■ 9,999件の投稿があります。 |
【1019】 |
ドウコク! (2009年10月20日 21時49分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >法月氏は私にとってはやや理屈っぽい感が拭えませんが、それだけ真摯に己の作品と向き合っている証左かもしれませんね。 法月綸太郎氏に対しては、私は、以前は短編集や他の作家の解説でしか、記憶に残っていませんでした。 (だから、以前、「倫太郎」って間違えて表記したぐらいの認識でした。) この、「頼子のために」 にしても、そうです。 主人公のスマートさを強調する記述(これは、あくまで私の主観。合っているかどうかは自信無い。)の一方で、 この事件の犯行の動機の、トンデモナイ異常さ。(これはある意味、凄いとは思うのですけれど。) なんだかアンバランスだなって、感じて、以降、あまり興味を惹かれることがありませんでした。 うーん。 どう表現すれば、よいのでしょう? 上手く表現できませんね。 「『クイーン後継者』なら、動機なんかすっ飛ばして、ミステリ本来の記述のみに専念せんかい!」 みたいな感じでしょうか? 多分、クイーンとて、そんなことは無いのでしょうけど。 あるいは、“動機”が異常なら、全体の展開も、横溝氏 「悪魔が来りて笛を吹く」 のように、スマートさを無くしてしまえば良いのに、 って思ってもいました。 でも、メルカトルさんの、「真摯に」って表現に、この作家を見直す必要があるのでは?って、ふと思ったのです。 うむむ。 それにしても、今回の投稿も、それこそ、「理屈っぽい」 ですねー。 (こんなのだから、ご新規さんを敬遠させてしまうのでしょうか? とも思いましたが、これへの慰めレスが、もし、あったとしても、 どうか不要でお願いします。) |
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【1018】 |
メルカトル (2009年10月20日 21時46分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
みなさん、こんばんは。 東野圭吾氏『容疑者Xの献身』を読み終えましたので、書評を少しだけ。 これは間違いなく東野氏の代表作であるとともに、さすがに直木賞受賞作のことだけはあって立派な作品だと思います。 さらには各ベストミステリの1位を独占したのも頷けます。 数学者と物理学者の天才対天才の対決、地道な警察の捜査の描写、容疑者の純愛、驚愕のトリック、そしてラストの真犯人の慟哭。 どれを取ってみても一級品です。 しかも万人受けするような文章の流麗な筆致。 しかし・・・残念ながら私にとってはそう、刺激が足りませんでした。 流れるようなストーリーの中にあって、私が心底唸らされたのはそのトリックのみで、後は一流の作家の描いた名作だったと言う感慨が残っただけでした。 もう少し、探偵や犯人の苦悩が深く描かれていてもよかったのではないかと個人的には思いましたし、もっと天才同士の対決に比重を置いて欲しかった気もします。 よって登場人物の誰にも自己投影できませんでしたね。 まあ私の読書能力の限界なのでしょうか、それとももっと行間から何かを感じ取らなければならなかったのかも知れません。 これだけの高評価を受けている傑作に対して失礼かもしれませんが、私にとっては非常に読みやすいが、やや肩すかしを食らった幻の名作、といった印象です。 最後に、この作品をめぐって本格か否かという論争が起こりましたが、私は本作は本格だと思いました。 以上難癖をつけるようで恐縮ですが、読む人が読めば必ず満足できる出来栄えだとは思います。 おそらく私がへそ曲がりだけなのだと・・・。 |
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【1017】 |
ドウコク! (2009年10月19日 23時33分) |
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これは 【1016】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 >法月氏は私にとってはやや理屈っぽい感が拭えませんが、それだけ真摯に己の作品と向き合っている証左かもしれませんね。 うーむ、少し、法月氏に対して、興味が湧いてきました。 今までは、この作品のあのシーンだけが強烈過ぎて、 作者に対しては、よく分かっていませんでした。 そこで、 「次回 頼子のために」 では、おやすみなさい。 |
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【1016】 |
メルカトル (2009年10月19日 22時59分) |
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これは 【1013】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >ころころさんは謙遜されてますけど、やっぱり凄いですよね。 凄いですね、素直にそう思います。 仕事柄と言えばそれまでですが、PCに詳しい方は本当に羨ましいです。 特に動画アイコンを作成できるのは尊敬に値しますね。 >また、今はXPですが、今度、次の次の「7」が出るとか。 いや、もう出ているのかな。 私のPCはビスタですが、はっきり言ってXPのほうが数段使いやすいと思います。 ビスタ・・・残念ですが、使えない。 >さて、「生首に聞いてみろ」 なのですが、これはミステリというよりも、ある意味で究極のホラー、として印象に残っています。 >あの、石膏像が送られてきて、それを受け取った人が、像の眼が開いているのを見た瞬間! >思わず、こっちも、「キャー」 と叫び出したくなりました。 なるほど、予想外の開けてびっくり玉手箱みたいな、あのシーンはホラーを髣髴とさせる筆致になっていますね。 法月という作家ということを考えると、決して狙ったわけではないと思いますが、雰囲気を盛り上げるのには十分な描写力だったわけですね。 >犯人の隠し方など、作者の高い技術に唸った記憶もありますが、余りにもあのシーンの印象が強烈過ぎて、 >実は評価したくても、冷静に評価できません。 法月氏は私にとってはやや理屈っぽい感が拭えませんが、それだけ真摯に己の作品と向き合っている証左かもしれませんね。 これもクィーンの影響でしょうか。 ではまた ^^ |
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【1015】 |
メルカトル (2009年10月19日 22時59分) |
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これは 【1012】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、こんばんは。 >通勤時に自転車を走らせていると、この季節特有のキンモクセイの芳香が漂って来ます。 本当ですね、これ程季節感を持った香りも数少ないでしょうね。 ああ今年もこの季節が到来したんだと、実感させてくれます。 ちょっぴり淋しい季節ですが、秋の夜長を様々な形で楽しみましょう。 >先にも述べました通り、拝借モノの一部変更なだけでオリジナルではないのが >ちょっと申し訳ないのですが…、喜んでいただけてほっとしました。 いえいえ、私にとってはとても心のこもった祝辞でした。 返す返すも感謝の気持ちでいっぱいです。 >そして、感無量は、万トピまでとっておきましょうよ(^^) ハハ、ご冗談を。 それでもありがたい言葉を頂戴しまして、心から嬉しく思います。 いつまで存続できるか分かりませんが、力の限り頑張りたいと思いますので、今後ともよろしくお願いしますね。 >他の部屋で何が起きても、私に依然変わらず接してくださっているメルカトルさんには、 >とてもとても感謝しています。 私のほうこそ、お忙しい中いつも投稿していただいて、ころころさんには感謝しています。 本来ならこちらから色々な話題を提供しなければいけないのに、ころころさんに頼りっぱなしで申し訳なく思っています。 いつもありがとうございます。 ではまた ^^ |
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【1014】 |
ドウコク! (2009年10月19日 22時16分) |
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これは 【1012】 に対する返信です。 | |||
ころころさん、いかすみー。 正確には、私は、犬猫派ですね。 ただ、猫はどんな種類でも何でも来い、ですが、犬は中型から大型犬が好みです。 特に、シベリアンハスキーやゴールデンレトリバーやコリーなどを見かけたときは、本当に胸がズッキューンってなります。 その中でも、昔は、「名犬ラッシー」 の影響でコリーでしたが、今は 「クイール」 のせいでゴールデンレトリバーかも。 (あれ? ラブラドールでしたっけ?) さて、「美味しんぼ 第1位」、これは、「カレー対決」 です。 士郎が取材の全てを投入して完成させたカレー、食べてはいないけれど、説明だけで、まさに 「究極」 だと納得できました。 これを超えることはできないだろうな、と思っていた時に。 それなのに、その後で、まさかの雄山のあの一言。 「ふふふ、では、皆さんにカレーの真髄をお見せしよう。」……! その傲岸不遜なセリフがただのハッタリではなく、雄山の飛び抜けた優秀性が証明され、士郎が完膚無きまでに叩きのめされた後。 またしても、勝負は混迷する! 更に、最後に雄山が吐く捨てゼリフ、「本当の勝者は誰か、士郎、お前には分かっているはずだ。」 うーん、この展開には、本当にシビれました。 多分、ここぐらいまでは、リアルタイムで読んでいたと思います。 最新号が、とても待ち遠しかったのが、今では懐かしく思い出されます。 |
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【1013】 |
ドウコク! (2009年10月19日 21時48分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 ころころさんは謙遜されてますけど、やっぱり凄いですよね。 それにしても、あんなのを保存しておけるなんて、大変な容量を持つPCでしょうね。 私のは、メモリが1Gで、HDDが120Gです。 安さにつられて、ワード・エクセルの付いていないのを買ってしまい、 (店員も事前に説明しろよな……)、慌てて後から、ソフトを買い足して、結局は高くついた苦い思い出があります。 ちょうど1年前に、インターネットを接続したため、以前の256Mでは対応できなくなったので、新しいのに買い替えたときのことです。 今は、これで充分ですが、新たなことにチャレンジしたとき(例えば動画など)、きっと足りなくなるのでしょうね。 また、今はXPですが、今度、次の次の「7」が出るとか。 いや、もう出ているのかな。 さて、「生首に聞いてみろ」 なのですが、これはミステリというよりも、ある意味で究極のホラー、として印象に残っています。 あの、石膏像が送られてきて、それを受け取った人が、像の眼が開いているのを見た瞬間! 思わず、こっちも、「キャー」 と叫び出したくなりました。 恐らく、何の予備知識も持たずに、それを美術館などで見ても、何の違和感も抱かなかったでしょうが、 それまでに作中で、その不可能性を滔々と説明されていただけに、本当にゾーッとし鳥肌が立ちました。 犯人の隠し方など、作者の高い技術に唸った記憶もありますが、余りにもあのシーンの印象が強烈過ぎて、 実は評価したくても、冷静に評価できません。 それほど、アレには驚かされましたよ。 |
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【1012】 |
ころころ (2009年10月19日 15時38分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
お部屋の皆様、こんにちは〜。 通勤時に自転車を走らせていると、この季節特有のキンモクセイの芳香が漂って来ます。 花の季節にならないと、普段は何の木か忘れてしまうような目立たない樹木が、 「どうだ、ようやくオレの季節が来たんだぜ!」 とばかりに自己主張しているように思えますね。(^^) ・ドウコク!さん。 >うっひゃー、凄いですね。 こんなの、どうやって作るのか(たとえソフトがあったにしても)、全く見当も付きません。 私も見当つきません(笑) というのも、普段からいろんなところを見ていて、面白そうなAAを見つけては コピーさせていただきストックしておいてるだけなのです。 それを一部分だけ文字を変えたりして、使わせてもらっています。 いわば言葉悪く言うとパクリ。綺麗に言うとお借りしている…と。 >(それにしても、紐を引っ張っているのは、猫ちゃん? キャーワイィーっす。) はい!ドウコク!さんもネコちゃん好きなんですよね。 メルカトルさんも猫派なので、ちょうどいいかな?って(笑) >むむ、「通りゃんせ」 だと予想していたのに、当たりませんでした。 やはり、私はワトソンです。 実は、それも考えて居たのですけど、通りゃんせはけっこう有名なので、 今さらかな?と遠慮しました。 ・メルカトルさん。 >感謝、感謝の気持ちでいっぱいで、胸もいっぱいで、感無量です。 先にも述べました通り、拝借モノの一部変更なだけでオリジナルではないのが ちょっと申し訳ないのですが…、喜んでいただけてほっとしました。 そして、感無量は、万トピまでとっておきましょうよ(^^) >至らぬ主ではございますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。 至らぬ訪問客ですが、私の方こそよろしくお願いいたします。 他の部屋で何が起きても、私に依然変わらず接してくださっているメルカトルさんには、 とてもとても感謝しています。 「魍魎の匣」厚みで言うとやっと1/9くらいを通過…。ゴールは遠いな〜。(笑) では、また(^^)ノ |
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【1011】 |
ドウコク! (2009年10月18日 22時46分) |
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これは 【1010】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、再びです。 「生きる」 の解釈は、多分、合っていると思いますよ。 >それだけ洋画に魅力を感じていない、と言ったほうが正解かもしれません。 うむむ、これには、大分、突っ込みたい気がするのですが……。 でも、そうすると、長くなりそうなので、ここは敢えてしません。 次回はミステリに戻ろうと思います。(と言いつつ、ここ最近、全く読んでいません。 「骸の爪」 を買おう、とは思っているのですが。) 「次回 生首に聞いてみろ」 おやすみなさい。 |
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【1010】 |
メルカトル (2009年10月18日 22時33分) |
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これは 【1009】 に対する返信です。 | |||
ドウコク!さん、こんばんは。 >いえ、謙遜とかではなく、本当に知りません。 というよりも、あまり興味が湧かない、が正解でしょうか。 そうなのですか、最近多くの邦画が頻繁に封切されているので、その辺りにも原因があるのではと思いますが。 言ってみれば食傷気味なのではないかと。 少なくとも私にとってはその傾向が強いですね。 まあ興味が沸いてきそうな題材を扱った作品が少ないという事もありますけど。 >ほほう、この発言は、興味が湧きますね。 もちろん、ミステリ関係でしょうか? >それとも、動物系? 実はそれ程でもないんですけれど。 それだけ洋画に魅力を感じていない、と言ったほうが正解かもしれません。 最近洋画を観ていないせいか、俳優を全く知りませんが、その点邦画は配役だけは安心して見られますからね。 >ところで、「生きる」 のラスト・シーンは、もうね、名シーン中の名シーンですよ。 黒澤監督といえば、時代劇のイメージが強いですが、シリアスな人間ドラマの名画も結構撮っているんですよね。 特に『生きる』は名作の誉れが高い作品のようです。 おっしゃるシーンは、それまでの人間ドラマが集約されており、名作と呼ばれる所以だと思います。 観ていないのに勝手に想像で書いておりますが、間違っていましたらご容赦下さい。 ではまた ^^ |
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