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【167】 | RE:【黒猫倶楽部】〜ミステリを語りません わっさ (2009年03月14日 22時04分) |
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メルカトルさん、お部屋のみなさま、こんばんは〜。 本日は夕方から家族の買い物に駆り出されて近くのショッピングモールへ。 家族が買い物をしてる間、本屋で買いこんだ文庫を手にド○ールで読書タイム。 コーヒー1杯で2時間近く粘ってました。 ちなみに、買ったのは以下の本です。 「The MANZAI 5」 あさのあつこ 「うそうそ」 畠中 恵 「まだ遠い光(家族狩り 第5部)」 天童 荒太 ・・・むぅ、ミステリが一冊もない^^ みなさま、人の心の機微を丁寧に、緻密に書くことができる作家さんで、おススメの ミステリってありますか? ◎メルカトルさん ◎ころころさん 言葉で仕掛けられた謎を、論理の妙でひも解いていくのがミステリであるとすると、 北村薫氏の「水に眠る」は論理ではなく、「人の想い」に重きをおいた作品集です。 これは、北村薫好きには無条件におススメできるのですが、ミステリと期待して読む と違和感が残る作品かもしれません。 とっかかりとしておススメなのは、ちょうど今、熊楠さんも読まれているであろう 「空飛ぶ馬」あたりですね〜。 あと、ころころさん、はじめまして。よろしくお願いします。 アイコンはかっぱですね。最後にかっぱを打ったのはもう1年以上前ですが、まだ 「あみだくじ」の歌が耳にこびりついてますよ^^ ◎あぶらこさん はじめまして。よろしくお願いします。 >(北村薫氏)この人はアンソロジストとしての腕達者なイメージの方が強いですね。 はい。「謎のギャラリー」のようなミステリのアンソロジーを読むと、見事な紹介の 仕方、構成をしているなと感じますね。 また、「謎物語」や「ミステリは万華鏡」などのミステリについて語られている エッセイも出されていて、非常に話し上手な方、との印象を受けています。 -- ・・・おっと、北村薫氏ネタばかりでひっぱってしまいました。とりあえず、他のネタを。 私がミステリを読み始めたきっかけは岡嶋二人氏でした。もっとも、私が読み始めた頃は 既に岡嶋二人名義の作家活動をされていませんでしたが。 その中で面白かったのは「そして扉は閉ざされた」「99%の誘拐」「クラインの壺」 あと、井上夢人名義の「ダレカガナカニイル」でした。 読まれたことがある方はいらっしゃいますでしょうか? それでは、失礼します。 |
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【168】 |
メルカトル (2009年03月14日 23時18分) |
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これは 【167】 に対する返信です。 | |||
わっささん、こんばんは。 早速のご再訪、心より感謝いたしますと同時に大変嬉しく思います。 >みなさま、人の心の機微を丁寧に、緻密に書くことができる作家さんで、おススメの >ミステリってありますか? んー(長考)・・・ わっささんに合いそうな気がするのは、朱川湊人でしょうか。 ご存知かもしれませんが、『花まんま』で直木賞を受賞した作家です。 お勧めは『都市伝説セピア』『白い部屋で月の歌を』です。 一応両方ともジャンル的にはホラーなのですが、人間描写が出来ていますし、じわじわと心に染み込んでくる感じは北村薫をも彷彿とさせます。 ちょうど今私が読んでいるのも氏の『わくらば日記』でしたので、真っ先に思い浮かんだのです。 もし興味がおありでしたらネットで検索して、わっささんの嗜好に合いそうでしたら、是非ご一読を。 もし既に読まれておられましたら、ごめんなさい。 >その中で面白かったのは「そして扉は閉ざされた」「99%の誘拐」「クラインの壺」 >あと、井上夢人名義の「ダレカガナカニイル」でした。 激しく同意します。 私が面白いと思ったのも、まさに↑に挙げてくださった作品です、100%シンクロしていますよ。 ただ、上記の作品があまりに傑作なので、他の作品が見劣りする感が否めないのは残念ですね。 みなさんももし、岡嶋二人をこれから読まれるならば、わっささんが挙げられた作品から入ると間違いないと思いますよ。 では、わっささん、またのお越しをお待ちしていますね。 |
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