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【1905】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年03月12日 01時10分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >昨日、『太陽の塔』読了しました。 >が、結局何が言いたかったのか、主眼をどこに置いているのかはっきりせず、どうも消化不良に終わってしまいました。 そうですか。メルカトルさんには物足りなかったということですね。 でもこな作者はまだ若いのでしょうか? それならば今後に期待ですかね。 私も機会があったら読んでみます。 >本日より、ゴールデンゼウスさんも読まれた『支那そば館の謎』を読み始めました。 >まだ第一話しか読んでいませんが、どうもミステリとして弱い印象を受けました。 あの本は一話ごとではミステリの要素は弱いかもしれませんね。 でも最後までいくとそれなりにまとまっていると思います。ライトミステリといった方がいいかもしれません。 >ところで、ゴールデンゼウスさんご自慢の「私小説」のさわりだけでも、このトピに掲載してはいかがでしょうか。 別に自慢ではありませんよ。 私は趣味で書いているのですから。 でもさわりを教えます。 私がこの小説を書こうというキッカケは以前のレスにも書いた、ある大きな事故に遭遇していた予定だったというか、ニアミスが発端になります。 今日はその一つを書きます。但し、実際に書いている際の書き方ではありません。 何が原因かを教えます。 今から27〜28年前、私はコンピュータ関係の仕事をしておりました。ロスとダラス、ニューヨークに支社があり、ちょうどアメリカに行っておりました。 当時はFAXなどはなく、日本とは電話かテレックスでやり取りをしておりました。明日の便で帰る旨伝えて、 いざ最後の夜を迎えたわけですが、何故かなかなか寝付けません。 そこで急に頭をよぎったのは何とミッキーマウスでした。 私ははっきりいってディズニーにはまったく興味がありません。 しかし、それがどうしても頭からはなれず翌朝会社の友人に「今日ディズニーランドに行くから、誰かアメリカ人の女の子を紹介して」と頼んだのです。 最初は驚いていた友人も航空券のチケットはオープンだし、まっ、いいかということになり 4人でディズニーへ。 翌朝、友人からの電話でたたき起こされTVをつけると、どうやら大事故が起きたようです。 それは大韓航空機がソ連にミサイルで打ち落とされた事故でした。 その便が私が乗る予定だった便でした。 当時は国際線も多くなく1日1便しかなく、慌てて日本に電話を入れると、当時はさきほど書いたようにFAXはなくテレックスだったので、事故のさなかで搭乗者名簿と予約名簿が混乱して、私の名前がカタカナで出てしまっておりました。 会社と家族は大騒ぎになっておりました。 会社ではその私本人から電話があり、社長がすぐに帰ってこいとのこと。 しかし、事故直後でそのオープンチケットは使えず、当時日本への唯一の直行便だったパンナムで帰国。 日本へ到着するとTV局の人が何故か私の名前を大声で呼んでいます。 ??と近づき、私に何か御用ですかと尋ねると、「あなたが仕事のトラブルで急遽帰国を1日延期した○○さんですか?」と取材されてしまい、TVでオンエアされたそうです。当時はまだビデオデッキは普及しておらず、私は見ることは出来ませんでしたが・・ 会社にはいまさらディズニーとは言えず、仕事上のトラブルと報告してありました。 混乱が収まり私が思うのは、何故あのときディズニーに行こうと考えたのか? ということです。 その後、日本にも浦安にできましたが、私は興味がないので一度も行っておりません。 こういったことから、私は人間の運命とかツキに興味を持ち私小説を書き始めたのです。この他にも誰もが知っている大事故があと二つあります。 それではまた。 |
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【1915】 |
メルカトル (2010年03月12日 23時14分) |
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これは 【1905】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 昨夜は私の無茶振りにお手間を取られてしまったようで、申し訳ありませんでした。 >そうですか。メルカトルさんには物足りなかったということですね。 でもこな作者はまだ若いのでしょうか? それならば今後に期待ですかね。 私も機会があったら読んでみます。 物足りなかった、というよりは、短い文章の中にあれもこれもと詰め込みすぎた印象ですね。 ですから、全体として纏りに欠けるし、どの辺りに焦点を置いて読み進めれば良いのか理解できなかった、というのが正直な感想でして。 これが文芸作品慣れした読者なら、もっと違った感想を抱いたのではないかと思うのですが。 もっと突っ込んで、深読みすれば、おそらく味のある作品に感じられるかもしれません。 >あの本は一話ごとではミステリの要素は弱いかもしれませんね。 第三話まで読み終わりました。 やはりキャラ設定は面白いのに、それが十分に生かしきれていない気がします。 どのキャラも個性的であるはずなのに、一読した限りでは、あまり個性が感じられないのは非常に残念です。 連作短編集なので、描ききれない部分も勿論あるのでしょうが、もっと人物描写や各キャラの人となりについての記述があってもよかった気がします。 >混乱が収まり私が思うのは、何故あのときディズニーに行こうと考えたのか? ということです。 虫の知らせ、第六感、守護霊の導き、など様々な理由が考えられますが、どれもただの思いつきでしかありません。 正直私には手におえないほどの、大きな謎ですね。 人間も動物ですから、過剰な防衛本能が働く場合もあるでしょうし、先天的に予知能力のようなものも備わっていると私は思っていますので、ゴールデンゼウスさんの場合は、それらの能力が人一倍強く、感性が研ぎ澄まされていたのではないか、という気はします。 ただ、何故にディズニーランドだったのかは、全く見当がつきません。 単に、方便に過ぎず、他のどこの施設でもよかったのか、そこに必然性があったのか、私などには知る由もありませんがね。 どちらにしても、ゴールデンゼウスさんが人並みはずれた強運(悪運?)の持ち主である事は間違いないでしょうね。 ではまた ^^ |
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