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【2306】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません メルカトル (2010年04月19日 22時59分) |
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ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >今日は昨日とうって変わって暖かい一日でした。 >まったくおかしな陽気です。 今日もとても暖かく穏やかな気候でしたが、明日は一転冷たい雨が降るそうです。 全くいつになったら安定した天候になるのでしょうか。 >なるほど。但し、進行の過程に若干いただけない要素があると・・ 普通の警察小説は地道な捜査の過程で、徐々に犯人に迫っていくものだと思います。 本作は姫川玲子の勘で真相を看破してしまう部分が、読者に受け入れられるかどうか、意見が別れるところではないでしょうか。 事件そのものも、類型的でありがちといえばありがちな設定なので、新味はありません。 しかしそういったマイナス点を差し引いても一読の価値はあると思います。 そういえば、本日二軒書店によって来ましたが、『レディジョーカー』両書店とも文庫の新作コーナーに大々的に平積みされていましたね。 新潮さんの力の入れようが分かりました。 失礼ですが高村女史ってそんなに人気作家でしたっけ? 明日からはまたもや誉田哲也氏の『ソウルケイジ』を開始します。 ではまた ^^ |
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【2311】 |
ゴールデンゼウス (2010年04月20日 02時50分) |
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これは 【2306】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >普通の警察小説は地道な捜査の過程で、徐々に犯人に迫っていくものだと思います。 >本作は姫川玲子の勘で真相を看破してしまう部分が、読者に受け入れられるかどうか、意見が別れるところではないでしょうか。 言いたいことはわかります。 それが警察小説の王道だというのもわかります。 ただ最近の読者はそれでは満足しないのではないでしょうか? それでは地味なんですよ。 何となくつまらない。 だから特殊能力だったり、特異な設定だったり(浅見光彦のような) 地味すぎるとその本の主役すらボヤけてしまい、その後の第2弾、3弾が読者へのアピールが弱くなってしまう。 その辺が影響しているのではないかと・・ >そういえば、本日二軒書店によって来ましたが、『レディジョーカー』両書店とも文庫の新作コーナーに大々的に平積みされていましたね。 いっぱいあったでしょ。 東京では2週間くらい前から山積みでしたよ。 出版社もバカではないので、そうするにはそれなりの 理由があるのでしょう。 作品自体の完成度が非常に高いとか・・ 私はここでやっと上巻の半分まできました。 内容的に戦前の日本の中で根強くあった、部落民に対する問題が根底にあるようで、島崎藤村の「破戒」を思い出しました。 軽く読み流すのは無理ですね。 それではまた。 |
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