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【2426】 | 沈黙の教室 ドウコク! (2010年05月03日 22時17分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >母親や妹、祖母が京都へ遊びに来た時に観光スポットを案内した事は、今となっては良い思い出です。 それは大変に良さそうな思い出ですね。 いつまでも残りますように。 願わくは、メルカトルさんもいつか京都に来る機会があればイイですね。 >家康とはそれ程の策士だったのですか? あくまで実際にあった出来事に基づいての記述ですので、作者の拡大解釈もあるでしょうが、 多分、この辺から大坂夏の陣で豊臣家を滅亡させるまで、凄まじいほどの策を弄していると思います。 この時期の家康なら、全盛期の秀吉のみならず、智謀、神のごとしと謳われた諸葛孔明でも、かなわないと思います。 とにかく、戦が始まる前にほとんどが終わっている(当然、家康側の勝利に)のですから。 さて、本日より、折原一氏「沈黙の教室」。 まず、簡単に一言。 大変に面白かったです。 ご紹介ありがとうございました。 読んでいる最中、一番、気になったこと。 それは、メルカトルさんが「気がかり」と触れられた点ですね。 どこがそれに当たるのか? これへの私なりの考え。 それは、 「本作は、ミステリというよりもサスペンスに近い。 厳密に叙述トリックとは言えないのではないか。 少なくとも“本格”ではない。」 です。 いかがでしょう、合ってますか? まあ、これが外れていたとしても、この点に関して、私は読後に少し気にはなりましたが、でも、問題ではなかったです。 やはり、犯人は充分に意外でしたし、プロット(というのでしょうか、全体の構成)も巧みだったと思います。 とにかく、本作の面白さは他にも挙げるべき点があると思うのですが、私にとってはメルカトルさんの「気がかり」も念頭にあったので、 それも含めて、大変、興味深く読めました。 |
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【2429】 |
メルカトル (2010年05月03日 22時58分) |
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これは 【2426】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >願わくは、メルカトルさんもいつか京都に来る機会があればイイですね。 本当ですね。 出来れば一人で、時間にゆとりを持って京都〜大阪〜神戸と言ったコースで、それぞれの街並みを歩いてみたいです。 様変わりしている風景、変わらない風景、懐かしい景色を堪能したいですね。 >この時期の家康なら、全盛期の秀吉のみならず、智謀、神のごとしと謳われた諸葛孔明でも、かなわないと思います。 それ程の戦略家だったとは、歴史に詳しくない私にとっては少なからず驚きです。 なんとなく歴史の大きなうねりや流れで、天下を獲ったみたいなイメージを抱いていましたが、決してそうではなかったのですね。 勉強になりました。 >「本作は、ミステリというよりもサスペンスに近い。 厳密に叙述トリックとは言えないのではないか。 少なくとも“本格”ではない。」 まさにおっしゃる通りです。 ドウコク!さんは本作を読まれる前に、叙述トリックを堪能したい、みたいな事を書かれていましたよね。 ところが本作は折原氏にしては叙述トリックが前面に押し出された作品ではないので、その点だけが気がかりでした。 本格ではなくても十分に読み応えがあり、面白いとは思っていましたので、その意味では心配していませんでしたけれど。 >それも含めて、大変、興味深く読めました。 何はともあれ、ドウコク!さんが本書を十分楽しまれたようですので、推薦させていただいた私としては安堵しています。 ではまた ^^ |
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