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【4439】 |
ドウコク (2011年05月22日 23時05分) |
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これは 【4434】 に対する返信です。 | |||
すいーとぽてとさん、こんばんは。 自称、浪速のスカーです。 額にバッテンのキズがあって、エルやマスタング大佐を狙っています。 (ウソです、ごめんなさい。) >娘の希望で予約申し込みしましたが、予約が多いみたいで、かなり待たないと駄目みたいです。 これに関しては、以前メルカトルさんがご指摘の通りのようですね。 上手く順番がかみ合うことを、お祈りいたします。 なお、私は多分、読みません。 >「プリンセス・トヨトミ」。。歴史好きとしては、名前にくいつきましたが、「20世紀少年」の様な異空間の様な物語ですか? 浦沢氏の「20世紀少年」は読んでいないので、何とも言えないですが。 「プリンセス・トヨトミ」、“異空間の物語”ではないです。 普通の日常の話で、途中で少しだけ飛躍する、みたいな印象。 なお、横レスですが、「錬金術」は、現実に、「鉛や銅を金に変える」として、中世ヨーロッパで行われていたようです。 ただし、実際には、手品や詐欺だったようですが。 私の知っているのでは、ルパンで出てくるカリオストロが、錬金術師だったようです。(つまり、詐欺師) その一方で、「物質の変換」というのを探る過程で、学問としての「化学」が発達したプラス面もある模様。 |
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【4438】 |
ドウコク (2011年05月22日 22時37分) |
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これは 【4433】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >そんなに効果があるのなら、一度買ってみようかな。 「ベランダに吊るす虫よけ」(玄関や台所の窓でもOK、人間には無臭)、そんなに高いわけではないので、試す価値はあるでしょうが。 ただ、あくまでも「外部からの侵入を減少させる=虫が寄ってきにくくする」、だと思います。 私の場合の効果は、夜になるとPCの画面にいつの間にか張り付いている小ムシ、以前は夏場に1日1、2匹だったのが、 吊るしてからは、1週間に1匹を見かける程度、という感じです。(=根絶、ではないし、内部で発生している分への効果は不明。) >それに大河ドラマ、これは結構歴史の勉強になるのでしょうか。 どうなのでしょう、私は「勉強」というよりも、あくまで「ドラマ」として見ています。 やや大げさに言えば、「黄金の日々」のOPの高揚、石川五右衛門の「大坂城討ち入り」の興奮を、もう一度味わいたい、みたいな。 また、少し前までなら、大河ドラマも史実に忠実だった(=あり得ない場面の話の挿入は、無い)のですが、 昨今では、そういうのは二の次になっているようで、「歴史の勉強」という意味でなら、逆効果のような気もします。 ※今日の「江」も、ヒドかったー。 なお、「ロバのパン屋」の動画の件ですが、コメントの欄で、岡山の尾道ほか、広島、香川などの言葉があったので、 西日本では、かなり広範囲に認識されているようですね。 さて、京極夏彦氏「魍魎の匣」、つづき。 >そのツッコミは是非お聞きしたいです。 これについては、明日以降に。 まずは、昨日に引き続いて、本作の称賛。 >例えば、「箱を抱いた燕尾服の男」(だったかな?)に関する子供たちの証言の数々。 いやあ、ここも良かったですね。 長いお話の中で、それが占める部分はページ数でいうと、ほんの少しなのですけど、とても印象的で上手く挿入された、と思います。 (おそらくは、証言の一つ一つにまで作者は吟味し、推敲の上に練り上げたのだろうな、という苦労も評価して。) ふと、「口裂け女」に関する騒動を、想起しました。 あと、私が評価したいのは、エンディングです。(以下、ギリギリ、ネタバレに迫っているのは、お許しを。) あの、匣の中身と持ち主の挙動のエピソード、この幕切れが、何とも表現できない読後感でした。 一言で、「不気味」とも違うし、「哀愁」でもないし、「不条理」とはもちろん違うし、「ハッピーエンド」なんかとは絶対に言えないし……。 とにかく、簡単に一言でくくれず、今までに味わったことのない、とても後を引くラストだったと思います。 |
