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【6381】 | RE:眼球綺譚 ドウコク (2012年09月09日 22時03分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >今後出版されそうな作品を網羅したような種類のガイド・ブックは今はないんじゃないでしょうか。 なるほど。 ということは、例えば麻耶氏が現在は何を書いているとかは、リアルタイムでは分からないということですね。 書き下ろしの作品などは、出版される時になって初めて分かる、と。 >「百鬼夜行シリーズ」 むはは、すみません、今までに何度かこちらで目にした言葉だったのですが、よく分かっていずに、 さっき調べて、やっと分かりました。 「姑獲鳥の夏」や「魍魎の匣」などのことだったのですね。 しかも、読みが「ひゃっきやぎょう」。 てっきり「ひゃっきやこう」と思っていました。 さて、綾辻行人氏「眼球綺譚」。 >やはり日本の土壌や文化を踏まえた上で、映画化なりドラマ化なりしていただきたいものです。 ハリウッド版の「リング」、ストーリーなどは忠実に再現していましたが、 細部では、やはりアメリカ風にアレンジされていました。 ま、その辺は仕方ないでしょう。 >ですが昔は、例えば法月綸太郎氏の『誰彼』が発売になった時など、平積みで書店もちゃんとポップを掲げて、鳴り物入りって感じでしたよ。 私の中では傑作の評価ですが、 でも失礼ながら、一般の人がこぞって読む内容では無い気がします。 それなのに、その大盛況。 まさに、古き良き時代、ですね。 せめて、「Another」や「悪の教典」の映画化などに伴って、(我々が期待する分野とは少し違いますが、) この手のジャンルや作家に、注目が集まってほしいものです。 |
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【6384】 |
メルカトル (2012年09月09日 23時55分) |
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これは 【6381】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >ということは、例えば麻耶氏が現在は何を書いているとかは、リアルタイムでは分からないということですね。 そうした情報誌があってもおかしくはないと思いますが、例えば月刊だとしても何ヶ月かしたら、ネタ切れになってしまいそうですので、現実的には難しいでしょうね。 ですから残念ながら >書き下ろしの作品などは、出版される時になって初めて分かる、と。 ということになると思います。 ただし一部、『このミス』の企画で「私の隠し玉」というものがあり、今後の目玉となる作品をこっそり紹介していますので、読まれることはないと思いますが、参考にはなると思います。 >「姑獲鳥の夏」や「魍魎の匣」などのことだったのですね。 すみません、てっきりご存知だと思っていましたので、敢えて解説しませんでした、申し訳ないです。 >細部では、やはりアメリカ風にアレンジされていました。 まあ確かにやむを得ない部分もあるでしょうね。 舞台がアメリカですから、当然アメリカナイズされた仕上がりになっているのは仕方ないかなと。 やはり日本的なホラーの怖さは、欧米人には伝わりづらいのかもしれませんね。 >それなのに、その大盛況。 >まさに、古き良き時代、ですね。 無名の新人が続々とデビューしていましたが、新本格というだけで持て囃された、今となっては夢のような時代だったですね。 特に講談社ノベルズはそれこそ時代の寵児といった感じだったと思いますよ。 ですから、『十角館の殺人』の功績は計り知れないものがあったはずです。 >せめて、「Another」や「悪の教典」の映画化などに伴って、(我々が期待する分野とは少し違いますが、) >この手のジャンルや作家に、注目が集まってほしいものです。 そうですね、もうミステリなどは時代遅れなのかもしれませんが、今一度昔のようなブームが起こると良いですね。 本当に期待しています。 ではまた ^^ |
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