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【2773】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年06月19日 00時12分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >世界ランクなど何するものぞ、との気合を見せてもらいたいです。 確かに勝負事の世界では何が起こるかわからないですから、可能性が0ではないですけど・・でも厳しい。 >先を読むのが勿体無いような、そんなミステリはないものでしょうかね。 ミステリは導入部分では?のことが多く、最後でどんでん返しがありから意外性があるので、途中からわくわくするようなものは少ないのでは? >作者の苦労の跡が十分窺えましたし、合格点をあげても良いのではないかと思いました。 >ただ前半ちょっとまったりし過ぎのきらいはありましたけど、読みやすい文体は評価できますね。 そうですか。それは何よりでした。 >本作は角川ホラー文庫からの出版ですので、初出からハードカバーではなく、文庫版です。 > >まだ感想を書く段階ではないと思いますので控えますが、相変わらず訳の分からない世界観を持った作家です。 そうでしたか。最初から文庫でしたか。 しかし、訳のわからない世界観というのはちょっと可笑しいですね。 それではまた。 Z |
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【2775】 |
メルカトル (2010年06月19日 23時21分) |
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これは 【2773】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >確かに勝負事の世界では何が起こるかわからないですから、可能性が0ではないですけど・・でも厳しい。 やっぱり負けましたね、非常に残念です。 後半の僅かな隙を突かれた感じでしたが、キーパーもボールには触っていました。 それが弾かれたのだから、鋭いシュートだったのは否定できませんね。 見事にやられました。 >ミステリは導入部分では?のことが多く、最後でどんでん返しがありから意外性があるので、途中からわくわくするようなものは少ないのでは? 確かにそうかも知れませんね。 余程大量の殺人が繰り返され、息もつかせぬ展開でないと、望めない気もしますが。 しかし、地味な伏線の張り方一つにしても、描写の仕方次第では結構わくわく感を読者に与える事も可能だとは思います。 >そうでしたか。最初から文庫でしたか。 そうなんですよ。 もっと早くに購読しようかと迷っていた作品だったのですが、日本推理作家協会賞受賞ということで、なんとなく自分の求めているものとは違う気もしていましたが、踏ん切りをつけられました。 半分ほど読みましたが、思ったよりも面白いですよ。 戦時下の日本の若き少尉が主人公ですが、敵地での身の毛もよだつような体験を臨場感溢れるタッチで描かれています。 前作『粘膜人間』は荒唐無稽でやや荒さが目立ったのですが、本作ではなかなか緻密に描写されています。 特に敵襲を逃れ、ジャングルを一人の軍部の重要人物をある村に送り届ける為に、巨大な蛭や、ゴキブリ、ミミズの化け物と格闘しながら目的地へ向かうシーンは迫力満点です。 思わず引き込まれること間違いなしだと思います。 しかし、この作品がミステリとして成り立つかどうかは現段階でははなはだ疑問です。 最近ではこんな作品でも日本推理作家協会賞にノミネートされるのかという素朴な疑問を持ってしまいます。 まだこの先どう展開するか分かりませんけどね。 ではまた ^^ |
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