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【1293】 | RE:幽霊の2/3 メルカトル (2009年12月15日 23時07分) |
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ドウコク!さん、こんばんは。 >メルカトルさんの言われる、文芸作品とは、現代の芥川賞作品などを指しておられるのでしょうか? 私はミステリ、SF、ホラー、時代小説などのジャンルがはっきりしている小説以外は全て文芸作品の括りで捉えています。 ですから別に芥川賞を目指しているような作品のみをそう呼ぶべきだと思ってはいません。 正直ミステリ関係以外は、ほとんど文芸作品だと考えていると思っていただければ間違いないと思います。 >そういった意味で、私は肩すかしを食らった気分でした。 確かに作品とタイトルから想像すると、カー辺りを髣髴とさせる作風なのかと思ってしまいますよね。 最初に『幽霊の2/3』と聞いたとき、少なくとも私にはそう思えました。 或いはホラーの要素が強い作品なのかと・・・ >つまり、復刊するということは、一度は読者から忘れ去られたわけで、逆に言うと、忘れられなかったクリスティ、カー、 >クイーン、ヴァン・ダインらの有名作品には、及ばない。 なるほど、言い得て妙ですね。 それ程簡単に偉大な先人達には追いつけない、ということでしょうか。 そうですよね、一度は絶版になった作品の復刻版ですから、何処かに忘れ去られる要素があったであろう事は想像に難くないですね。 そうでなければ何年にも亘って、重版が続いていたはずですから。 ただ、それでも十分に楽しめたのであれば、読んで損なし、とは言えるのでしょうね。 蛇足ですが、創元社の文庫版って、他の出版社に比べて割高な気がしませんか? ページ数のわりに値段が結構張る印象が強いのですが。 ではまた ^^ |
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【1294】 |
ドウコク! (2009年12月15日 23時44分) |
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これは 【1293】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 >それ程簡単に偉大な先人達には追いつけない、ということでしょうか。 はい、これが本作への私の率直な感想です。 でも、(不満を挙げた後でなんですが)本作を、かの名作に、「これこれ、こういう理由で勝る」という方がおられても、 不思議ではない、と思います。(つまり、私としては、決定的に劣っていると感じているわけではない、という意味) 「次回 女王蜂」の予定。(変えるかもしれません) では、おやすみなさい。 |
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