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【2258】 | 殺人症候群 ドウコク! (2010年04月14日 22時28分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 本日、こちらでは寒さが戻りました。 今、どてらを着ながら打ってます。 >それまで何ともなかった人がある日突然、症状が現れる事もありますので・・・ らしいですね。 個人差はあるけれど、ある許容範囲を超えて浴びると、発症するのだとか。 気をつけます。 といっても、何をどう気をつけるかも分かっていませんが。(笑) >スピルバーグ監督を高く評価されているのですね はい、日本の監督も少しは勉強してもらいたいです。 一時期、伊丹十三監督を意識したような作品が目立ちましたが、悪い部分だけをマネしていたように思います。 さて、本日は、貫井徳郎氏「殺人症候群」。 「さまよう刃」を読んでいた時、「未成年者の凶悪犯罪」・「復讐」というテーマで、本作を思い出していました。 未成年者の凶悪犯罪、少年法、更生など、難しい問題をはらんでいるところは余りよく分かりませんが、 「復讐」に関してだけは、両作品とも共感できました。 「犯人をこのままにはしておけない」という、被害者の遺族の気持ちは当然だろうし、 どちらも犯人に対して復讐の鉄槌が下される時は、下す側に感情移入しました。 (ホントは、それはいけないことなのでしょうけど。) また、本作は、「さまよう刃」に比べ、ミステリ的な仕掛けが功を奏していると思います。 それが無くても緊迫した展開に、更に工夫があって、私はとても面白く読めた記憶があります。 でも、このシリーズ、これで終わりですよね。 残念です。 |
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【2261】 |
メルカトル (2010年04月14日 23時10分) |
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これは 【2258】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >本日、こちらでは寒さが戻りました。 今、どてらを着ながら打ってます。 昨日が暖かかっただけに、余計に寒さが身に沁みますね。 それに加えて強風がさらに寒さに拍車をかけている感じで、4月も半ばだというのに、異常気象とでも言うのでしょうか。 この寒暖の差は結構堪えますね。 >といっても、何をどう気をつけるかも分かっていませんが。(笑) 発症するまでは、自分は花粉症などには無縁だと思っているのが一番ですよ。 もしかかったらその時考えればよい事で、今は良い薬が市販されていますので、それ程心配には及ばないと思います。 >どちらも犯人に対して復讐の鉄槌が下される時は、下す側に感情移入しました。 それは致し方ないことではないですか。 実際私もそうでした。 法律とは何か、正義とは何か、といった根源的な疑問に真正面から取り組んだ、症候群シリーズの中でも最大の問題作だったと思います。 >それが無くても緊迫した展開に、更に工夫があって、私はとても面白く読めた記憶があります。 そうですね。 現代の「必殺仕置き人」が、必要悪と言ってもよい被害者の代理人である犯人をターゲットにするという皮肉な展開に、普通では考えられないドラマ性を生んでいたように思います。 一体どちら側に肩入れしていいのか分からなくなるプロットの妙には唸らされます。 最後にチームの一人が裏切りに近い行動を取りますが、それが著者からのメッセージだったのかもしれませんね。 >でも、このシリーズ、これで終わりですよね。 残念です。 「必殺シリーズ」の大ファンである著者だけに、また復活する可能性もあるのではないでしょうか。 ではまた ^^ |
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