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【9472】 | RE:強化試合、チケット余り多数 mixtra (2016年11月16日 23時18分) |
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メルカトルさん、今晩は。 >「あの」ハルヒにミステリが書かれているとは、ちょっと意表を突かれました。 まあ…息抜き程度です。作者本人も(キャラクターを通して)恐れ多くて始める前に断りを入れたものが何編かですし、本職はSFです。なのに最高峰等と持て囃すから余計おかしくなってしまっています。 分かってみれば面白い所もありますし、ラノべらしい娯楽要素も感じますし、度々何の脈絡もなく始まるので楽しいのですが。 新聞や雑誌の短編で連載されていたら、ついつい読みたくなる引き込み方を持つ、適度な軽さです。 >いいんじゃないでしょうか。ラノベはいまだ発展途上ということで。 発展途上ですね。更に電子書籍も使っていますから、伸び代はまだまだこれからだと思いますが、標準語、と言われる言葉で書かれていないのが気に掛かります。ネットスラングが普通に出てくるラノべもあり、2ちゃんに多少なりとも足を運ばなければ通じない文も使われています。 そういった意味で「ラノべを人に紹介するなら?」であれば、ハルヒの適度な軽さと風呂敷の畳み方の上手なオチから、真っ先に推薦します。 >私はね、いまだに動機に納得していないんですよ。じゃあ、何のために自死したのか、わざわざ。 わざわざ命まで使ってこの残酷な劇中劇を遂行させた、にしてはエピソードが(2巻も使った割に)足りないと思います。首謀者もカニバリズムに走った者も。その為の誘拐も既にやり過ぎですから、バレなかった、元から歯車の噛み合わせが狂っていた、なだけでは済まされない位、出来事がありすぎます。せめて場所がもっと田舎。 後は、1巻から読み始めればこの作品に登場する人物達の心情が如何に狂っているか、で、ある程度は緩和しますが、これは根本的な解決ではないですね。シリーズ化して異常の程度が加速してしまったとしか。2、3巻を読んで1巻から方向性を変えたかな、と思ったらの4、5巻と脱出オチですので、ラノべ、やるなと思って暫く色々読み耽りましたが、どうやら入間人間さん作品が特殊な部類だとはかなり後に気付きました。 その辺りの肩透かし加減が発展途上です。 >ミステリ >これからもなんだかんだで引き継がれていくんでしょうね。 ですね。謎や話を推理して解決する楽しさ、その幅と懐の広さは、ミステリをおいて他に無いです。クイズも楽しいですが、登場人物に魅力が欲しい、好きな題材を使って欲しい、なんてアレコレ注文つけて読める娯楽はやはりミステリが最も強いのではないかと思います。 現代落語も普通に横文字使い出していますが、まだまだ懐はミステリが上です。 >ドグラマグラ 一応、周囲にレンタル屋が多いのでゆっくり探します。但、道中のBOOKOFFがかなり危険です。ついでに他の作品も見て廻ろう等と無意識に思ってしまったらもうダメで、ドグラマグラ一直線にしないと、今度は 『そして諭吉もいなくなった』という完全犯罪の成立です。 何故、自分はカゴにゲームまで入れているのでしょうか? >大頭領候補 >やはり選択肢が少なすぎますよ。 ですね。後、アメリカにも第3党『リバタリアン党』がある様ですが、存在理念がフリーダムでびっくりです。真面目な人はアホらしくてやる気でないのでは。 >盲導犬の映画とか ああ…もう駄目です。観られませぬ。 >鬼 いや…メルカトルさんから見て鬼にみえるのであれば、自分には何に写る? 既に人外の比喩。その上。 名前を阿笠栗栖茶にした。 …変なボケしか思い浮かびませんでした。 続きます。 |
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【9474】 |
メルカトル (2016年11月17日 22時31分) |
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これは 【9472】 に対する返信です。 | |||
mixtraさん、こんばんは。 > まあ…息抜き程度です。作者本人も(キャラクターを通して)恐れ多くて始める前に断りを入れたものが何編かですし、本職はSFです。 ハルヒっていうのはラノベの代表みたいなものなんですか。 ファンにとってはミステリを取り入れたことで、ますます「いいぞ、もっとやれ」ってことになったような気もしますね。ということは、遊び感覚なんでしょうね。 SFが本職?最早ラノベは一ジャンルではなく、カオスの集合体みたいなものですかね。 > 発展途上ですね。更に電子書籍も使っていますから、伸び代はまだまだこれからだと思いますが、標準語、と言われる言葉で書かれていないのが気に掛かります。 それはいけませんね。標準語で書かれなければ、いくらラノベが市民権を得ているのかもしれないとは言え、文学としては受け入れられないのでは?一般市民側としては、ですが。 > わざわざ命まで使ってこの残酷な劇中劇を遂行させた、にしてはエピソードが(2巻も使った割に)足りないと思います。首謀者もカニバリズムに走った者も。 そうですね、主犯も共犯も動機が弱すぎるってことになってしまいます。一般的なミステリ読みにとっては、おそらく意味不明と思われても仕方ないです。私は一般的な読者ではないので、悪い意味でですが、ある程度許容範囲内ですが。 > 後は、1巻から読み始めればこの作品に登場する人物達の心情が如何に狂っているか、で、ある程度は緩和しますが、これは根本的な解決ではないですね。 正直通しで読んでいないので何とも言えませんが、1巻で主人公の異常性が明らかになっているとしても、4、5巻に関してはやや不親切だと思います。慣れた読者には受け入れられるかもしれませんが、それ以外のマジョリティには不可でしょうねえ。 > その辺りの肩透かし加減が発展途上です。 それこそが持ち味だとしたら、随分ラノベとは中毒性が強いけれど、作家本位の体系を成しているようですね。 > ですね。謎や話を推理して解決する楽しさ、その幅と懐の広さは、ミステリをおいて他に無いです。 100年以上の歴史を誇りますからね。これだけ古今東西、一般大衆に受け入れられた娯楽小説は他にないとも言えるわけです。 楽しめて学べる、軽くて奥が深い、そんなジャンルを確立していますからね。 > 何故、自分はカゴにゲームまで入れているのでしょうか? それは本能みたいなものでしょうからいいとしても、あまり『ドグラ・マグラ』にこだわらないでいただきたいです。 軽い気持ちで読んでみては?などと書いてしまいましたが、映画を借りられたとして肩透かしを食らうこともあり得ますからね。そこはあらかじめご理解いただけたらと思います。 原作は一筋縄ではいかないのは間違いないですが。 > ああ…もう駄目です。観られませぬ。 『クイール』でしたっけ、育ての親のところに、盲導犬としてお役御免となって帰ってくる辺りは、やはり泣けますよ。 一旦送信 |
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