■ 9,999件の投稿があります。 |
【6929】 |
ドウコク (2013年04月11日 22時16分) |
||
これは 【6928】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >現実の私立探偵と、小説の中の名探偵とは全く異質のものだということは、一般常識だと私は思うんですけどねえ、どうですか。 それでも、できたら刑事とかで、リアリティがほしいのではないでしょうか。 ミステリで映像化されるのも、そういうのが多いし。 この辺の割り切りが、本格を読もうとするかどうかの境目のような気がします。 読めば、面白いのですけどね。 >我々は新たなシリーズの探偵の誕生だとか言って喜んでいますけど、世の中はそんなものではないのかもしれません。 うふふ、いいんですよ、我々の場合はそれで。 こういうのこそを求めているのだし。 ところで、シリーズ化が決まったのですか?、御陵みかげ。 >普段からその値段だったら、特売日にまとめ買いする必要もないですし、羨ましいですね。 失礼、69円は特売での話です。 1人2個(3個?)までだったような。 さて、小林泰三氏「大きな森の小さな密室」。 >私もそう思いました。これはユーモア・ミステリを狙った作品なのだろうか、それにしてはたいして面白くもないし笑えない。 わはは、言いにくいことをズバリと。 確かに、「笑い」を売りにするには、パンチが欠けている気がします。 ただ、先に書いた「掲示板で、……」の他に、犯人が右腕の義手で、「チェンジ・エクストラ・ウルトラ……」と叫ぶシーンも笑えました。 >まあしかし本作、ホラー作家が書いたことを割り引いて考えれば、そこそこの出来だとは思います。 それは同感なのですが。 私が本作を購入した最大の動機は、帯です。 「2012年 創元推理文庫 売上第1位」という。 「そこそこの出来」という作品が売り上げ1位というあたりに、何か悲しいものを感じます。 他に無いのか、と。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【6928】 |
メルカトル (2013年04月10日 23時05分) |
||
これは 【6927】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >一般的に実は「探偵」とは、浮気調査や就職の際などの出自調査など、現実的には世俗的なことばかり、と >もはや皆が知っていて、それ以外はリアリティを感じないのでは? それも一理あるとは思います。ですが、いくらミステリをあまり読まない人でも、探偵が難事件を解決するのは常識だというのは、たいていの読者が知識として持っているのではないでしょうか。 現実の私立探偵と、小説の中の名探偵とは全く異質のものだということは、一般常識だと私は思うんですけどねえ、どうですか。 それよりも『隻眼の少女』の場合、あまりに異色の探偵な為、キャラに馴染めないとかの問題があるような気がしますね。 我々は新たなシリーズの探偵の誕生だとか言って喜んでいますけど、世の中はそんなものではないのかもしれません。 >おや、子供の頃からハンドクリームが必要な体質ということでしたら、これはキツイ気がしますね。 そういうわけではありませんが、乾燥肌であるのは間違いないです。 ですから、最近ではあまり気にしませんが、特に冬は手や顔がカサカサになるのには慣れています。 >いえ、89円です。 別の店の、カ★ー屋★レー69円に負けるほどの、インパクトの無さ。 89円ですか、普通ですね。まあ安いと言えば安いですが。 それにしても69円は安いじゃないですか。 普段からその値段だったら、特売日にまとめ買いする必要もないですし、羨ましいですね。 >恐らく、作者は本当のところは、実はミステリではなく「笑い」の方を書きたかったのでは?、と思っても、それもそんなに。 私もそう思いました。これはユーモア・ミステリを狙った作品なのだろうか、それにしてはたいして面白くもないし笑えない。 いずれ、どっちつかずの凡作に収まってしまっているのは、なんだか寂しいというか、侘しさすら覚えます。 >ミステリの形を借りた「笑い」に重きを置いた、変化球で勝負したかったのでは?、とも感じます。 なんですかね、とにかく本職のミステリ作家の書く短編集と比較すると、やはり何かが違う、どこか抜けている感じがします。 それなりの味はあると思いますけどね。 >「掲示板で、親切な人に犯人を聞くつもりか?」 そんな記述がありましたか、もう忘れてしまいましたが、なかなか面白いセリフですね。 まあしかし本作、ホラー作家が書いたことを割り引いて考えれば、そこそこの出来だとは思います。 特別突出したものがない代わり、全然面白くない訳でもない感じでしょうかね。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【6927】 |
ドウコク (2013年04月10日 22時28分) |
||
