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【4555】 | RE:作者不詳 メルカトル (2011年06月04日 23時14分) |
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ドウコクさん、こんばんは。 >上の階の場合、玄関にカギを掛けてさえいれば、侵入経路はベランダだけなので、泥棒が入った場合、まず両隣が疑わしい。(笑) なるほど、まあミステリの世界ならば、単純な警察の捜査ではまず両隣を怪しむでしょうね。 それは、現実の捜査でも同じことかもしれません。 例えば5階とかに空き巣が忍び込む可能性は、非常に低いですからね。 それこそ顔見知りの犯行か、隣かでしょう。 >考えにくいですが、自分で、掃除のときに誤って捨てたとしか、考えられません。 そんな覚えは無いですが。 うーん、ミステリ! えーっ!?掃除していて、文庫本を整理するのは解りますが、簡単に捨てたりしますかねえ。 ちなみに、読み終わった本は本棚に片付けている訳ではないのですか? 私の場合は、もう本棚は一杯で、古いオーディオの上にうず高く積まれていますが。 それにしても不思議ですね、大事にされているであろう、「香菜里屋シリーズ」だけが紛失してしまっているのは。 まさか、ドッペルゲンガーでは? >もちろん、それへの予防線もあるでしょうが、事前に調べる手間が省ける、というのもあるのではないでしょうか。 >また、せっかく思いついたのに、時代的に使えない、というのも避けられる。 なるほど、それは大いに考えられますね。 せっかくのアイディアが使えないとなると、それなりに時代設定を変えざるを得ないですから、その手間も省けますしね。 >というのも、私が読んだ三津田氏は4作ですが、いずれもサクサク読めた or ゾクゾク感じた、というわけでもないですので。 例えば、今邑彩女史なんかと比べると、その読みやすさの差は歴然としていますね。 その代わり、女史の場合は忘れやすいという特徴もあるようですが。 しかし様々な読者の事を慮って、最低限の読みやすい文章で描くのは、作家の務めだと思いますけどね。 せっかくの名作なのに、読みづらいが為にいまいち手放しで喜べない、という作品の代表が私にとっては『首無の如き祟るもの』ですね。 いやー、非常に残念です。 トリック的には目を瞠るものがあるんですけどねえ。 >そして、それを出来るだけの力量が作者にはある、と思った次第です。 確かに力量という点では、今後も注目されるべき作家であるのは間違いないと思いますが、文体が合わないのは返す返すも残念です。 もう少し読みやすい平易な文章を書いてもらえないでしょうかね。 そうすれば、もっと著書を読む気が起きるはずです。 ではまた ^^ |
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【4563】 |
ドウコク (2011年06月05日 22時44分) |
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これは 【4555】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >ちなみに、読み終わった本は本棚に片付けている訳ではないのですか? 私もメルカトルさんと同じです。 ま、私の場合は恥ずかしながら、本だけでなくマンガもありますが。 最初は本棚でこと足りていましたが、今では本棚の上や、オーディオの上などに積んでいます。 あと、押し入れにも。 オーディオの上は、ヤバいですね。 今や音楽は、ユー・チューブでしか聴かなくなり無用の長物なので、かなり乗せています。 地震があると、ここが真っ先に崩れるでしょう。(笑) >まさか、ドッペルゲンガーでは? まさに、そうとしか思えないような事態です。 もう一人の私が、こっそり隠し持って読んでいるのではないか、と。 今日も、じっくりと探しながら掃除をしましたが、やはり3冊だけが見当たらず。 新聞などは、ある程度(1週間分くらい)たまってからゴミ袋に入れるので、そのときに間違って……、とは思っていますけど。 (でも、これはこれで、やはり考えにくい。) 三津田信三氏「作者不詳」、つづき。 >もう少し読みやすい平易な文章を書いてもらえないでしょうかね。 まったく、おっしゃる通りです。 作中作「娯楽としての殺人」のように、やれば出来ると思いますので。 それにしても、お互いに三津田氏に対し、かなり批判的となりましたが、 この人、目の付けどころや発想は、とても良いと思います。 本作「作者不詳」の基本設定、「作中作どおりに現実となる」は、とても興味深いと思いますし、 あるいは、ホラーとミステリの融合。 また、本来なら、その作中作で短編をいくつか書けるのに、敢えて一作にまとめた作者の意気込みも、素晴らしい。 (いくつかのアイデアを惜しげもなく、というのは中々できることではない筈。) この点は、本作を語る上で見逃せない、大幅なプラス点ではないでしょうか。 |
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