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【5799】 | それから ドウコク (2012年02月28日 22時15分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >だといいんですけどね、確かに京都は薄味ですが、大阪は必ずしもそうとばかり言えないですからね。 私自身も濃い味が好きですし、(醤油やソースは結構かける)他の大阪の人も、そんなに薄味ではないと思います。 ただ、日本全体で見ると、薄味の部類かも知れないです。 東の方へ行くと、醤油とかたっぷり使っていそう。(それはそれで美味しそうなんですが。) >一度食べたらクセになるそうですが、本当ですかね? 天一、私の場合は、確かにクセになりました。 大学に入ってすぐ初めて食べたとき、「こんな美味いラーメンは初めてだ。」と感動し、 学校に行くたびに食べていたのですが、それがたたってか、食べすぎのため逆に一週間でイヤになりました。(笑) >そうそう、その点小説を読む場合は人それぞれだとは思いますが、少なくともPCよりは近づけて読むはずですから。 某所でのアンケート、やはり私と同じように、 「普段はメガネをかけていても、読書時は外すかも。 その逆は無い。」という感じでした。 まあ、女性ということも関係しているのかも知れません。 >栞子さんの言動も、男目線で描かれているとの感覚が普通なのかもしれないですし、ちょっと私の感覚がずれているのでしょうか。 この辺の感じ方は、人それぞれなのではないでしょうか。 特にずれているとかはない、と思います。 さて、本日は夏目漱石「それから」。 栞子さんよろしく(笑)、少し本作について報告します。 (だいぶ忘れているので、正確なところはウィキペディアを参照してください、あはは。) 「ビブリア古書堂の〜」にもあった通り、「それから」は漱石3部作(正確には、前期3部作、後期3部作もある)の一つ。 それぞれの概要をごくおおまかに記すと、 ・「三四郎」 …… 好きな女性が、他の人と結婚してしまう話 ・「それから」 …… 友人の妻を奪い取る話 ・「門」 …… 不倫を超えて想いを遂げた二人の、その後の生活の話 と、登場人物など別々の作品ながら、この3つは一つの流れに沿って描かれています。 その中でも、この「それから」こそが、漱石の力量を最も示す作品だと、私は感じています。 理由は明日に。 |
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【5802】 |
メルカトル (2012年02月29日 00時07分) |
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これは 【5799】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >ただ、日本全体で見ると、薄味の部類かも知れないです。 大阪に住んでいた頃、外食した感じでは、ごく普通の味付けの場合と薄味とが入り混じったといった印象を受けました。 うどんなどはやはり薄味だと思いますが、煮魚とか炒め物などは特に薄いとは感じませんでした。 話は逸れますが、どんな店でも注文する時、大阪人は「〜おくれ」と命令調だったのにはびびりました。 どの地方でも注文する際は「〜ください」と言って頼むのが普通だと思っていましたから。 >大学に入ってすぐ初めて食べたとき、「こんな美味いラーメンは初めてだ。」と感動し ドウコクさんはラーメン通ですか? あの味をいきなり美味しいと感じるとは、私には信じられません。 とにかく今までに食べたことがない味とこってり感で、プチ・カルチャー・ショックを受けたのは間違いありませんけど。 >「普段はメガネをかけていても、読書時は外すかも。 その逆は無い。」という感じでした。 やはりそうでしたか。 ということは、作者は眼鏡をかけたことがないので、近眼の人の実際の行動を知らなかった、というわけでしょうか。 事実、私も眼鏡をかけたことがないので、全く気付かなかったんですけど。 言われてみて初めて知りました、近眼の人も大変ですね、メガネを掛けたり外したり。 ご苦労、お察しします。 >と、登場人物など別々の作品ながら、この3つは一つの流れに沿って描かれています。 ほぉ〜、そうなのですか、それは初耳です。 全く独立した小説だと思っていましたので、少々驚いています。 漱石三部作があるとは、無知とは恐ろしいものです。 この歳になるまで、聞いたことがなかったというのも不思議な気もしますね。 >その中でも、この「それから」こそが、漱石の力量を最も示す作品だと、私は感じています。 そうですか、それほど重要な作品だとは知りませんでした。 『ビブリア〜』で取り上げられているのも、さもありなんといった感じなのでしょうか。 やはり三上氏のセンスはドウコクさん同様、素晴らしいものがあるわけなのですね。 なんだか、妙に納得してしまいました。 ではまた ^^ |
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