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【179】 |
メルカトル (2009年03月20日 20時05分) |
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これは 【178】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 ちょっとぉ、ご無沙汰だったじゃないですか、もっと遊びに来てくださいよ ^^ 本読んでなくてもいいじゃないですか、他の話題でも大歓迎ですからね。 >どなたか、黒川氏の本を読まれた方はいらっしゃいますか? デビュー作で第4回サントリーミステリー大賞を受賞した『キャッツアイころがった』と、『切断』は読みました。 っていうか、黒川博行はこの二作品しか読んでいないのでなんとも言えないですが、個人的にはデビュー作より『切断』のほうが印象に残っています。 『キャッツアイころがった』は3人の被害者の胃や口からキャッツアイが発見され、被害者の一人の美大生の友人は事件の鍵はインドにあると確信し、一路インドへ旅立つ・・・ といった筋立てです。 ミステリとしては及第点といったところだったと記憶していますが、強烈な印象は残っていないので、まずまずではないかと思います。 『切断』は最初に耳を削がれた死体が発見され、しかもその耳の代わりに他人の小指が詰め込まれていた。 その矢先、第一の事件で切り取られた耳をくわえた死体が発見される。 リレー式の連鎖殺人はいつまで続くのか・・・ といったサスペンス調のストーリーです。 徹底的に私情を捨てた淡々とした文章が、読む者に緊張感を与え、最後まで一気に読ませます。 この二作を比較しても分かるように、多種多様の作品を著者は残しているようですね。 直木賞候補にも何度かあがっていることからしても、実力は折り紙つきなのではないでしょうか。 『てとろどきしん』は・・・先入観なしに読んだほうが面白いでしょうから、コメントは控えます、っていうか読んでないんだってば。 面白い作品だとよいですね。 では、またいつでもいらして下さいね、お待ちしていますよ。 |
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【178】 |
ころころ (2009年03月20日 16時49分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
お部屋の皆様、プチご無沙汰です。 ここへ、最初訪問した時に述べたように活字離れしているため、目新しいお話もできず、 ちょっと遠のいてました。 先日の日曜に、ふらりと入った書店でパッと目に付いたタイトルが有り、 衝動買いした本が有ります。 「てとろどときしん」と平仮名で書かれたタイトル。 著者は「黒川博行」。 買ったはいいけど実はまだ読んでいなくこれから読もうとしています。 この作家の本は実は初めて。 どなたか、黒川氏の本を読まれた方はいらっしゃいますか? 面白いですかね? 久しぶりに新規作家へ冒険の気分です。 |
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【177】 |
メルカトル (2009年03月18日 22時44分) |
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これは 【176】 に対する返信です。 | |||
熊楠さん、こんばんは。 >私は読み終わってしばらく経つと内容忘れちゃいます。 忘れちゃいますよね。 私ももう何年も経ったら、ほとんどストーリーすら思い出せない作品もありますよ。 まあ、トリックだとか登場人物とか断片的に覚えてるんですけどね。 本当に記憶に残っている作品は、やはり好きな作家であったり、よほど特異なお話だったりします。 >解説にあった北村氏の言葉 >『小説が書かれ、読まれるのは、人生がただ一度であることへの抗議からだと思います』に大納得。 うんうん、なるほど、思わず唸ってしまいそうな名言ですね。 これは小説家にしか言えない言葉かもしれません。 さすが北村薫氏といったところですね。 多くの読者に愛される所以でしょうか。 >今日も見た目とは真逆の女子学生になり2冊目の『夜の蝉』を楽しみます。 はは、おっしゃる通り主人公に感情移入することも、小説を読む上で大切なことかもしれませんね。 そのほうがより楽しめますよね ^^ ではまた、おいで下さいね、お待ちしてますよ。 |
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【176】 |
熊楠 (2009年03月18日 06時04分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
皆さん おはようございます。 メルカトルさん お一人で集中して。読み方が真摯ですね! 私は読み終わってしばらく経つと内容忘れちゃいます。 面白かったかそうでなかったか?はさすがに覚えていますが^^;) 面白くない本を読むのが嫌なので面白かった本を数年後に読み返す事が多いんですよね。 元祖あぶらこさん ソファーでお酒片手に好きな本。 良いですね^^ 今度早速やってみます。 わっささん 娘さんと書道教室 送り届けた後にコーヒー屋で。ほのぼのした雰囲気。これも良いですね。 大沢在昌 良いですよ。楽しんでください。 さて、3回目の北村薫さんですが、やっぱり良いですね。 主人公と趣味が似ているのもそう思わせるのかもしれません。 ころころさん チャンスがあったら読んでみてください。 内容と全く関係ないのですが、主人公が大きな雲を見て連想するのが『洗濯機』の泡なんです。 私の世代だと良くわかるんですが、ドラム式などが 一般的になるこれからの子達には無理だろうなぁ? 時代は変わって行くんだなぁと妙に感心しちゃいました。 解説にあった北村氏の言葉 『小説が書かれ、読まれるのは、人生がただ一度であることへの抗議からだと思います』に大納得。 私は読んでいる時には完全に主人公です。 今日も見た目とは真逆の女子学生になり2冊目の『夜の蝉』を楽しみます。 (読み終わっちゃうといけないので、秋の花もかばんに入れました^^) |
