返信元の記事 | |||
【6048】 | RE:金田一耕助の帰還 メルカトル (2012年05月13日 23時36分) |
||
ドウコクさん、こんばんは。 >私の場合は権利モノが中心だったので、「何で当たるか」よりも「早く当たる」ことが重要だったので、 >確変(権利)中の図柄に関しては、鈍感でした。 そうですよね、確変中はとにかく早く当てることが最重要項目なのは、間違いないですね。 ところが、CRの場合は早くよりも、いかに確変図柄で当てるかが重要です。 勿論早く当たるに越したことはありませんがね。 >関係ないですけど、1×9のWリーチの重要性に気付いたのも、大海になってからと遅め。 CRの場合も、1×9のWリーチは確変中は、これ以上ないくらい歓迎すべきものでした。 たとえ泡だけでもとにかくリーチが掛かっただけで、熱い存在だったと思います。 >というのも、商品ラベルの賞味期限はだいたい次の日まで、が多いので。 無論、早い段階で消費したほうがいいのは当然ですが、漬物ですから意外と日持ちはしますよ。 でも、風味は落ちますので、なるべく早く食べるべきだとは思いますけど。 >とにかくね、覆面でミステリの「ナントカ大賞」に応募したとしたら、 >一次選考は突破するだろうけど、二次はムリ、最終選考には絶対に残らないだろう、という感じなので。 なるほど、分かり易い例えをありがとうございます。 あの横溝氏だとしても、その出来では一般のミステリファンは納得できないでしょうね。 やはり本書は、コアなファン向けの作品集のようですね。 決して初心者向けではないということでしょう。 もし初めて読む横溝作品がこれだとしたら、他の作品を読むのを躊躇われること必至だと考えられますね。 >ただ、同社の横溝作品は、他に「金田一耕助の新冒険」・「人形佐七捕物帳」があるようです。 そうでしたか、ではその宣伝文句も納得です。 でも果たして、それらの作品を読む気になるかどうか、いささか疑問です。 >私の感じ方としては、「メルカトルかく語りき」はマニアックというよりも、邪道、という捉え方です。 そこがまた麻耶氏らしいと言えなくもないとは思いますけどね。 確かに『メルカトルかく語りき』は実験的ミステリですので、邪道と言われるのは、けだし正鵠を射ているのではないかと思います。 これもまた、初めて読む麻耶作品がこれだと、他の作品に果たして手が伸びるかどうか、疑問視せざるを得ませんね。 >同じように、横溝作品なら初心者には、「獄門島」・「犬神家の一族」・「悪魔の手毬唄」などの王道を勧めるべきで やはり代表作と呼ばれる作品があるのですから、おっしゃるようなものを初心者には薦めるべきですね。 まさに王道、それらの作品は、もう一度脚光を浴びるべきなのかも知れませんね。 またいつか横溝氏のムーブメントが来ることを密かに期待しています。 ではまた ^^ |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【6049】 |
ドウコク (2012年05月14日 22時43分) |
||
これは 【6048】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >CRの場合も、1×9のWリーチは確変中は、これ以上ないくらい歓迎すべきものでした。 >たとえ泡だけでもとにかくリーチが掛かっただけで、熱い存在だったと思います。 なるほど、私のように権利モノばかり打っていた者ではなく、CR他の歴代の海シリーズを打ちこんだ人にとっては、 「1×9」Wリーチは、どうやら特別な存在だ、ということが分かりました。 でも、今はね……。 ハッキリ言って、(たとえ魚群があったとしても、)ただの眠気ざましみたいな位置づけです。 いわゆる「釣り」専用演出、のような扱い。 確定音が鳴る可能性は高いが、逆に言うと、ならない限り、まずハズレ確定級のヘボさ。 >無論、早い段階で消費したほうがいいのは当然ですが、漬物ですから意外と日持ちはしますよ。 おお、日持ちしますか。 まさに、これは朗報。 いやね、別に風味は落ちても良いので、とにかく腐らなかったら、それでOK。 これで、購入する気持ちが俄然、湧きました。 ただ、これから夏に向かうので、(=やはり夏は避けた方が良い、という意味)買えるのも、あと少し、かな。 さて、横溝正史「金田一耕助の帰還」、つづき。 >やはり本書は、コアなファン向けの作品集のようですね。 >決して初心者向けではないということでしょう。 > >もし初めて読む横溝作品がこれだとしたら、他の作品を読むのを躊躇われること必至だと考えられますね。 はい、全くご指摘の通りだと思います。 読者や横溝作品全体のためにも、あの「格好の入門書」というキャッチ・コピーはいかがなものか、と私も強く感じたので。 >そこがまた麻耶氏らしいと言えなくもないとは思いますけどね。 こちらも、ご指摘の通りだと思います。 本格を追求するからこそ、逆にその裏返しにも挑戦する麻耶氏、素晴らしいと思います。 で、今日は、本作の中で、私が「1作だけ評価した」というのについて。 それは、「迷路荘の怪人」です。(もちろん、改稿前でのもの。) これは、トリックも結構シッカリしている(あくまで、“結構”レベルですが)し、事件の背景も良く練り込んでいるようなので、 長編で読めば、もっと横溝ワールドを堪能できたのでは、と思いました。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD