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【6998】 | 鏡の中は日曜日 ドウコク (2013年05月03日 22時18分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >そうでしょうねえ、ワープロ自体見たことがないのでなんともいえないですけど。 私は、会社で覚えさせられました。 ラップトップ型で、当時は20万円くらいしたと思います。(ちなみに、ノートPCは50万円くらいだったような。) そして、10万円くらいに値下がりした時に、思い切って買いましたが、その後すぐにPCにとって代わられたと思います。 その5年後くらいには、3万円ほどに値崩れして、そして店頭から消えました。 >新築一戸建て、あこがれますね。 とっくの昔に、諦めました。(笑) >そうそう、となると、今やスマホを使いこなせる人が偉いことになるのかもしれませんね。 今はまだそうでしょうが、いずれ使いこなせるのが標準になるような気がします。 そうなると、我々は完全に時代に取り残されますね。 さて、本日より、殊能将之氏「鏡の中は日曜日」。 まずは、簡単な感想。 皮肉なことに、「メルカトルさんには、お勧め」となりました。 入手不可能そうなところ、お気の毒なのですが。 これはつまり、「模倣の殺意」と同じように、 ミステリを読み慣れた人にとっては作者の工夫が感じられて興味深いだろうが、そうでない人には拍子抜けだろう、 という意味です。 ただ、出来は「模倣の殺意」には劣るだろうというのが、慰めと言えば慰め。 概要 冒頭、アルツハイマー病を患う人物の独白が、しばらく続く。 (この部分で感じる不協和音は、「眩暈」の冒頭のような感じ。 あそこまでインパクトは強くないですが。) さて、名探偵・石動戯作に、ある14年前の殺人事件の再調査が依頼される。 それは解決済みではあるが、不審な点が感じられ、真犯人が別にいる可能性があるという。 彼は、当時の関係者からの聞き取り調査を進めていくのだが、冒頭の独白では……。 という感じです。 詳細は明日以降に。 |
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【7003】 |
メルカトル (2013年05月03日 23時51分) |
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これは 【6998】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >ラップトップ型で、当時は20万円くらいしたと思います。(ちなみに、ノートPCは50万円くらいだったような。) 20万ですか、ノートが50万ってマジですか。 しかしまあ、その頃の技術ではそれくらいしてもおかしくなかったのかもしれませんね。 おそらく、バブル時代の真っただ中だったでしょうし。 >その5年後くらいには、3万円ほどに値崩れして、そして店頭から消えました。 PCがある程度手頃な価格で買えるようになれば、やはりワープロは不要になってしまうんでしょうね。 店頭から消えるのも納得です。 >そうなると、我々は完全に時代に取り残されますね。 まあそうですね。でも別にいいじゃないですか、時代に取り残されても、それが罪になるわけではないんですから。 私など、いつまでたってもアナログ人間ですしねえ。 >皮肉なことに、「メルカトルさんには、お勧め」となりました。 入手不可能そうなところ、お気の毒なのですが。 入手可能かどうかはこれから調べてみますが、おそらく望み薄だと思います。 残念ですが、私にとっては縁のない作家だったのかもしれませんね。 >ミステリを読み慣れた人にとっては作者の工夫が感じられて興味深いだろうが、そうでない人には拍子抜けだろう それはまた微妙なかんじですね。 読み慣れているかどうかは分かりませんが、数だけはこなしている私には、なかなか興味深い作品であるというわけですね。 もし入手不可能なら、やはり残念です。 もともとあまり興味のない作家でしたが、もっと早く注目すべきでしたね。 今となっては、すべては遅すぎたとしか言えません。 >ただ、出来は「模倣の殺意」には劣るだろうというのが、慰めと言えば慰め。 ちょうどタイトルが出たので、ここで書きますが『模倣の殺意』読み終えましたよ。 何か仕掛けがあるだろうとは感じていましたが、まさかそう来るとは、といったのが正直な感想です。 確かにこの作品が40年前に書かれていたとは、俄かには信じがたいものがあります。 ですが、できれば刊行当時に読みたかったですね。 なぜなら、こうしたトリックにある程度耐性ができてしまっているので、驚愕とまではいかなかったのがやや残念であった為です。 勿論、心の中であっと思わず叫ばずにはいられないのは間違いないですよ。 二人の男女の探偵役が、それぞれ角度の違うアプローチを見せてくれるこの構成は面白いですし、おそらく当時は斬新だったのではないかと思われます。 ただ私には、こうした作品に欠かせないサスペンス性や緊迫感がやや足りないと感じました。 それは単に、私の読み込みが浅いせいかもしれませんけどね。 いずれにしても、これは確かに埋もれた幻の傑作と呼ぶに相応しい作品だとは思います。 全体的にちょっと地味ですけどね、なかなか味のある逸品だと感じました。 > 冒頭、アルツハイマー病を患う人物の独白が、しばらく続く。 > (この部分で感じる不協和音は、「眩暈」の冒頭のような感じ。 あそこまでインパクトは強くないですが。) ほぉ、それは面白そうですね、ますます興味を惹かれます。 この作家はそうした構成は取らないという気がしていたので、ちょっと意外な印象です。 やはり実際数読んでみないと分からないものですね。 でも残念ですねえ、まだ不明ですが、多分入手困難なんでしょうね。 もし手に入る可能性があるのであれば、すぐにでも購入したいです。 ではまた ^^ |
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