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【6049】 | RE:金田一耕助の帰還 ドウコク (2012年05月14日 22時43分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >CRの場合も、1×9のWリーチは確変中は、これ以上ないくらい歓迎すべきものでした。 >たとえ泡だけでもとにかくリーチが掛かっただけで、熱い存在だったと思います。 なるほど、私のように権利モノばかり打っていた者ではなく、CR他の歴代の海シリーズを打ちこんだ人にとっては、 「1×9」Wリーチは、どうやら特別な存在だ、ということが分かりました。 でも、今はね……。 ハッキリ言って、(たとえ魚群があったとしても、)ただの眠気ざましみたいな位置づけです。 いわゆる「釣り」専用演出、のような扱い。 確定音が鳴る可能性は高いが、逆に言うと、ならない限り、まずハズレ確定級のヘボさ。 >無論、早い段階で消費したほうがいいのは当然ですが、漬物ですから意外と日持ちはしますよ。 おお、日持ちしますか。 まさに、これは朗報。 いやね、別に風味は落ちても良いので、とにかく腐らなかったら、それでOK。 これで、購入する気持ちが俄然、湧きました。 ただ、これから夏に向かうので、(=やはり夏は避けた方が良い、という意味)買えるのも、あと少し、かな。 さて、横溝正史「金田一耕助の帰還」、つづき。 >やはり本書は、コアなファン向けの作品集のようですね。 >決して初心者向けではないということでしょう。 > >もし初めて読む横溝作品がこれだとしたら、他の作品を読むのを躊躇われること必至だと考えられますね。 はい、全くご指摘の通りだと思います。 読者や横溝作品全体のためにも、あの「格好の入門書」というキャッチ・コピーはいかがなものか、と私も強く感じたので。 >そこがまた麻耶氏らしいと言えなくもないとは思いますけどね。 こちらも、ご指摘の通りだと思います。 本格を追求するからこそ、逆にその裏返しにも挑戦する麻耶氏、素晴らしいと思います。 で、今日は、本作の中で、私が「1作だけ評価した」というのについて。 それは、「迷路荘の怪人」です。(もちろん、改稿前でのもの。) これは、トリックも結構シッカリしている(あくまで、“結構”レベルですが)し、事件の背景も良く練り込んでいるようなので、 長編で読めば、もっと横溝ワールドを堪能できたのでは、と思いました。 |
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【6050】 |
メルカトル (2012年05月14日 23時28分) |
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これは 【6049】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >「1×9」Wリーチは、どうやら特別な存在だ、ということが分かりました。 とにかく確変中にこのリーチが掛かかった瞬間、心の中で思わず「これはもらったか?」と叫んだものです。 それはCRギンパラだけでなく、初期の海物語シリーズ全てにおいて言えたと思います。 さらに魚群を伴えば、まさに「もらったも同然」と思ったものです。 確変中でなくても、このリーチは確かに特別な存在であり続けたのではないでしょうか。 いつの間にか、釣りのようなものになってしまったようですが。 >ハッキリ言って、(たとえ魚群があったとしても、)ただの眠気ざましみたいな位置づけです。 ほお、魚群があってもダメですか。 それはいけませんね、せめてこの1×9のダブルだけは海シリーズの象徴として特別な存在であり続けて欲しかったと思います。 当たれば確変確定なだけに、少しくらい出現率を抑えても期待できるような、そんな特殊なリーチであったらよかったのにね。 >まさに、これは朗報。 いやね、別に風味は落ちても良いので、とにかく腐らなかったら、それでOK。 冷蔵保存してあれば、そう簡単には腐りませんよ。 大丈夫だと思います、どうか安心して食してください。 >読者や横溝作品全体のためにも、あの「格好の入門書」というキャッチ・コピーはいかがなものか、と私も強く感じたので。 本もねえ、売れればいいと思って、過激な謳い文句を掲げすぎなんですよ。 思わずキャッチ・コピーだけで、読む価値がありそうな気にさせるのは、「本物」だけにしていただきたいですね。 この帯のコピーで、これまで何度騙されて来たことか。 「金と時間を返せ」と言いたいですよ。 >本格を追求するからこそ、逆にその裏返しにも挑戦する麻耶氏、素晴らしいと思います。 麻耶氏はその意味でも、ミステリ界において異端の存在であると同時に、常に新たな試みに挑戦し続ける、とても先鋭的な数少ない作家の一人だと思いますね。 だから、「麻耶雄嵩」という名前を目にしただけで、心ときめくものを思わず感じてしまうのは、私だけではないでしょう。 >それは、「迷路荘の怪人」です。(もちろん、改稿前でのもの。) 『迷路荘の惨劇』は読みましたが、これは私も読んでみたい気がします。 この長編の元ネタが、一体どんなコンパクトにまとめられた短編に仕上がっているのか、非常に興味が持たれます。 >長編で読めば、もっと横溝ワールドを堪能できたのでは、と思いました。 この作品に限って言えば、原作よりドラマシリーズのほうが正直面白かったです、私にとっては。 勿論、古谷一行主演のドラマですよ。 ではまた ^^ |
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