これは 【6926】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >『隻眼の少女』も同じような理由で、どこかとっつきにくい部分があるんでしょうね。 私が思うに、そもそも「難事件を解決するために存在する探偵」という設定、とかが。 一般的に実は「探偵」とは、浮気調査や就職の際などの出自調査など、現実的には世俗的なことばかり、と もはや皆が知っていて、それ以外はリアリティを感じないのでは? ま、本格好きの私は、そういうのはハナから無問題ですけど、普通の読者は気になるのではないでしょうか。 >ハンドクリームは子供の頃よく母親が塗ってくれました。 おや、子供の頃からハンドクリームが必要な体質ということでしたら、これはキツイ気がしますね。 (そうでなかったら、失礼。) >へえー、かなり安く売られていたんでしょうね。 いえ、89円です。 別の店の、カ★ー屋★レー69円に負けるほどの、インパクトの無さ。 さて、小林泰三氏「大きな森の小さな密室」。 >でもこの短編集、全体的にダラダラしているというか、まったりしていて間延びしている感じがしますね。 第一作目「大きな森の小さな密室」が、まさにそんな感じでした。 トリック・犯人・ストーリー、どれをとっても中途半端な感じで。 恐らく、作者は本当のところは、実はミステリではなく「笑い」の方を書きたかったのでは?、と思っても、それもそんなに。 >やはりまだミステリを書き慣れていない感は、どうしても否めないのではないでしょうか。 これに関しては、上にも書きましたが、 (ホラー作家ということで、本職のミステリ作家ではないことから、) ミステリの形を借りた「笑い」に重きを置いた、変化球で勝負したかったのでは?、とも感じます。 実際、私個人の感性だけかも知れないですが、 殺人現場で、探偵がPCを立ち上げた際のツッコミ、 「掲示板で、親切な人に犯人を聞くつもりか?」 というのには、思わず爆笑してしまった箇所もありました。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【6926】 |
メルカトル (2013年04月09日 22時55分) |
||
これは 【6925】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >本格ミステリではお約束、みたいなのをあまり注釈も入れないので、ミステリを読み慣れていない人にとっては、違和感を感じるかな なるほど、そこまでは考えが及びませんでした。 だから麻耶氏の作品は、さして理由もなく敬遠されがちなんでしょうかね。 『翼ある闇』なんか、これほど面白い読み物も滅多にないと個人的に思っていたのですが、あまりミステリを読まない読者にはどちらかと言うととっつきにくさを感じる作家なのかもしれませんね。 うーむ、だからいくら私が熱心に薦めても、思ったような反応が返ってこないんでしょうかね。 『隻眼の少女』も同じような理由で、どこかとっつきにくい部分があるんでしょうね。 ミステリばかり読みすぎて、そんな簡単なことに気づきませんでした。 >そう意味でいうと、「塗るバンソウコウ」や「ハンドクリーム」は副作用が無い割りには、 >強力な効き目を発揮してくれました。 それは何よりでしたね。 ハンドクリームは子供の頃よく母親が塗ってくれました。 特に冬はその効果を実感できますね。カサカサ肌があっという間にしっとりと潤いますから。 >そういう体質なのでしょう。 未だに大事故を起こした自覚とか薄そうですし。 いけませんね、そして平気な顔で値上げを断行するとは何事ですか。 >そして、何と今日、従来のを特売で売っていました。 記念に1個買いましたよ。(笑) 最後なので。 へえー、かなり安く売られていたんでしょうね。 しかし、そうなると今まであまり見向きもしなかったお客さんがまとめ買いしたりするんですよね。 現金なものです。 >コンビニの店員をしている女探偵の話(=水の研究をしている彼氏が殺されたお客の事件)なんて、 >下手をすると、前の作品の思いっ切りネタバレの記述があったような。 そうですか、あまり気にしていなかったせいか、そこまで深読みできなかったような気がします。 しかし、いくら自作とは言え、ネタバレはいけませんね。 >途中までは結構ダラダラ感があって、不満だったのですけど、 >ラストで、中々ヒネリが効いていて、ニヤリとするオチだったと思います。 まあ日常の謎をテーマにした作品ですので、緊迫感に欠けるのは仕方ないかもしれませんが、それでもどことなく奇妙な味わいのある作品だと思いました。 読みごたえはそれほどではなくても、なかなか面白かったですよ。 でもこの短編集、全体的にダラダラしているというか、まったりしていて間延びしている感じがしますね。 そこはちょっとマイナスポイントかもしれません。 やはりまだミステリを書き慣れていない感は、どうしても否めないのではないでしょうか。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【6925】 |
ドウコク (2013年04月09日 22時26分) |
