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【5322】 | RE:彼女がその名を知らない鳥たち メルカトル (2011年11月06日 23時58分) |
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ドウコクさん、こんばんは。 >おお、この組み合わせ=ジャガイモ+玉ねぎ を他に食べている方がいるとは。 考えてみれば、この組み合わせはカレーの具の一部ですから、相性が悪いはずがないんですよね。 あとはみそとの相性ですが、これまた合いますね。 家では、母がこの組み合わせの味噌汁を私が子供の頃から作ってくれたので、慣れ親しんだ味ですよ。 >むおお、これも美味そうな具ですねー。 大根と里芋だと、まるで豚汁のようですが、普通の味噌汁の具としても最高の組み合わせだと思います。 ただ、里芋の皮を剥く時に、手が痒くなりますので、私は冷凍食品の予め皮を剥いてあるものを使用します。 これでも十分美味しいですよ。 >彼女なら、トレンディーの方に重きを置いて、年代的には桑田や小田和正なんかを意識しそうな気がしたものですから。 やはり同じ女性として、或いは同じシンガー・ソング・ライターとして、意識する部分が大きかったのだと思いますね。 無論、中島みゆきの実力を認めていた、とも言えるかもしれませんけど。 >まあ、ここは、この部分がエグければエグいほど、黒崎への純粋な想い(精神的なプラトニック性)が強調される効果があるのでは。 なるほど、そういう考え方もありますか。 しかし、私には十和子の黒崎に対する想いがどう考えてもぼやけている気がしてならないんですよね。 どれだけ黒崎を愛していたのは伝わってきますが、なぜそこまで無償の愛を捧げたのか、その理由が今ひとつ分かりません。 沼田女史が故意に黒崎との過去をぼかしたのだとは思いますが、必ずしも謎の部分が功を奏しているとは思えないんですけど。 >確かに、本作で色々と感じる人は多いとは思いますが(=それだけの深さはある)、私の場合、残ったのは一つ。 >嫌悪、のみでした。 そうですか、私も正直、全体としては嫌悪感が最も残るのは確かです。 しかし、ラストで陣冶がなぜあのような行動を取ったのか、これは考えさせられました。 そこまで思いつめていた様子は感じませんでしたし・・・ただ、それも一つの愛の形なのか、とは思いましたけど。 >その意味でも賛否両論の異色作だ、と思っています。 我々ミステリ・ファンにとってはいささか物足りないですが、一般の読者にとっては、結構評判が良いようで、このようなドロドロの小説が受けるのもちょっと不思議な気がしますね。 >ところで、鯨統一郎氏「新・日本の七不思議」は読まれましたか? 残念ながら未読です。 読むかどうかは、ドウコクさんの書評次第といったところでしょうか。 ではまた ^^ |
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【5325】 |
ドウコク (2011年11月08日 22時30分) |
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これは 【5322】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >家では、母がこの組み合わせの味噌汁を私が子供の頃から作ってくれたので、慣れ親しんだ味ですよ。 何と、「ジャガイモ+玉ねぎ の味噌汁」が、メルカトルさんも慣れ親しんだ味とは。 「カレーの具でもあるので、相性が良いはず」との指摘にも納得なので、 どうか手軽に味わえるように、インスタントでも販売してもらいたいです。 ところで、冷凍食品の里芋。 今日、スーパーで見ましたが……。 1袋の量が多すぎ! これでは残念ながら、私には余らせてしまうので買えないです、とほほ。 >やはり同じ女性として、或いは同じシンガー・ソング・ライターとして、意識する部分が大きかったのだと思いますね。 > >無論、中島みゆきの実力を認めていた、とも言えるかもしれませんけど。 なるほど、「女性シンガー・ソング・ライター」という観点からは、この人しかいない、のかも知れないです。 同じビッグ・ネームでも、桑田や小田和正、あるいは松田聖子や中森明菜では、タイプが違い過ぎますものね。 沼田まほかる氏「彼女がその名を知らない鳥たち」、つづき。 >どれだけ黒崎を愛していたのは伝わってきますが、なぜそこまで無償の愛を捧げたのか、その理由が今ひとつ分かりません。 やはりここは、女性にしか分からない部分があるのだと思います。 >しかし、ラストで陣冶がなぜあのような行動を取ったのか、これは考えさせられました。 こちらは逆に、男性だからこそ「考えさせられる」部分があるのかも、という気がします。 もちろん、私のように「そこまでせんでもイイやろ」で止まってしまうかも知れませんが、 男だからこそ、どうしてもあのせつない行動に理由を見出したい、という気が起こっても仕方がない、と思うのです。 で、話は変わって、【5323】での「初めでビックリ」、「?」、「仮説」、が意味するところについてなのですが、 これは純粋に、シリーズ物としてのストーリー展開上(宮田と静香の関係、など)の感想ですので。 従って、ミステリとしての仕掛けや歴史の謎への興味などの部分とは、全く別の感想だということを、追記したい所存です。 |
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