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【175】 |
メルカトル (2009年03月18日 00時03分) |
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これは 【174】 に対する返信です。 | |||
わっささん、こんばんは。 > 「一年分、冷えている」 大沢 在昌 > 「狐罠」 北森 鴻 んん?申し訳ないですが、読んだことないですねえ。 勿論作家は知っていますが、大沢在昌は前にも書きましたが、『新宿鮫』シリーズしか読んでいないんですよ。 北森鴻は全く読んでないです、すみません。 どんな作風なのか是非知りたいので、お読みになったら感想お聞かせくださると嬉しいです。 >が、メルカトルさんの【168】【173】で、俄然興味が出てきました! >3連休のどこかで、古本屋巡りをして是非ともゲットしたいと思います。 興味を抱いてくださって嬉しく思います。 古本屋さんに在庫があったら是非お試しください。 お勧めした作品は、ホラーといっても決してドロドロした作風ではありませんのご安心下さい。 そして文庫版も出版されています(『白い部屋で月の歌を』はもともと文庫です)ので、お財布にもやさしいと思いますし。 北村薫氏がお好きなわっささんに決して後悔させることはないと信じています。 >え、なぜ定価で買わないのか? ・・・毎月、お小遣いで生活している身ですもので^^ お気持ちお察し致します。 ではなおさらパチンコで頑張って、勝たなきゃなりませんね ^^ 影ながら応援させていただきますよ。 ではまた、お越しくださいね、約束ですよ。 |
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【174】 |
わっさ (2009年03月17日 23時13分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、お部屋のみなさま、こんばんは〜。 昨日で畠中恵さんの「うそうそ」を読み終わったので、仕事帰りに古本屋へ行ってきました。 お目当ては、メルカトルさんおススメの朱川湊人氏の著作だったのですが、在庫なし。残念。−− 代わりに買ったのが以下の2冊です。 「一年分、冷えている」 大沢 在昌 「狐罠」 北森 鴻 実は、自分が出入りしている別トピでも先月、小説談義をしていまして、そのときにおススメ されたのがこれらなんです。 ◎メルカトルさん >(朱川湊人)ご存知かもしれませんが、『花まんま』で直木賞を受賞した作家です。 おススメありがとうございます。 朱川湊人氏については、名前だけは知っていましたが、 今まで読んだことがない作家さんです。 たぶん、ジャンルが理由で敬遠してきたのだと思います。 が、メルカトルさんの【168】【173】で、俄然興味が出てきました! 3連休のどこかで、古本屋巡りをして是非ともゲットしたいと思います。 え、なぜ定価で買わないのか? ・・・毎月、お小遣いで生活している身ですもので^^ ◎熊楠さん >読む場所・時間等『本を読む環境?パターン?』は皆違うんだなぁ?って単純に思いました。 そうですね。通勤手段が電車かマイカーか、でもかなりスタイルは違ってくると思いますね〜。 私の場合は、通勤は晴れた日は徒歩、雨の日は電車で5分ですので、通勤時に本を読むことは 少ないです。 本を読むのはもっぱら、休日の午前中に居間で読んでるか、娘が書道を習って いる間に教室の近くのコーヒー屋で、というパターンが多いです。 >電車の中で活字がなくなることに恐怖(そこまで大袈裟ではありませんが^^)を感じてしまうので これ、逆に「いいところで」目的地に着いちゃった、ってパターンが多そうですね。 そちらも恐怖^^なのでしょうか。 ◎あぶらこさん >北村薫さんに作品の雰囲気がにている加納朋子さんはお好きですか? 加納朋子さんは、今までに「ななつのこ」「魔法飛行」「ささらさや」「いちばん初めにあった海」 の4冊を読みました。独特の世界観を持っている方ですよね。 ところで、上の作品名を間違えたらいやなので、さきほど Wikipedia を見たのですが、 加納朋子さんって、作家の貫井徳郎さんと結婚されてるんですね。 >怪談は読まれませんか? ほとんど読まないのですが、本棚に1冊だけありました! 一昨年くらいに、友達から勧められて買った本で「文藝百物語」というタイトルです。 内容は、ホラー作家8名が旅館に集まって、夜通し怪奇体験を語り明かすという内容なので、 実話系のやつですね。 どなたも語り上手で、とても面白い一冊でした。 それでは、これにて失礼します。 朱川湊人氏の作品を読んだら、また顔を出そうと思います。 |
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【173】 |
メルカトル (2009年03月16日 22時24分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