||
これは 【6924】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >そうですか、私は特別読み難いとは思いませんでしたが、と言うより、麻耶氏の作品の中ではかなり読みやすいほうだと思いますね。 まあ、麻耶氏自体が独特の文体ですので。 本格ミステリではお約束、みたいなのをあまり注釈も入れないので、ミステリを読み慣れていない人にとっては、違和感を感じるかな、 と思ったのです。 >鼻炎の薬は市販のものでも、かなり強めの薬がありますので、それなりの副作用も覚悟しておく必要があります。 そう意味でいうと、「塗るバンソウコウ」や「ハンドクリーム」は副作用が無い割りには、 強力な効き目を発揮してくれました。 大評価です。 >なんで今頃?って感じですか、2年以上も経ってからではね。 そういう体質なのでしょう。 未だに大事故を起こした自覚とか薄そうですし。 >ところで話は変わりますが、例のレンジで温めるボンカレーゴー○ドがボンカレーに変わり陳列されていました。 >そして、従来のボンカレーゴー○ドはやはり姿を消していましたね。 どうやら、本格的に切り替わるようですね。 そして、何と今日、従来のを特売で売っていました。 記念に1個買いましたよ。(笑) 最後なので。 さて、本日より、小林泰三氏「大きな森の小さな密室」。 >なるほど、解説だけでなく作中にもそんな記述がありましたか。 コンビニの店員をしている女探偵の話(=水の研究をしている彼氏が殺されたお客の事件)なんて、 下手をすると、前の作品の思いっ切りネタバレの記述があったような。 (前のを読んでいないので、分かりませんけど、予想で。) >しかし、最終話の街中に散らばったパン屑の謎を扱った作品はちょっと面白かった気がしますけど。 あはは、先に言われてしまいました。 実は私もです。 途中までは結構ダラダラ感があって、不満だったのですけど、 ラストで、中々ヒネリが効いていて、ニヤリとするオチだったと思います。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【6924】 |
メルカトル (2013年04月08日 23時09分) |
||
これは 【6923】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >最初の独特の「臭み」みたいなものを我慢すれば、後に大きな驚きが待っていると思うので、ぜひ皆さんに楽しんでほしいです。 そうですか、私は特別読み難いとは思いませんでしたが、と言うより、麻耶氏の作品の中ではかなり読みやすいほうだと思いますね。 人によっては、あざといと感じる部分もあるかもしれませんが、我慢して最後まで読まばきっと面白さが分かるはずですので、『隻眼の少女』多くの方に読んでいただきたいですね。 >なるほど、風邪薬なんかお医者さんのくれる薬(=市販されていない)は一発で熱が下がったりするけど、 >その分、眠くなったりとかあります。 鼻炎の薬は市販のものでも、かなり強めの薬がありますので、それなりの副作用も覚悟しておく必要があります。 眠くなるとか、のどの渇きを覚えるとか、ですね。 >「今頃そんなことを始めたのですか? 遅いでしょう!」と突っ込まれていましたけど。(笑) 遅いですね、確かに。 なんで今頃?って感じですか、2年以上も経ってからではね。 >で、本作でもそういうのを伺わせる記述が出てきますが、きっとそれらを読んでいれば、本作はもっと楽しめるのでしょう。 なるほど、解説だけでなく作中にもそんな記述がありましたか。 まあそういう、他の作品の宣伝みたいなことはよくある常套手段みたいなものですから、あまり気にしないほうが良いんじゃないかと思いますけどね。 しかし、確かにそれらの作品を先に読んでいれば、本作をより楽しめるのは間違いないでしょう。 >東野圭吾の「名探偵の掟」みたいなのもイメージしていたのですが、残念ながら違いました。 かなり違いますね。 本作の場合、どことなく小品な感が否めないです。スケールが小さいというか、全体的に地味な印象を受けました。 しかし、最終話の街中に散らばったパン屑の謎を扱った作品はちょっと面白かった気がしますけど。 >純粋なミステリ作家ではないのですね。 どちらかと言うと、ホラー作家に属する人だと思います。 ミステリも書いていますが、もともと角川ホラー文庫出身のはずですから。 2冊ほど読みましたが、評判ほど面白いとは思えませんでしたね。 ところで話は変わりますが、例のレンジで温めるボンカレーゴー○ドがボンカレーに変わり陳列されていました。 そして、従来のボンカレーゴー○ドはやはり姿を消していましたね。 ドウコクさんがおっしゃっていた通り、今までのものと総入れ替えが行われているのかもしれませんね。 ちなみに値段は138円でした。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【6923】 |
ドウコク (2013年04月08日 22時36分) |
||