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【4437】 |
かをるん (2011年05月22日 20時12分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
さて、ここから改めましてご挨拶です^^ 突然おじゃまさせていただいて、ミステリなんてちょこかじりくらいだったのに 快く受け入れてくださって、本当にありがとうございました。 このたび、いろいろと考えた末、ピワを卒業させていただくことにいたしました^^ 少し前から考えていたのですが、こちらのみなさんとお知り合いになれて 「魍魎の匣」という作品を教えていただいたので、これを読み終わったら・・・と 思って過ごしていました。 なので、早く読み終わってしまう(=早くお別れが来る)のがイヤで 仕事を言い訳にしながら、本当はわざとスローペースになっていたかもしれません。 楽しい「出会い」や「再会」をいただいたメルカトルさん始め、お部屋のみなさまに 心からお礼申し上げます。 そうそう。 先日、ある方に 「かをるんのお気に入りのトピや住人さんは?」という質問をされたので こちらのお部屋をご紹介させていただきました。 その方もミステリ好きで、こちらのお部屋をとても気に入られたそうで 「すばらしいトピを紹介してくれてありがとう」とおっしゃっていただきました^^ (ドウコクさんのHNの由来は「慟哭」から?なんていうご質問もいただきました。 わからなかったので、もし、ご本人がいらっしゃったら、答えてあげてください^^) あちこちに書き込みをされるのが少し苦手なようなので、すぐには書き込み されないかもしれませんが、ずっとROMされていらっしゃるので こちらのお部屋の魅力に引き寄せられて、つい・・・なんて事があるといいなあと 思っています^^ それでは。 メルカトルさん、ドウコクさん、ころころさん、びなぞうさん、すいーとぽてとさん 短い間でしたが、お話してくださって、ありがとうございました^^ (オーサーさんはあちらで^^) みなさんに、これからも素敵なミステリとの出逢いがたくさんありますように。 また、みなさんとみなさんのご家族や大切な方々が、ご健康で、楽しくお過ごしになられますように。 そして、ゴールデンゼウスさんが、お元気でこちらへお戻りになられますように。 最後に、私からみなさんにこの曲を贈ります。 ありがとう / KOKIA http://www.youtube.com/watch?v=STl8wqvtbqo&feature=related 心からの感謝をこめて。 かをるん |
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【4436】 |
かをるん (2011年05月22日 19時32分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
だお〜ん♪ ((*・⊥・*))ノ こんばんは^^ ●メルカトルさん 次、何を読もうかなーって思ってたんですが (有力候補は「殺戮にいたる病」と「ハサミ男」) 先に「翼ある闇」を読もうと思います。本屋さんに注文に行ってきます。楽しみ♪ >先の展開を読んで自分なりの推理 これ、いろんな方に読み方とか観方を尋ねたんですが「そんな読み方(観方)、つまらない。」と 一蹴されました・・・orz 多くの方は、作者のトラップを純粋に楽しまれてるんですね〜^^ 私、ひねくれてるのかなあ。 >予想通り なぜその予想に至ったのかを説明したいけど、恐らくネタバレになるのでやめておきますね。 みなさんと直接会ってお話できたら、こんな話題にきっと花が咲くのでしょうね^^ >感情移入 >榎木津よりも、やはり京極堂に惹かれるのでしょうか キャラ設定がとてもおもしろいので、それに限って言えば「アニメで見たい」と思ったんですが (好きな声優さんの声でセリフを聞きたいという意味です) このストーリーを映像で再現するのは難しいだろうなあって思ったし、脳内再生だからこそ おもしろいのかも・・・と思いました^^ (でもアニメは見るつもりです(声優陣がいい感じなので^^)) 登場人物に関しては、女性たちの人格が逆転していくのも私は好きです。 京極堂に惹かれるのは、単に私がM・・・いえ、なんでもないです。