脈々とラノベ・ミステリの双璧に跨がっていますが、ここにも一応『入間人間山』、というミステリ山脈の住人に名前だけは知られた山が、ありますよと。 なるほど。西尾維新氏はデビュー作から注目していますが、残念ながら今のところラノベの方により力を入れているのが現状と捉えています。 私などからすると、やはり『クビキリサイクル』のような本格ミステリをガンガン書いて欲しいと願っているのですが、あのような傑作はそうそう書けるものではないようで。 だからと言って、決してラノベに「逃げて」いるとは思いたくないですけどね。西尾氏のミステリ以外の作品を読んでいないのに偉そうなことは言えませんが。 入間人間氏が果たしてどんな作家なのか、私にとっては未知数ですが、ラノベの読者には超有名なんでしょうね。 うーむ、しかしその『みーまー』が1巻で挫折したらどうしようかとの不安はあります。 多分ライトな感じだと思うので、それはあり得ない気はしますけどね。 しかもそれがラノベの基準となり得るとなれば、益々私のようなミステリ読みが手に取る価値はあるのかも、ということになりますね。 でも、『ミステリの祭典』にもラノベ中心の読者もいるというのに、一作も登録されていないのが解せません。単なる嗜好の問題でしょうかね。 、> 『みーまー』好きな方は、ラノベラノベ言いません。本好きな方、多趣味で構成された中の一つとして楽しんでいる方が一般的な読者です。 そうなんですか。ということなら、ここはひとつ新たな楔を私が打ちこんでみてもいいかもしれませんね。私ならあのサイトの住人達も、あいつまた変なの読んでるよ、くらいで済みそうですしね。 うってつけの役どころかもしれません。 ではまた |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【9344】 | ![]() |
mixtra (2016年10月13日 02時01分) |
|
これは 【9342】 に対する返信です。 | |||
三度、です。 …冒頭で、とんでもない事仰ってませんか??? >ラノベの定義 >ラノベと一括りされた小説群、共通点 >普通の小説と違い >或いは簡単な答えでも 考えましたが、簡単に言い辛いものが出て来てしまったので段階を経て。 まずは、ご質問から。 ラノベの定義は『誰もが何の予備知識を持たず楽しめる小説』 ラノベの括りは『その束』(但し、後に意味が崩れます) 普通の小説との違いは読み易さを重視(行間を開ける、文字を見やすくする、挿し絵や表紙等のイラストをこれまでより多目に入れ、イメージを持たせやすくする、敢えて1つの巻をぶ厚くしない等) 則ち『ライト(に誰もが手に出来る)ノベルス(小説の、媒体)』 が、最初でした。当初の名前は『ジュヴナイル小説』でしたしょうか。活字離れ、文章読解力が深刻化した事もあってか、何とかして本の売上減少を止めようとした一つの手段として目論んだ方法でもあります。 更に内容も、ライトに。 予備知識、前知識、無し。 従って、当初は空想的(ファンタジー)なもの、架空或いは未來(フィクション)の冒険ものが多かったと思いますが、これも段々とライト(身近)なもの、事柄が材料になってきています。 でもそれって… 『ミステリ』だって、一緒じゃん。 ですよね。実際双璧をなして宝島社から『このラノ』『このミス』、どちらも毎年出ていました。途中まで進化の過程は一緒でしたが、いつの頃か、ミステリは単に一ジャンルとなり(歴史と進化的な意味として分類、或いは独立した)、ラノベは言語的に様々なものを加えます。 その後、ラノベは 定義が『イラストも重視した小説』 括りは『メディアミックスの集団』 普通の小説との違いは『マルチメディア化も踏まえた小説の手法の有無』 に、変わっていきます。元がイラスト、原作揃って更に映像化しますから、話題スピードも凄い。ハルヒもメルカトルさんの耳や目にどれだけ触れました? この辺りから、小説の楽しみである 『筆者と読者の知的ゲーム、或いは対話』も失われつつあります。キャラクター重視がより顕著に。 更にもう一段階変わり、 定義『パッと見、売れるもの』 束『その物量(どれか気に入る)』 違い『情報のカタマリ(小説は更に薄く、中身スカスカに)』 小説ですら、なくなりつつあるかも。映像・小説・イラスト、どれか一番手応えあったものから推す節もあります。 まあ… 異性(色気)、です。メインは。 今度はパチンコの流れに近いものが。 ミックス化しすぎて主体が定義出来ません。これからも変わる可能性があります。 で。 ミステリ界は、早目に危惧された(というより持ち前の推理力?)かもしれません。他には歴史、文学等、既に独立したジャンルを持つ世界は皆。何せ、かつての出版界を代表した辞典・事典等学習教材がネットワークにやられましたから、交ざったら併呑する可能性もあります。 ですが、見方によっては別の進化があった筈なのです。 適当に案を考えます。 ●『ライト・ミステリ』。 これはメルカトルさんが詳しいかと思いますが、きっと本格性を薄めた作品の時代。 ●『歴史ミステリ』。 TVが主流ですか?新歴史事実とミステリの融合 ●『リアルミステリ』 これ、ありますか?科学の実験的に、過去の名作のトリックを何かしら流用してリアルタイムで出来るか検証する… あ。手品でした。 駄文挿入した上、続きます |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD