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【3721】 | 月明かりの闇 ドウコク (2011年01月16日 22時18分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >前の晩に冷え込むのは勿論ですが、それより強風が吹き始めると、明日は雪になるかも、と思います。 なるほど、強い風ですか。 今、こちらでも、風が強いです。 もしかしたら、降るかも。(これは、ノー天気でおバカな感想。) いや、降らないだろうな。 >もっとも本格志向が高いのが『時計館』ではないかと思います。 これは言われてみて、初めて「そうだったのか」と、感想を抱きました。(異論とかではなく、考えたことも無かった、という意味。) ふーむ、「館シリーズ」、まだまだ思いをはせる余地アリ、ですね。 >しかし、太ってはいないと思いますが、どうでしたか? ええ、麻耶氏、痩せ形でしたよ。 しかも長髪で、ロック小僧がそのまま歳を重ねたような外見の写真でした。 さて、本日より、ジョン・ディクスン・カー「月明かりの闇」。 これは、たまたま目にとまったときに思わず衝動買いしてしまいました。 その理由は、サブタイトル。 「〜フェル博士 最後の事件」とあったからです。 これは読まなアカンやろう、と。 で、まず一言。 「どの辺から、“最後の事件”というのを感じ取れるか、よく分からない。」でした。 (博士が引退宣言をしているわけではない、など。) もしかして、カーの遺作なのかな?と思って調べても、そうでもないようですし。 晩年の作品なのは、確かみたいですけど。 まあ、普通のカーの作品でした。 と、こう書くと、ただの悪口のように思いますが、さにあらず。 「普通のカーの作品」というのは、やはりカーだけあって、一作品として充分に面白い、 ただ、「三つの棺」や「火刑法廷」ほどのインパクトはなかった、という意味です。 |
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【3723】 |
メルカトル (2011年01月16日 22時56分) |
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これは 【3721】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >今、こちらでも、風が強いです。 もしかしたら、降るかも。(これは、ノー天気でおバカな感想。) いや、降らないだろうな。 えっ?降っていないのですか。 やっぱり大阪はいいですね、本当に羨ましい。 こちらでは今現在で、30cmくらい積もっていますよ。 明日は大変な事になりそうです、今日は早く寝て明日に備えなければ、と思っているところです。 >これは言われてみて、初めて「そうだったのか」と、感想を抱きました。 他の作品は叙述トリックがメインなので、それが新本格だといわれればそうなのかもしれませんが、私は『時計館』がもっとも一般受けしそうな本格物ではないかと思っています。 >ふーむ、「館シリーズ」、まだまだ思いをはせる余地アリ、ですね。 名作が多いですからね。 ところで、次回作はどうなっているのでしょうか。 まだ完結するには早いと思いますし、綾辻氏自身も確か十作目までは書きたいといわれていた気がしますので、密かに期待はしているのですが。 そういえばタイトルは『奇面館の殺人』だったような記憶があります。 >ええ、麻耶氏、痩せ形でしたよ。 >しかも長髪で、ロック小僧がそのまま歳を重ねたような外見の写真でした。 そうですか、なんとなく島田荘司氏を彷彿とさせますね。 しかし、麻耶氏に長髪は似合わない気もしますが、どうなんでしょうか。 >「どの辺から、“最後の事件”というのを感じ取れるか、よく分からない。」でした。 最後の事件ではなかったのですか。 それとも、フェル博士が登場する、最後の作品だったのかもしれませんね。 >もしかして、カーの遺作なのかな?と思って調べても、そうでもないようですし。 しかし、最後の事件と謳っている以上は、その作品以降フェル博士は登場していない、ということになりますよね。 本人はもっと書くつもりだったのに、計らずもフェル博士最後の事件になってしまったのかもしれませんね。 >「普通のカーの作品」というのは、やはりカーだけあって、一作品として充分に面白い そうですか、カーらしい作品だったようで、良かったですね。 しかし欲を言えば、フェル博士最後の花道を派手に飾ってあげたかったような気もしますね。 普通に登場して、普通に事件を解決して、それが最後の事件だといわれても納得できないのではないでしょうか。 ではまた ^^ |
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