これは 【6922】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >単行本が刊行された当初、あれだけ入手困難な状況だったことを思えば、文庫も売れて当然だと考えるのが普通ですよね。 前にも書いたのですが、「隻眼の少女」、 最初の独特の「臭み」みたいなものを我慢すれば、後に大きな驚きが待っていると思うので、ぜひ皆さんに楽しんでほしいです。 (あの辺で挫折しそうな人がいそうなので。) >おっしゃる通りですが、効き目が強いほど副作用もそれに伴うのがなんとも厄介ですね。 なるほど、風邪薬なんかお医者さんのくれる薬(=市販されていない)は一発で熱が下がったりするけど、 その分、眠くなったりとかあります。 市販の薬なら、メンドクサイ時はお茶だけで飲んだりしても私の場合は大丈夫ですが、お医者さんのは食後でないと恐くて飲めない。 >いずれにしても、一刻も早く原発事故に役立つロボットが完成することを祈らずにはいられません。 放送では、東京電力がホンダに協力を要請し、今、試行錯誤で完成に向けて急ピッチ、ということでした。 別の雑誌では、東電の社長が「今、それを始めました。」と胸をはって発言すると、 「今頃そんなことを始めたのですか? 遅いでしょう!」と突っ込まれていましたけど。(笑) さて、本日より、小林泰三氏「大きな森の小さな密室」。 >そうでしたか、確かに本作は以前書かれたものを、タイトルを変更して出版されたものだったはずですが。 はい、そのようですが、ここに登場する各探偵たちは、解説によると、 その前に「密室・殺人」、「超限探偵Σ」などに既に出ていたようです。 で、本作でもそういうのを伺わせる記述が出てきますが、きっとそれらを読んでいれば、本作はもっと楽しめるのでしょう。 >裏事情を知っている人にとっては、その面白さを感じ取ることができるけれど、初めてこの作者の作品を読む人にとってはあまり評価できない、 >ということでしょうかね。 はい、私はそう感じました。 おそらく、「メルカトルかく語りき」がそうであるように。 というか、「7つのミステリのテーマを扱った短編集」ということで、 東野圭吾の「名探偵の掟」みたいなのもイメージしていたのですが、残念ながら違いました。 >ホラー作家ですからね、逆の場合はある程度成功する人もいるでしょうが、 >ホラー作家がミステリを書く場合、何かと不都合があるような気がします。 おお、そうだったのですか。 純粋なミステリ作家ではないのですね。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【6922】 |
メルカトル (2013年04月07日 23時06分) |
||
これは 【6921】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >うむむ、「隻眼の少女」、なんとも微妙な現象と数字ですね。 全国的に見れば、一応注目されてはいるのだと思います。 単行本が刊行された当初、あれだけ入手困難な状況だったことを思えば、文庫も売れて当然だと考えるのが普通ですよね。 まあこちらでは、たまたまあまり注目を浴びていないだけで、ちゃんと売れていると思います。 >まあ、スギでもヒノキでもブタクサでも何でも、とにかく全ての花粉に強力に効く薬の登場が望ましいですね。 おっしゃる通りですが、効き目が強いほど副作用もそれに伴うのがなんとも厄介ですね。 効果にすぐれていて、尚且つ副作用が最小限に抑えられているような薬が求められます。 >(ネットも、そもそもは軍事転用らしいですし。) それは初耳です、知りませんでした。 しかし、なるほどと頷ける気もしますね。必要に迫られてのことでしょうし。 >こういうので、進歩が上手くいけば良い、と思います。 そうですね、もっと早くそういった災害用ロボットの開発がなされていても良かったんでしょうけど。 介護用ロボットなどが研究、開発されているのは素晴らしいことですし、時代を反映していると思いますけどね。 いずれにしても、一刻も早く原発事故に役立つロボットが完成することを祈らずにはいられません。 >どうやら、この作品は、以前に書かれたものの続きの部分があり、続編的要素が強いよう。 そうでしたか、確かに本作は以前書かれたものを、タイトルを変更して出版されたものだったはずですが。 続編的要素があるようには思えませんでしたが、実際そうなんでしょうねえ。 >「ただ、『何だ、これ?、変。』という感想を抱かせるだけ、だろう。」 まあそうですね、なんと言うか、違和感のようなものを抱いたのは確かですね。 それと、何か物足りなさを感じたというのもあります。 >私の場合は、この「大きな森の小さな密室」は、前者の評価になりましたが、 >後者の評価もあって然るべき、と思います。 裏事情を知っている人にとっては、その面白さを感じ取ることができるけれど、初めてこの作者の作品を読む人にとってはあまり評価できない、ということでしょうかね。 どちらにしても、個人的には本作を高く評価する読者はあまり多くないと思います。 まあもともと、ミステリ作家ではありませんしね。 ホラー作家ですからね、逆の場合はある程度成功する人もいるでしょうが、ホラー作家がミステリを書く場合、何かと不都合があるような気がします。 ではまた ^^ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【6921】 |