(お屋形さまに叱られる・・・ すてきな作品を紹介してくださって、ありがとうございました^^ ●ドウコクさん 残念ながら、メルカトル教官のお仕置きありませんでした(小声 こんな事書いてると、仕舞いにお屋形さまからお仕置きが・・・ >「作者の罠にハマる」のを楽しんでいる メルカトルさん宛にもかきましたが、周りに聞いたら、ほぼ同じ答えでした。 一人、変わっていたのは 「ミステリ映画を見に行く時は、本屋で原作本のラストを立ち読みしてから行く。」というお答え。 オチがわかった上で、そのオチに流れ着く様を、純粋に楽しむのだそうです^^ >その部分は「後だしジャンケン」のような気も 後だしジャンケン(笑)そうです、そんな感じです^^ ヒントに隠された真実があるのはいいんですけど(そこを予想して楽しむ) そこまでにまるで出ていない部分を「セリフ」で補われると「ずるーい」って思っちゃうんです^^ ・・・やっぱり、ひねくれてるのかも。 >「建物の正体を予想できた」とは、凄いです 前述の通り、ネタバレになっちゃうと思うので書けないんですが 予想到達したのは「段落3(誘拐事件)」を読んだ時です。(段落って表現でいいのかなあ?) 段落3を読み終わるまでの3つの要素がヒントになって、プラス、あるちょっとした知識があったので そこから予想しました^^ もちろん、読み終わるまで確信はなかったんですけど、当たりました。 ↓分けます〜 |
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【4435】 |
かをるん (2011年05月22日 19時32分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
↑つづきです〜 ●ころころさん 無事に「魍魎の匣」読み終わりました〜^^ とりあえず、今の興奮冷めやらぬうちに、アニメを観てみようと思っています。 映画は・・・たぶん、スルーします(笑) >「邪魅の雫」ようやく読了! >いやあ〜、私の予感が何となく当たってしまったぁ ころころさんも、予想しながら読む派ですか?(お仲間かもとちょっと期待v いろんな方にお聞きしたんですけど、私、少数派どころか、孤立しました・・・orz >京極堂メンバーの出て来る作品が他にもあるようなのですよね う。めっちゃ気になります。 というか、パロディーが見たい・・・(邪念 話が飛びますが、ころころさんがお部屋で使っていらっしゃる文末の「ころ」が とてもかわいくて好きです^^ ●びなぞうさん >ほぼ同時期に、同じ本を読んでる方がいらして、なんだか楽しくなってしまいます 私も「今、どの辺り読んでおられるのかな〜」とか思って、なんだか妙に高揚してました^^ >ある部分で、私は迷子になりました これが、わからなくて・・・どの部分だったんでしょう? 気になっています^^ 今は「十角館の殺人」読まれていらっしゃるんですね。 楽しんでくださいね^^ ●すいーとぽてとさん いつもすれ違ってばっかりで、なかなかお話できてなくて残念でした。 お料理のお話とか、お子様のお話とか、したかったなー。 私の「魍魎の匣」の感想は、スルーしてくださいませ。(読まれる前に楽しさ半減させてしまいそうで・・・ アイコン、作っていただいたんですね。すてきだなあ。悟空(悟飯?悟天??)かわいいです^^ 私はベジータが好きでした^^ ●オーサーさん >「黒い家」 心惹かれてます。題名からして、ものすごく惹かれてます。 >戦国ネタ 戦国ネタといえば、信長と蘭丸のお話をまだ、お聞きして・・・ごめんなさい。 |
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【4434】 |
すいーとぽてと♪ (2011年05月22日 17時14分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん お部屋の皆さん こんにちは(*^^*) いや〜延長したくなくて、頑張って読み終えました「姑獲鳥の夏」♪ メルカトルさんが、「エンターテイメントとして読んで下さい。」と言われた理由もよく分かりました。 最初の方は、時代背景なども、「横溝正史」っぽくて、ドロドロ感があるのかとドキドキしてしまい、短距離で言う“スロースターター”のようで、なかなか前に進めなかったんですが、半分を過ぎたくらいから“加速”が始まり、ゴールまで、一気に読み終えました。 まず、冷静沈着な京極堂、摩訶不思議な榎木津、そして、人間臭さ漂う関口。 それぞれが、違った魅力で物語の中心にいて、しかも誰が欠けても物語が成り立たない構図が、上手く出来ているな〜と思いました。 物語の途中から、犯人の目星はつきましたが、(現実には犯人であって犯人ではなかったようなものですが。。)運命に翻弄された悲しい生涯でしたね。 ところで、物語の中に、「ホムンクルス」やら「錬金術」と言う言葉が出て来ましたが、昔からこの様な事が行われた(行えると思っていた)のでしょうか? 漫画「鋼の錬金術師」と被ってしまいました(^^:) あと、ひとつ疑問が、、、藤牧氏は「梗子」と「京子」が区別出来なかったのでしょうか??生涯ただ1度の恋だったのでは??・・とそこだけがスッキリしないのですが。。。 ☆ぴなぞうさん 無事、「姑獲鳥の夏」読み終えました♪なかなかのエンターテイメント作品でした。 出来れば、登場人物のイメージを持ったまま、「魍魎の匣」に取り掛かりたかったのですが、先に予約しておいた本が届いたので、そちらを読んでからチャレンジしようと思っています(^^) ラドクフリフ君が虐待を受けているのを観る事に耐えられそうにないので、、、観るのは考えます(^^;) ☆ドウコクさん 「KAGEROU」・・・水嶋ヒロ君の書いた本ですね。 娘の希望で予約申し込みしましたが、予約が多いみたいで、かなり待たないと駄目みたいです。(><) もう読まれたんでしょうか? 「プリンセス・トヨトミ」。。歴史好きとしては、名前にくいつきましたが、「20世紀少年」の様な異空間の様な物語ですか? ☆ころころさん 「汗蒸幕」確かに「YOSA」に似ていますね(^^) 体験後、しばらくはお肌もツルツルで、お化粧ノリが良かったんですが、日が経つにつれ。。。。(^^;) ずっと通うのは無理ですが、また行こうかな・・・と思います♪ ☆メルカトルさん アイコン。。。私には作れない事だけはハッキリと判りました(苦笑) 「不快感」番組。。 関西人なので、お笑いは嫌いじゃないです。笑点や漫才なども観ます♪ 笑いの質が違う、恐妻家をネタにしたり、ランキングでお互いを罵倒したり、珍回答で笑いを取ってる様な馬鹿馬鹿しい番組が好きではないです(^^;) 。。。といっても、TVが無くても平気な質なので、TV自体を余り見ませんが。。 姫路は神戸のような洗礼された街ではなく、変にハイカラで、城下町の風情もない。。。妙なバランスの街だな〜・・と言うのが私の持つイメージです。 住んだ事が無いので偏見ですが。。(^^;) |
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この投稿に対する 返信を見る (3件) |
【4433】 |
メルカトル (2011年05月21日 23時32分) |
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これは 【4430】 に対する返信です。 | |||
ドウコクさん、こんばんは。 >画期的な商品、あるいは私の知らない商品でも、あればいいのですが。 消臭剤も芳香剤も、おそらくどのメーカーのどの商品でも似たような原材料で出来ていると思いますので、なかなか画期的な商品を見つけるのは難しいかもしれません。 >ですが、「ベランダに吊るす虫よけ」というのを、去年発見し、とても効果があったようなことがありましたので。 そうですか、それは是非試してみたいですね。 我が家も夏場は小バエがどこからともなく発生して、特に台所は鬱陶しくて仕方ありません。 「小バエ激取れ」とか言う、小さな容器に特殊な薬が塗りこんである商品があったのですが、確かに結構取れましたが、それでも際限なく湧き出てくるんですよね。 そんなに効果があるのなら、一度買ってみようかな。 >歴史の知識は、大河ドラマ+司馬遼太郎、がベースですね。 そこに、何か他のモノで知ったのが付け加わった感じ。 なるほど、そう言えばドウコクさんは司馬遼太郎氏も読まれていたんですよね。 それに大河ドラマ、これは結構歴史の勉強になるのでしょうか。 私はあまり見ないものですから、正直よく分からないんですよね。 ドラマでありながら、教養番組ということで、私のようにバラエティばかり見ていてはいけないわけですね。 >わはは、バンバン。(机を叩いてウケている音) ご紹介ありがとうございます。 初めて聞きました。 そうですか、ころころさんもご存知だったようで、私はそちらの方がびっくりでした。 まさか幼少の頃に聞き馴染んでいたあの歌を、同じ様に大阪でも聞かれていたとは・・・ かなり広範囲に展開されていたようですね。 でも確か、あのろばパン本舗というのは中部地方に本社があるのだと聞いた事があります。 >まさに、昭和の香りがギッシリ詰まっている印象です。 一度、このパンを買ってみたかった。 子供の頃よく食べていましたが、美味しかったですよ。 