返信元の記事 | |||
【3019】 | RE:夏の葬列 メルカトル (2010年08月13日 23時35分) |
||
ドウコク!さん、こんばんは。 >こちらこそ、ご紹介に感謝ですよ。 そうおっしゃられると恐縮してしまいますね。 長くトピを続けている割には、大して役に立っていない気もしています。 しかし、僅かでも共感していただける作品をご紹介できたのは、トピ主としての責務を少しでも果たせたのかなと思います。 >なるほど、関係無いのですね。 単なる移動、なのでしょうね。 私の邪推でした。 絶対間違いないとは言い切れませんが、単行本が他の出版社から文庫本として出版されるのは結構あることですからね。 同様に、今回のように新訂版として売り出されることも変わった例だと思いますが、あるにはありますし。 >そして、そこから必然的に、「こんなに人に衝撃を与える、戦争は恐ろしい。」へ。 その意味で、重いですね。 重いテーマの中にも、様々なメッセージが込められているわけですね。 勿論それは読者がどう読み取るかにかかっているのでしょうが、作者としてはそんな願いを込めて書き上げたのではないかと想像出来ます。 >と、こんな感じなので、もしかしたら感受性の強い(と思う)メルカトルさんには、お勧めできないかも、と今更ながら思いました。 感受性が強いのは間違いないと思いますが、正直私は本作にとても興味を抱きました。 ミステリやホラーばかり読んでいると、たまに文芸作品を読みたくなるんですよね。 別に感動を求めているとか、というわけでもないですが、心に響くような作品も読みたいと思っているのは確かです。 そういった意味で、たまにご紹介してくださる純文学や文芸作品にはとても興味を抱かされます。 本作もいつか読んでみたいですね。 ではまた ^^ |
■ 9,999件の投稿があります。 |
【3021】 |
ドウコク! (2010年08月14日 22時26分) |
||
これは 【3019】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >たまにご紹介してくださる純文学や文芸作品 ミステリのネタは尽きかけていますが、こちらなら、まだ少しは持つかも。 タイトルのズバリ「〜ミステリを語りませんか」からはズレますが、こういう形でのウダ話はしたいので、 ぜひ、範囲を「読書」へ広げての、変則的な形での参加を、許可願いたいと思います。 ただ、これも先にバラしてしまうと、私が本当に凄いと感じた作品(=これは他の方にも、お勧めできるだろう)は、 既に何点か報告しているので、(「沈黙」、「こころ」、「関ヶ原」など)触れるとしても、紹介としては「条件付き」になりますが。 例:「人間失格」 → 思春期の、内向的な性格の方には、超おススメだが、その条件に当てはまらない人にとっては、超駄作かな? ところで、「これが許可されたら、まだ当分は、毎日参加できそう。」みたいな文面を上記に記しているのに、何ですが。 明日は、私用のため、お休みします。(矛盾しとるやんけー!) 山川方夫氏「夏の葬列」、つづき。 >作者としてはそんな願いを込めて書き上げたのではないかと想像出来ます。 同感ですね。 私の記した、「(読後に、最初の感想から発展して)戦争は恐ろしい。」は、(多分)メイン・テーマではないとは思うのですが、 「そんなのも、これを読んだ人には感じてくれてほしい。」という、願いは絶対にあると思います。 まあ、総括としては、「テーマはキツイので、そういうのが嫌な方にはダメだが、短編特有の一瞬のキレは存分に味わえるだろう。」かな? なお、蛇足で、鯨氏「浦島太郎の真相」の感想についてですが、これは意見が分かれました。 実は私、前作「九つの殺人メルヘン」については、「ラストがヒネってあった」という印象しか持ってなくて、 中身は、あまり覚えていなかったのですよ。 (こうして、同じ作品についてお話するのも、私にはとても興味深いことです、というのも更に蛇足で、追加。) |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
© P-WORLD