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【7354】 | RE:黒祠の島 ドウコク (2013年07月02日 22時48分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >本当なら、あと3週間くらいは梅雨で多少は涼しいはずなんですが、そんなに甘くはなさそうですね。 もう、この辺は、だいぶ前から諦めて予報とか当てにせず、そう思うようにしています。 「7〜9月は。灼熱地獄。」、「日本は、(北の一部地方を除き、)温帯ではなく、亜熱帯である。」と。 そう覚悟していれば、何とか対処できるような。 ま、とにかく雨、かな。 20年ほど昔、夏に連日雨で冷夏だったころを、思い出しました。 (凶作で、米を緊急輸入した年。 農家の人は大変だったようですが、私は過ごしやすかった。) >何事にも真剣に取り組んでいた証拠ですね。 うちのオヤジ(江田島の兵隊さんよりは、ずっと年下ですが)も、字は強烈に上手いのですが。 でも、本人いわく、「クラスでは、下手な方だった。」とのこと。 読みでも、難解な漢字をほぼ読めますし。 昔の人、読み書きについては、本当に凄いなと思います。 さて、小野不由美氏「黒祠の島」、つづき。 >まあ、あまり印象に残っていない時点で、何か足らないものがあったような気はしますけどね。 これが本作の評価を、簡潔に表現しているのではないでしょうか。 「あまり印象に残っていない」と、ミステリを読み慣れた人に言われてしまう、という。 これは、読んだ側の方ではなく、作品自体にそう言わせてしまう要素があるのだと思います。 >本格ミステリとして、色々な意味でちぐはぐさを感じてしまうのは、当然のことかもしれませんね。 そういう意味(=アリバイ調査の記述が不自然かどうか)では、 「絶海の孤島」・「嵐の山荘」パターンは、よくできたシチュエーションだと思います。 上記では、アリバイを主張して自分の身の潔白を訴えなければ、犯人と疑われて、 最悪の場合、自分の身に危険が及ぶから、聞かれなくても自ら話すのが普通の感覚。 ですから、アリバイをベラベラ喋る(=そこにいくまでに、余計な記述がなく読みやすくなる)ことが、 自然な流れに。 しかし、それ(=上のパターン)を用いないと、アリバイ調べの部分などが煩雑になりそう。 かといって、そこを説明しないと、内容が薄くなる。 というわけで、そういう部分の処理が本作では未熟であった、と感じています。 |
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【7355】 |
メルカトル (2013年07月02日 23時26分) |
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これは 【7354】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >もう、この辺は、だいぶ前から諦めて予報とか当てにせず、そう思うようにしています。 週間予報とか本当に当てになりませんからねえ。 3日後くらいから雨が降るとか言ってても、まるっきり晴天だったりするのが当たり前みたいな感じですから。 >「7〜9月は。灼熱地獄。」、「日本は、(北の一部地方を除き、)温帯ではなく、亜熱帯である。」と。 確かに亜熱帯ですね。カラッとして日陰に入ると涼しいというのと訳が違いますからね。 湿気が多く、座っているだけで汗が滲んでくる、本当に嫌になりますよ。 >そう覚悟していれば、何とか対処できるような。 我慢するしかないですね。適当に冷房入れて。 >(凶作で、米を緊急輸入した年。 農家の人は大変だったようですが、私は過ごしやすかった。) そんな年がありましたね。タイ米とかが出回った時じゃなかったですか。 我が家でも食べなれない、ぱさぱさしたお米を食べましたよ。 >でも、本人いわく、「クラスでは、下手な方だった。」とのこと。 ほお、謙遜されているんでしょうか。 私の父もまともな字を書きますが、達筆と言うより読みやすい字ですかね。 ある程度年配の方の年賀状などを見てみると、やはり上手な人が多いと思います。 凄いなと感心することしきりです。 >これは、読んだ側の方ではなく、作品自体にそう言わせてしまう要素があるのだと思います。 そうかも知れませんね。比較的評価が高い作品だったこともあり、私もそれなりに気合を入れて読んだつもりでした。 が、その結果、印象が薄く記憶に残っていないというのは、やはりある程度その作品に原因があるとも考えられますね。 >というわけで、そういう部分の処理が本作では未熟であった、と感じています。 アリバイ調査が必須項目であるならば、本来そうしたシチュエーションを用意すべきところであるのを、その手間を省いてしまったんでしょうね。 まあ、ミステリに関してはありがちなことだとは思いますが、最低限のリアリティは保ってほしいものですね。 誰が考えても不自然な記述は避けるべきだと思います。 その意味で、本作はやや残念な結果を生んでしまった気がします。 勿論、称賛されるべき部分も多々あるとは思いますけどね。 ではまた ^^ |
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