普通のあんぱんみたいな感じではなく、蒸しパンに近い形状をしていましたね。 そう言えば、最近といっても二年ほど前ですが、久しぶりにこの歌を聴きました。 ロバのパン屋は健在でした。 >これがどうつながるのか、不思議だったのですが、鮮やかにつながっていたと感じました。 そうなんですよね。 一見無関係のように見える複数の事件が、収束に向かってゆっくりと繋がっていく様は、さすがに京極氏、確かな手腕だと思いますね。 京極氏の最高傑作との呼び声も高いのも十分頷けるというものです。 >しかも、何やら一般人には危険そうな巨大な建物まで出てきて、不気味な雰囲気が満溢。 この巨大建造物が実はこの物語の●ですから、その辺りの雰囲気作りや建物の描写にも抜かりはないですね。 それにしても美馬坂の不気味さは出色だと思います。 >普通なら収集がつかないようでも、一つにまとめあげ、 >その奥に意外な真相を用意していた、作者の手腕、お見事だったと思います。 全くおっしゃる通りだと思います。 例えば、「箱を抱いた燕尾服の男」(だったかな?)に関する子供たちの証言の数々。 誠に簡潔な箇条書きをされていますが、不気味な雰囲気を盛り上げるのに一役買っている気がします。 私はなぜかこのエピソードがとても気に入っています。 少しホラー・テイストも味わえていい感じだったですね。 >ニ、三、ツッコミを入れたいところもありますけど、全体としては、読む労力に値する傑作だと感じました。 そのツッコミは是非お聞きしたいです。 この作品のどこにツッコミどころがあったのか、正直想像がつきませんが、非常に興味深いです。 ではまた ^^ |
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【4432】 |
ドウコク (2011年05月21日 23時22分) |
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これは 【4429】 に対する返信です。 | |||
かをるんさん、じょゆ〜ん♪ 読了、お疲れ様でした。 >とっても遅くなりましたが、感想文の提出です。 ふふふ、鬼のメルカトル教官は、一体どのように採点なされるのでしょうか? 不適当な感想には、お仕置きがあるかも、ですよ。 (ウソ、ごめんなさい。 めっちゃ優しいです。) >みなさんは、こういった作品を読まれる時って、犯人やトリックを予想しながら >読まれるのでしょうか? >それとも、詮索はせずに、楽しまれるのでしょうか? 私の場合ですが、以前は「予想しながら」でしたが、今はあまり考えず、「作者の罠にハマる」のを楽しんでいる、という感じです。 というより、現在の状況、より正確には、「真相を見抜きたい」よりも「伏線かミス・リードかを、当てたい」ですね。 ですから、「これは伏線なのではないか」と思えるような、違和感を感じるページは端を折って、 そして、後から自分の見込みが合っていたのかどうか、チェックしています。 >私は前者なので(映画などを見る時もそうです)“中禅寺だけが知っている事柄”が >なければ事件が解決しないというのが、ちょっとだけ不満でした。 なるほど、このご指摘は、気づきませんでしたよ。 事前に、メルカトルさんから、「エンターテインメントとして捉えてほしい。」という注釈がありましたので、 本作をミステリ的な観点から、深く考えてはいませんでした。 そう言われると、確かに、その部分は「後だしジャンケン」のような気も、してきました。 ※編集 追加 「建物の正体を予想できた」とは、凄いです。 |
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【4431】 |
メルカトル (2011年05月21日 23時00分) |
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これは 【4429】 に対する返信です。 | |||
