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【4241】 | RE:密室殺人ゲーム王手飛車取り メルカトル (2011年04月17日 23時27分) |
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ドウコクさん、こんばんは。 >なんと、新しいはずなのに、以前のブラウン管TVより画像と音声が劣化し、しかも操作が不便、という結果に。 とほほ。 そんなことがあるのですか、それは残念でしたね。 なんともお掛けする言葉も見つかりません。 しかし、地デジ対応TVなのに、ブラウン管より画質が劣るとはなんと言うことでしょうか。 音声もですか・・・それは酷いですね。 >まあ、映るだけマシと思っています。 せっかく楽しみにしておられたのにねえ、でも慣れれば見やすくなるかもしれませんし、あまりTV自体観られないということで、我慢する他なさそうですね。 >ただ、江個人のドラマ的には、実はそれ以降、もっともっと劇的になっていて、 >今日なんか、めっちゃ可哀そうでした。(これをどう決着させるのか、心配になるくらい。) それにしても上野樹里という女優は、かなり幅広い役をこなしていますね。 まだ若いのに、素晴らしい才能を持った女優だと思います。 以前『ラスト・フレンズ』というドラマを欠かさず観ていましたが、思い切って髪を切ってそれまでにない役柄を演じきっていたのには驚きました。 >「黄金の日々」 …… 時代は「江」と同じく戦国時代で、堺の商人・呂宋助左衛門(るそん・すけざえもん)が主人公。 現在の松本幸四郎(当時は市川染五郎)が主役を演じていた大河ですね。 これは私も毎週観ていました、いやあ面白かったですね。 特に、根津甚八演じる石川五右衛門と川谷拓三の善住坊が好きでした。 石川五右衛門が秀吉を狙って討ち入るシーンはいまだによく覚えていますよ。 それにしてもこのドラマのキャストは凄かったですね。 http://www.youtube.com/watch?v=GN-ttLjTf9Y 『黄金の日日』のオープニングです、よかったらどうぞ。 >これも、本作の魅力の一つだと思います。 確かに、チャットを通してそれぞれの仕草や心理状態が手に取るように伝わってきて、非常に読み応えがあったと思います。 それぞれの性格までそれとなく描かれているのも、流石です。 >おお、メルカトルさんにとっても、意外な展開だったのですね。 >同じ感想を抱いている方がいて、嬉しいです。 これは我々ならずとも、多くの読者が意外に思ったのではないでしょうか。 この構成の妙というのが、単なるゲームに終わることなく本作に深みと味わいを与えているのは否定できないと思いますね。 >余談ですが、私は、「生首に聞いてみる?」、「誰が彼女を★★……」で、ニヤリとしました。 こうした遊び心も読者にとっては嬉しいものですね。 本作のような、凝りに凝ったミステリはまさに私の好みにぴったりですので、文句のつけようがありません。 おまけにメタの要素まで取り込んでいるのは、歌野氏にしては珍しい作風だと感じました。 その意味でも貴重な作品ではないでしょうか。 ではまた ^^ |
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【4245】 |
ドウコク (2011年04月18日 22時54分) |
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これは 【4241】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >しかし、地デジ対応TVなのに、ブラウン管より画質が劣るとはなんと言うことでしょうか。 地上波は、やや劣るといった程度(それでもやはり、以前の方が良い)ですが、 CATV(っていうのかな? ケーブル独自のチャンネル)がボロボロです。 まあ、いずれ慣れるでしょうが。 >それにしても上野樹里という女優は、かなり幅広い役をこなしていますね。 私は「江」でしか知らないのですが、今は相応の年齢を演じている(=若い女の子、でも史実では12、3歳らしい)ので違和感はないです。 ですが、2代将軍の妻となり、3代家光の母となる辺りをどうこなすかが、今後のポイントだと思います。 >『黄金の日日』のオープニングです ありがとうございます。 まさかメルカトルさんが、「黄金の日々」をご存じとは。(笑) このオープニングは、私の中では、大河ドラマ史上「花の乱」に続いて第2位の評価です。 後半(織田信長のキャスト名が出てくる辺りから)の盛り上がりが、凄い。 それにしても、おっしゃる通り、いま考えるとモノ凄いメンバーですね。 志村喬や宇野重吉まで出ていたなんて。 夏目雅子がピン(一人だけ)でクレジットされないとか、緒方拳が一番最後ではない辺りに、層の厚さを感じます。 このドラマ、私もメルカトルさんと同じく、最も印象に残っているのが討ち入りで、中でも石川五右衛門「地獄で会おうぜ」です。 「五右衛門、秀吉襲撃」 http://www.youtube.com/watch?v=2-hAt5WikSo&feature=related (いや〜、関係ないですが、ユー・チューブって凄いですね。 こんな映像まであるなんて。 久しぶりに見て、興奮しました。) さて、歌野晶午氏「密室殺人ゲーム 王手飛車取り」、つづき。 >本作のような、凝りに凝ったミステリはまさに私の好みにぴったりですので、文句のつけようがありません。 うう、せっかく高評価のところ申し訳ないのですが、今日は、私の不満点で。(スンマセン) それは、私が評価したい点での「奇抜な設定」の、マイナス面です。 これは、本格ミステリ的要素をごく自然に作品に盛り込める、という利点があるのでしょうが、 ご指摘の通り、「人命を軽視」という危険もはらんでいます。 別に道義的なことを語るつもりはありませんが、その意味で、何となく釈然としない、モヤモヤしたものも感じました。 おそらくそれは、ミステリの本質に関係があるのでは?、と今は思っています。 つまり、基本的に殺人などの出てくるミステリは、どんなに犯人の頭脳や計画が優れていようと、最後は見破られることが多いです。 そこに、我々は、「悪は滅びる=勧善懲悪」的な爽快さを感じているのではないでしょうか。 それなのに、本作では懲らしめられていないので、私は嫌な感じを抱いたのだと思います。 |
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