みなさん、こんばんは。 先にも少し触れていますが、現在朱川湊人の『わくらば日記』を読んでいます。 舞台は昭和30年代、東京の下町。 お転婆な少女(物語の語り手)と特殊な能力を持つ病弱な姉が、遭遇する数々の事件をその能力で解決に導いていくのだが、その先に待つものは・・・ 限りなく淡くレトロ感あふれるタッチで、人間の悲哀、心に秘められた弱さ、温かさを描きながら、謎を解いていく連作短編集です。 まだ途中なので結論は出せませんが、記憶に残る一篇になることは間違いないと思います。 名文とはこういう文章のことを言うのかも知れません。 これは万人受けするミステリであり、文芸ではないでしょうか。 読了したらまた感想を書き込みたいと思います。 ではでは。 |
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【172】 |
メルカトル (2009年03月15日 23時26分) |
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これは 【171】 に対する返信です。 | |||
あぶらこさん、こんばんは。 またお越しくださってありがとうございます。 非常に嬉しく思います。 >ここの住人の皆様は活字がご飯よりも好きな方が多いようですね 他の方はわかりませんが、私は間違いなく「三度の飯より好き」です。 パチンコは時に虚しさを感じますが、本を読むことに関してはたまに裏切られることはあっても、取りあえず自分を異次元の世界へ運んでくれますので、他では得がたい体験と思っています。 > 江戸川乱歩で一番感動したのは「孤島の鬼」でしょうか。 乱歩の最高傑作との誉れ高い作品ですよね。 残念ながら未読ですが、先の楽しみとして取っておいてもいいかな、なんて思っています。 いつか必ず読みます、読了した際にはまた書き込みたいと思います。 > ディクスン・カーのベストは何か?というのは思い切り票の割れる質問ですよね。 おっしゃる通りだと。 なぜですかね、つまりヴァン・ダインのように作品ごとの出来の差が激しい作家と違い、いずれの作品も高水準を保っている故でしょうか。 『曲った蝶番』は私も好きです。 他に挙げられた作品はまだ読んでませんので、なんとも言いようがありませんが。 ではまた、いつでもいらして下さいね、お待ちしていますよ。 |
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【171】 |
元祖あぶらこ (2009年03月15日 22時33分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
こんばんわ。 メルカトルさん、 丁寧な返信をありがとうございます。ここの住人の皆様は活字がご飯よりも好きな方が多いようですね。私は最近老眼でしょうか、細かい字が読みにくくなりました。いつか暇ができたらと、読みたい本はどんどん買い込んでしまう質なので、読んでない本が自室にあふれております。生きてるうちに読み切るのは無理かも。 江戸川乱歩で一番感動したのは「孤島の鬼」でしょうか。中学校の時に読んで、ハラハラドキドキで徹夜して読んでしまいました。「押し絵と旅する男」は文章の芸として一番優れているように感じました。乱歩さんの文章は、とても読みやすく、引き込まれますよね。 小森健太朗の小説は「ローウェル城の密室」しか読んでなくて。この作も大して好きではありません。この人の、雑文のセンスが洒落ていて、憧れるんですね。こんなふうな、文章を書けたらいいなあ、と。 ディクスン・カーのベストは何か?というのは思い切り票の割れる質問ですよね。私の好きなのは、「曲がった蝶番」「囁く影」「貴婦人として死す」かなあ。 わっささん、はじめまして。こちらこそ、よろしくです。 北村薫さんに作品の雰囲気がにている加納朋子さんはお好きですか?「七つの子」はさらさらと読めてしまいました。あくが強いのや、大長編を読んだ後の疲れているときは、こういうのが良いなあと。怪談は読まれませんか?ちくま書房が出している、文豪怪談名作シリーズ、怪奇探偵小説選が好きで、揃えてあります。ちょっとこっちをかじり読んで、、、今度はこっち、という感じです。怪談とミステリーは似ていると思います。 熊楠さん、はじめまして。 読書の習慣や癖もそれぞれなんでしょうね。私は音楽を聴きながらでも抵抗はないですね。自室のソファーで寝っ転がって、お酒を飲みながら、好きな本を読むのが桃源郷です。通勤時間も読めるんですが、満員なので、苦しいです。 |
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【170】 |
メルカトル (2009年03月15日 20時29分) |
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これは 【169】 に対する返信です。 | |||
熊楠さん、こんばんは。 >電車の中で活字がなくなることに恐怖(そこまで大袈裟ではありませんが^^)を感じてしまうので >読んでいる本が終わりそうだと次の1冊を必ず持って行きます。 お気持ちは良く分かるつもりです。 私の場合も、現在読んでいる小説が終わりそうな時は必ず次の1冊を用意するようにしています。 とにかく間が開くのが怖いんですね。 本というものは、他に代用品がありませんから。 私は読書の際は、音楽とかは聞かないですね。 一人部屋で、静かに読んでるって感じです。 私的にはそのほうが集中できるように思いますから。 それだけ集中力が不足しているんでしょうね。 情けないといえば情けないですが・・・^^; |
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