かをるんさん、こんばんは。 >「救いのなさ」「やりきれなさ」「理不尽さ」こういう要素が強い作品が好きなので >読後感としては、満足です。 でしたら、麻耶雄嵩氏の『翼ある闇』(講談社文庫)はかをるんさんにはもってこいの作品だと思いますよ。 ただ、京極作品のように人間が描けていないとは思いますので、その点は物足りなさを感じるかもしれませんけどね。 しかし衝撃度は勝るとも劣らないと思いますよ。 少し前まで本書はやや入手困難になっていましたが、今なら書店に在庫がない場合、注文していただければ入手可能だと思います。 すみません、またゴリ押ししてしまいました。 まあ、ご参考までにということで。 >私は前者なので(映画などを見る時もそうです)“中禅寺だけが知っている事柄”が >なければ事件が解決しないというのが、ちょっとだけ不満でした。 なるほど、かをるんさんは大変思慮深い方のようですね。 読書にもその姿勢が現れているような気がします。 ミステリをよく読まれる人でも、なかなかそこまで先の展開を読んで自分なりの推理を構築される読者は少ないと思います。 その点、かをるんさんの読書に対する真摯さは大変見習うべきものがあると思います。 素直に感心しました。 >最初の殺人未遂事件、森の中の建造物の正体、加菜子出生の秘密、などは >ほぼ予想通りでしたが 予想通り、それは凄いですね。 私なんかは終始圧倒されっぱなしで、そこまで推測しながら読み進む事など、全く考えも及びませんでしたよ。 しかし、なかなか鋭い洞察力ですね。 京極作品初体験の方とは思えないような、観察力や推理力ではないでしょうか。 さすがです。 >久保が堕ちていく流れや、関口が最後どんどん引きずり込まれていく様子は、ぞくぞくしました。 >そして、ラストがいいっ。 そうですね、これだけの大作にも拘らず、散文化せず結末に向かって全てが回収されていく様は、非常に読み応えがあると思います。 特におっしゃるように、関口が彼岸へ向かってしまいそうになる心情が手に取るように分かります。 やはりこの作品でも関口は、読者側のスタンスを貫いているようです。 ですから、感情移入もしやすいのではないかと思います。 勿論、ラストも含めて、本作は日本のミステリ史に残る名作だと思いますね。 これならば、日本推理作家協会賞を受賞した理由も分かる気がします。 >私の頭の中では、すっかり「男前でどSな中禅寺秋彦」が出来上がっていて さすがに主役ですね、女性にとっては躁病気味の榎木津よりも、やはり京極堂に惹かれるのでしょうか。 まあどちらも男前なのでしょうが、タイプが全く違うのがまた面白いですね。 >・・・ああ、なんというか、みなさんの感想には到底及ばない稚拙な感想文で >本当にすみません(>_<; とんでもないです。 率直な感想をありがとうございました。 かをるんさんの本作に対する思いが伝わってくる、素晴らしい書評だと思いますよ。 ではまた ^^ |
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【4430】 |
ドウコク (2011年05月21日 22時38分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
メルカトルさん、こんばんは。 >だから、簡単には消臭出来ないとか。 画期的な商品、あるいは私の知らない商品でも、あればいいのですが。 従来、夏場に蚊こそ居ないのですが、小さい虫が入ってくるのは嫌だったのですよ。 ですが、「ベランダに吊るす虫よけ」というのを、去年発見し、とても効果があったようなことがありましたので。 >独学で勉強されたのでしょうか? 歴史の知識は、大河ドラマ+司馬遼太郎、がベースですね。 そこに、何か他のモノで知ったのが付け加わった感じ。 独学と言えば、そうなるかな。 >http://www.youtube.com/watch?v=3Ck5JKVaGRM わはは、バンバン。(机を叩いてウケている音) ご紹介ありがとうございます。 初めて聞きました。 まさに、昭和の香りがギッシリ詰まっている印象です。 一度、このパンを買ってみたかった。 さて、本日より、京極夏彦氏「魍魎の匣」。 今までにも、ところところで書いていますが、超一級品のエンターテインメントですね。 まず、冒頭の、旧かな遣いでの列車内の話と、ある少女の事故の話、その後のバラバラ殺人の話、まったく無関係そうで、 これがどうつながるのか、不思議だったのですが、鮮やかにつながっていたと感じました。 しかも、何やら一般人には危険そうな巨大な建物まで出てきて、不気味な雰囲気が満溢。 びなぞうさん宛てにも書きましたが、木場刑事が関口を脅しつけるところなんか、ゾクゾク。 てんでんバラバラのようなエピソードに、妖しげなテイストを漂わせて、 普通なら収集がつかないようでも、一つにまとめあげ、 その奥に意外な真相を用意していた、作者の手腕、お見事だったと思います。 ニ、三、ツッコミを入れたいところもありますけど、全体としては、読む労力に値する傑作だと感じました。 |
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