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【7351】 | RE:黒祠の島 ドウコク (2013年07月01日 22時56分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >いずれにしても、こちらでは午前中、まあ11時くらいまでは比較的涼しかった気がします。 さあ、今日から地獄の灼熱3ヵ月間の始まり。 何とか耐え忍んでいきましょう。(みゆりんりんさんにも、分けてあげたい……。) >自分もこんなことが出来るんだという喜びは、何ものにも代えがたいでしょうね。 はい、しょうもないことでしたが、嬉しかったです。 で、その時感じたのが。 PCではかなり複雑な模様でも作れる、ということです。 ただ、もう今となっては細かいやり方までは忘れましたが。 >私は、書く機会はあるんですけど、極端なクセ字なので、それも達筆とかならいいんですが、単に読み難いだけですから厄介なものです。 昔の人は達筆ですよね。 以前、広島の江田島で、海軍兵の父母への手紙(要は遺書みたいなもの)を見ましたが、 内容はもちろん、その字の上手さにも感動しました。 ほとんどが未成年なのに、立派でした。 さて、小野不由美氏「黒祠の島」、つづき。 >いくら夫婦といえども、相手はプロの作家ですからね、なかなか口を差し挟めないのではないかと想像します。 確かに、言われてみれば、その通りです。 >読解力 いや、やはり、本作には読解力以前に、作品としての欠陥(と言えばおおげさですが)があると思います。 今日はそれに関し、昨日までのに加えて、更にもう一つ。 それはですね、素人探偵の質問に、皆がすらすら答えてしまうところです。 最初に、「この島はよそ者に対して、非常に排他的で閉鎖的」とあるのに、 本土から来た主人公に対し、聞きもしないアリバイまでペラペラ喋ってくれる。 こういうところの設定や展開の甘さが、ミステリとしては完成度が低いな、と感じます。 もし私なら、警察が相手だと身の潔白を証明するために、全力で細かく証言しますが、 警察でもない人に聞かれても「さあ?」と、答えないでしょう。 (あるいは、ウソをいうかも。) こういう点を上手くクリアしていないのが、他の部分にも何らかの形で出ていて、読みにくさにつながっているのかも知れません。 |
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【7353】 |
メルカトル (2013年07月01日 23時30分) |
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これは 【7351】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >さあ、今日から地獄の灼熱3ヵ月間の始まり。 本当なら、あと3週間くらいは梅雨で多少は涼しいはずなんですが、そんなに甘くはなさそうですね。 局地的に降雨があるようですが、特に北のほうでは極端に雨が少ないようで。 でも涼しいからいいですよね、その代わり冬は大変でしょうけど。 >PCではかなり複雑な模様でも作れる、ということです。 そうなんですか。時間は掛かるでしょうが、やり甲斐はあるんでしょうね。 複雑なAAなんかできる人は天才じゃないかと思いますよ。 いや、本当に尊敬に値します。 >以前、広島の江田島で、海軍兵の父母への手紙(要は遺書みたいなもの)を見ましたが、 >内容はもちろん、その字の上手さにも感動しました。 ほとんどが未成年なのに、立派でした。 何事にも真剣に取り組んでいた証拠ですね。 内容が内容だけに、その重さには何ものにも代えがたいものがあるのだと思います。 >いや、やはり、本作には読解力以前に、作品としての欠陥(と言えばおおげさですが)があると思います。 やはり、そうなんでしょうか。 私の未熟さだけではなく、正当に評価して欠陥があると。 まあ、あまり印象に残っていない時点で、何か足らないものがあったような気はしますけどね。 >最初に、「この島はよそ者に対して、非常に排他的で閉鎖的」とあるのに、 >本土から来た主人公に対し、聞きもしないアリバイまでペラペラ喋ってくれる。 なるほど、まあありがちな展開ではありますが、誰も彼もが素人探偵に協力的というのは、排他的、閉鎖的とは正反対ではありますね。 確かに読者によっては、興ざめと感じるところだと思います。 >こういうところの設定や展開の甘さが、ミステリとしては完成度が低いな、と感じます。 本格ミステリとして、色々な意味でちぐはぐさを感じてしまうのは、当然のことかもしれませんね。 これは結構な穴と言える気がします。 ではまた ^^ |
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