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【1830】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません ゴールデンゼウス (2010年03月04日 00時35分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >駅の売店でそんなマイナーな小説が売られているのですか。 >どのような基準で数少ない作品が在庫として置かれているのか、疑問に感じますね。 駅の売店は基本的に売れ筋ではありませんよ。 とりあえず何か置いておく。これです。 ジャンル別で必ずあるのは、推理、PHP、文芸春秋、エロ、この4つの構成であればよいみたいですね。 ですから売れた本を補充するのではなく、適当に送られてきて時間的に過ぎた物は取り替える。こんな感じですかね。 >『狐闇』本日読み終わりました。 >ただそのスケールの大きさは、読者によって賛否両論を呼びそうな気はしましたね。 そうでしょ。 三軒茶屋の小さなバーのマスターを書いている人には見えないでしょ。 作中に出てきた表現の「時空の巡礼」という言葉はなかなかピッタリだと思えてきました。 それではまた。 |
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【1833】 |
メルカトル (2010年03月04日 23時11分) |
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これは 【1830】 に対する返信です。 | |||
ゴールデンゼウスさん、こんばんは。 >ジャンル別で必ずあるのは、推理、PHP、文芸春秋、エロ 確かにエロというか官能小説と、推理小説の流行作家の作品はよく見かけますね。 それだけ読みやすさを最優先させている、と言う事でしょうか。 列車内で、小難しい小説を読もうとする人は少ないでしょうから、それもまた已む無しというところですか。 >そうでしょ。 三軒茶屋の小さなバーのマスターを書いている人には見えないでしょ。 北森氏という作家は、結構シリーズ物を書いていますね。 『狐闇』では、その各シリーズの主人公や、陶子の仲間が一堂に会する場面があり、それはまさに作者のサービス精神の表れではないかと思いました。 三軒茶屋のマスターも姿こそ現しませんが、とあるバーとして紹介されているのも読者にとっては嬉しい記述ではないでしょうか。 『狐闇』も『花の下にて春死なむ』も私にとっては、気品を感じさせる立派な作品でした。 知らずに読んだら、別の作家が書いたとしか思えないほど作風は異なっていますが、両作に共通しているのはその質の高さだと思います。 尚、次回『狐罠』を予定していましたが、大した理由ではありませんが訳あって飴村行氏の『粘膜人間』に予定変更しました。 『粘膜人間』第一章まで読み終えましたが、発想は奇抜と言うより稚拙でさえありますが、ストーリーに引き込まれる事だけは間違いありません。 お薦めかどうかはまだ何とも言えませんが、訳の分からない面白さとでも言いますか、先が読めない何とも表現しにくい作品ではありますね。 ではまた ^^ |
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