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【3021】 | RE:夏の葬列 ドウコク! (2010年08月14日 22時26分) |
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メルカトルさん、こんばんは。 >たまにご紹介してくださる純文学や文芸作品 ミステリのネタは尽きかけていますが、こちらなら、まだ少しは持つかも。 タイトルのズバリ「〜ミステリを語りませんか」からはズレますが、こういう形でのウダ話はしたいので、 ぜひ、範囲を「読書」へ広げての、変則的な形での参加を、許可願いたいと思います。 ただ、これも先にバラしてしまうと、私が本当に凄いと感じた作品(=これは他の方にも、お勧めできるだろう)は、 既に何点か報告しているので、(「沈黙」、「こころ」、「関ヶ原」など)触れるとしても、紹介としては「条件付き」になりますが。 例:「人間失格」 → 思春期の、内向的な性格の方には、超おススメだが、その条件に当てはまらない人にとっては、超駄作かな? ところで、「これが許可されたら、まだ当分は、毎日参加できそう。」みたいな文面を上記に記しているのに、何ですが。 明日は、私用のため、お休みします。(矛盾しとるやんけー!) 山川方夫氏「夏の葬列」、つづき。 >作者としてはそんな願いを込めて書き上げたのではないかと想像出来ます。 同感ですね。 私の記した、「(読後に、最初の感想から発展して)戦争は恐ろしい。」は、(多分)メイン・テーマではないとは思うのですが、 「そんなのも、これを読んだ人には感じてくれてほしい。」という、願いは絶対にあると思います。 まあ、総括としては、「テーマはキツイので、そういうのが嫌な方にはダメだが、短編特有の一瞬のキレは存分に味わえるだろう。」かな? なお、蛇足で、鯨氏「浦島太郎の真相」の感想についてですが、これは意見が分かれました。 実は私、前作「九つの殺人メルヘン」については、「ラストがヒネってあった」という印象しか持ってなくて、 中身は、あまり覚えていなかったのですよ。 (こうして、同じ作品についてお話するのも、私にはとても興味深いことです、というのも更に蛇足で、追加。) |
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【3023】 |
メルカトル (2010年08月14日 23時29分) |
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これは 【3021】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >ぜひ、範囲を「読書」へ広げての、変則的な形での参加を、許可願いたいと思います。 許可するも何も、私自身ミステリ以外の分野の小説をかなり紹介しているのが現実ですので、勿論OKですよ。 存分に語っていただきたいと思います。 今後の読書の指針にさせていただきますよ。 >例:「人間失格」 → 思春期の、内向的な性格の方には、超おススメだが、その条件に当てはまらない人にとっては、超駄作かな? それはいいんじゃないでしょうか。 どんな条件が付こうが、ドウコク!さんが何らかの感銘を受けた小説であれば、何ら問題ないと思います。 どう感じるかは、ここを読まれた方次第ですから、自分に合わないと感じたならば読まなければ良いだけの話ですから。 >「そんなのも、これを読んだ人には感じてくれてほしい。」という、願いは絶対にあると思います。 戦争の悲惨さを訴えたい、という願いは長編でも短編でもその思いは変わらないでしょうからね。 だからこそその思いは、ドウコク!さんにも十分伝わったのでしょうし、多くの読者の心にも響いたのではないでしょうか。 >まあ、総括としては、「テーマはキツイので、そういうのが嫌な方にはダメだが、短編特有の一瞬のキレは存分に味わえるだろう。」かな? なるほど、この作者は短編を得意としているのかもしれませんね。 ともあれ、いずれ読んでみたい一作であるのは間違いないです。 >中身は、あまり覚えていなかったのですよ。 基本的なスタンスは両作とも変わらないですが、どちらかというと私は『九つの殺人メルヘン』の方が楽しめました。 しかし、これは個人的な好みの問題だと思います、どちらも及第点をあげられる出来なのではないでしょうか。 ではまた ^^ |
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