ドウコク (2013年04月07日 22時26分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >つまり、目立たない場所に追いやられていた、と言うことはあまり売れていないのが現状なのでしょうか。 > ( 中 略 ) >今、60位前後だと思いますので(しかもお取り寄せ)、結構な売れ行きですね、こちらでは。 うむむ、「隻眼の少女」、なんとも微妙な現象と数字ですね。 既に読んだ身としては、本当は関係が無いのですけど気にはなるところですし、応援したいです。 >そうですね、でも今でも結構よく効く薬が出回っているんじゃないですかね。 今日のニュースでは、「ヒノキの花粉が盛ん」と伝えていました。 まあ、スギでもヒノキでもブタクサでも何でも、とにかく全ての花粉に強力に効く薬の登場が望ましいですね。 >せっかくの技術の進歩をここで使わないで、どこで使うのかってことになりますよね。 こういう最新の技術は、ほとんどが軍事からというのが常識のようですが。 (ネットも、そもそもは軍事転用らしいですし。) 今回のロボット技術は、珍しく災害救助目的などの平和利用から進歩が見込める、とのこと。 こういうので、進歩が上手くいけば良い、と思います。 さて、本日より、小林泰三氏「大きな森の小さな密室」。 本作、簡単な読後感としては、一言で「残念」でした。 どうやら、この作品は、以前に書かれたものの続きの部分があり、続編的要素が強いよう。 そこで、大胆な比較となりますが、おそらく麻耶氏の「メルカトルかく語りき」のような位置づけの作品では?、と感じました。 つまり、初めて読んだ人には、 「ただ、『何だ、これ?、変。』という感想を抱かせるだけ、だろう。」 しかし、作者の麻耶氏を知り、メルカトル鮎を知っている者にとっては、 「作者の工夫と苦労を感じられ、また、メルカトルらしさを充分に堪能できる。」 と、評価が分かれるような気がするのです。 私の場合は、この「大きな森の小さな密室」は、前者の評価になりましたが、 後者の評価もあって然るべき、と思います。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【6920】 |
メルカトル (2013年04月06日 23時25分) |
||
これは 【6919】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >売れているかどうかはともかく、話題にはなっているのでしょう。 それなのに。 売れているんでしょうか、何とも言い難い状況です。 と言うのは、私が一番よく立ち寄る書店で、以前よりも下段に下げられていたからです。 つまり、目立たない場所に追いやられていた、と言うことはあまり売れていないのが現状なのでしょうか。 でもe‐honでは、現在着実に順位を上げています。 只今、60位前後だと思いますので(しかもお取り寄せ)、結構な売れ行きですね、こちらでは。 >ぜひ、フェアなりやってほしいものです。 「ハサミ男」は、まあまあの数が置いてありました。 ほぉ、『ハサミ男』もそんなに置いてありますか。 良い書店ですね、ミステリにもそれなりに力を入れているようですし。 >いつか完全に近い形で抑え込めるくらいの特効薬が出たら良いですね。 そうですね、でも今でも結構よく効く薬が出回っているんじゃないですかね。 だから、花粉症も怖くない時代なのかもしれません。 ただ、懐には響きますけど。結構高いですから。 >例えば、小麦粉をこねた後に忘れて放置していたら、とても良い具合になった。 なるほど、しばらく放置するくらいの知恵は十分に持ち合わせていたでしょうね。 偶然ではなく、その頃の人類が思った以上に知能が発達していたと考えるほうが自然なのかもしれません。 >取りあえず、現在は、福島原発の内部での作業のために、完成が急がれているようです。 そうですか、そういう危険な場所での作業を人間の代わりに任せられるようなロボットが完成すると、本当に助かりますよね。 それこそ、ロボット開発の技術の真価が問われる場面かもしれません。 せっかくの技術の進歩をここで使わないで、どこで使うのかってことになりますよね。 >ただ、がれきの中を進んで行かないといけないなど、課題は残っているようですが。 なるほど、力作業も必要になってくるとなると、これは問題かもしれないですね。 そこはそれ専用のロボットなりを開発するしかないでしょう、何とか頑張ってほしいものです。 遠隔操作とかが出来るようなものが必要ですかね。 >ところで、小林泰三氏「大きな森の小さな密室」は、お読みでしょうか。 読みました。ただ、内容はかなり忘れています。 ではまた ^^ |
|||
© P-WORLD