返信元の記事 | |||
【4507】 | RE:作者不詳 ドウコク (2011年05月30日 22時44分) |
||
メルカトルさん、こんばんは。 >夏でも窓全開だと、結構涼しい良い風が入ってくるのではないですか。 これは、「風が入ってくれば」ですね。 夏場の暑い時期は、あまり風が吹かないような気がします。 入ってくる風は、心地よいのですが。 >まあ、視聴率と話題性のためには仕方なかったのかとも思いますが。 その割には「江」、視聴率も良くないようですし、まず、あまり話題にもなっていないような気がします。 (前にも書いたかも知れませんが)、放送開始後4月くらいまでは、新聞広告で見る週刊誌の見出しでは、 「大河ドラマ『★★』、ここが間違っている!」などを見かけるのですが、今年はほとんど見ないし。 >それにしても、麻耶氏の初期の文庫本のほとんどが絶版になっているのは、誠に残念な限りです。 本当に残念ですね。 ところで、【4499】、「妖気切断譜」も絶版中、とのこと。 ふふ、「貫井君、続きを早く書かへんから、絶版されてしまうんやで。」と、一人でツッコンでしまいました。 さて、三津田信三氏「作者不詳」、つづき。 >この場をお借りして謝罪したいと思います。 これはお互い様、ということでナシにしましょうよ。 それに、「かなりの辛口」とは書きましたが、「面白くなかった」とは、書いていないです。 本当に不満があれば、「びっくり館の殺人」のように、ほとんど触れないでしょうから。 で、今日は、軽くジャブ。 それは、「ある迷宮入りとなった事件の記録」となっている、作中作「朱雀の化け物」です。 小説としては、叙述トリックによって、意外な犯人と真相になりますが、 現実の事件として、警察としては容疑者は一人に絞られるので、迷宮入りも何も何ら困難なく、事件の見通しはつく筈です。 もし、困難があるとすれば、容疑者の行方が分からないので逮捕には至らなった、でしょう。 それでは、謎の事件と言えない。 従って、「迷宮入り」という言葉を使うのは、最低限のリアリティに欠けている、致命的なミスだと思うのです。 その意味で、ミステリとしてはどうかな、と感じた次第です。 |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【4510】 |
メルカトル (2011年05月30日 23時40分) |
||
これは 【4507】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >これは、「風が入ってくれば」ですね。 夏場の暑い時期は、あまり風が吹かないような気がします。 >入ってくる風は、心地よいのですが。 そうですね、春はよく風が吹くのですが、夏場はあまり風が吹いて心地よいと言うイメージはありませんね。 それに日本の夏は湿度が高い上に、ここ何年かは猛暑が続いているように思いますので、堪りませんね。 マンションだと高い階ほど暑いということはないのですか? 我が家では、夏場に限らず2階のほうがかなり温度が高いようですが。 >その割には「江」、視聴率も良くないようですし、まず、あまり話題にもなっていないような気がします。 そうですか、やはり歴史的にあまり有名ではない人物だと、親近感が湧かないからでしょうかね。 それともキャスティングの問題かな? >ところで、【4499】、「妖気切断譜」も絶版中、とのこと。 >ふふ、「貫井君、続きを早く書かへんから、絶版されてしまうんやで。」と、一人でツッコンでしまいました。 本当にそうですよ。 あの結末は、すぐにでも続編が書かれるような終わり方でしたから、当時は本当に期待していたんですけどね。 いまだに書かれる気配がないということは、もうあのシリーズを書くつもりはないのかもしれませんね。 貫井氏もあのような作品を描けるのだから、もっとドロドロしたのを書けばよいのに、と思うんですけどね。 >これはお互い様、ということでナシにしましょうよ。 そうですか、そうおっしゃっていただけるとありがたいです。 >それに、「かなりの辛口」とは書きましたが、「面白くなかった」とは、書いていないです。 >本当に不満があれば、「びっくり館の殺人」のように、ほとんど触れないでしょうから。 なるほど、全く面白くなかった訳ではないのですね。 少しは安心しました、と言うか少しだけ安堵しました。 ところで前から気になっていたのですが、『インシテミル』はもう既に読まれていると思いますが、この作品ももしかしたら『びっくり館の殺人』と同じ理由で取り上げられないのでしょうか。 お気を悪くされたなら謝りますが。 触れないほうが良かったでしょうか・・・? >現実の事件として、警察としては容疑者は一人に絞られるので、迷宮入りも何も何ら困難なく、事件の見通しはつく筈です。 なるほど、ホラー色を濃くするあまり、ミステリとしての体裁を保っていないのは致命的というわけですね。 すみません、本作を読んだのはもう随分昔ですので、ほとんど忘れてしまっていますが。 >その意味で、ミステリとしてはどうかな、と感じた次第です。 本格に重きを置くドウコクさんらしいご意見ですね。 私にはその意味でのこだわりがないため、それほど気にならなかったのかも知れません。 それと、私の場合、読み込みが足りなかったとも言える気がします。 雰囲気が楽しめれば結構気に入ってしまう短絡的な面がありますので、今後はもう少し行間を読む努力をしたいですね。 それにもっと細かい矛盾点を突いていくべきかもしれないと反省しています。 今後の読書に対する姿勢を正す事を諭された気がします。 その意味でもドウコクさんには感謝します。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD